在宅バイトに向いている人とは?条件別で挑戦したい仕事をチェック

働きたいけれど自宅近くにいいバイトが見つからない、自分のペースで仕事がしたいという人は少なくありません。さまざまな事情で外で働けない人もいるでしょう。そんな人におすすめなのが在宅でもできるバイトです。どんな仕事があるのかご紹介します。

こんな人は在宅のバイトに向いている

リモートワークのイメージ

(出典) photo-ac.com

もしかして、あなたはこんな人ではありませんか?もし、当てはまるものが1つでもあったら、在宅でのバイトに向いている人かもしれません。複数当てはまる人は、すぐにでも在宅のバイトを探すことをおすすめします。

  • 人と一緒ではなく、一人で過ごすのが好きだ
  • 人に合わせるより、自分のペースで何かをするのが好きだ
  • パソコンに慣れている、好き、得意
  • シフトなど決まった枠で働きたくない、または働けない事情がある
  • バイト先への通勤に時間をかけたくない、または移動手段が限られている
  • 自宅にいなければならない家庭の事情がある
  • 人見知りなので、大勢の人と一緒に外で働くのが苦手
  • 仕事をしたいが、家の近くによい仕事が見つからない
  • まだ働いた経験がないので、まずは家で一人でできる仕事をしてみたい
  • 仕事にブランク期間があって、いきなり外で仕事をするのはまだハードルが高い

在宅バイトのメリット・デメリット

考え事をする女性

(出典) photo-ac.com

在宅バイトは、「自宅で働ける」ことがプラスにもマイナスにもなります。在宅バイトを始める前に、メリット・デメリットを理解しておきましょう。

メリット1:自分の都合に合わせて働ける

成果報酬制の在宅バイトを選択した場合、必要なのは成果物の納品のみです。作業場所・作業時間は自分の裁量で決められるため、自分の予定・都合を優先してスケジュールを組めます。たとえば旅行の合間にバイトを入れたり、朝から晩までバイトに没頭したりすることも、在宅バイトなら可能です。

また、通常のバイトはシフトの兼ね合いなどがあり、必ずしも希望日に働けるとは限りません。急に休むのも難しく、予定を諦めなければならない場合もあるでしょう。しかし在宅バイトなら、自分の都合を優先できます。「昨日5時間働いたから、今日は休み」と決めても、誰も文句を言いません。

自由度の高い働き方ができ、理想のワークライフバランスを実現しやすくなります。

メリット2:人間関係トラブルが少ない

在宅バイトは、基本的に個人作業となります。ほかの人との連絡・やり取りは全てインターネットを通じてするため、直接的にコミュニケーションを取る場面はわずかです。人と協力して働いたり、深く関わったりすることが苦手な人でも働きやすいでしょう。

実際のところ、仕事内容よりも人間関係トラブルが原因で「バイトを辞めたい」と考える人は少なくありません。「人との関わりが少ない」ことは、すぐにバイトを辞めてしまうリスクを大きく低減させることにつながるのです。

デメリット:高い自己管理能力が必要

在宅バイトは自由度が高い分、自己責任を問われる部分が多くなります。まずスケジュールや進捗管理を行うのは自分です。決められた納品日に間に合うようスケジュールを組み、着実に予定をこなさなければなりません。

また、自分が体調を崩しても代わりはいません。在宅バイトを確実にこなせるよう、しっかりした体調管理も必要です。体調を壊して納品が遅れれば、報酬を得られないのはもちろん、依頼してくれている相手からの信頼まで失ってしまうかも。「もうあなたには依頼しません」と言われた時点で、簡単に収入が途絶えてしまうでしょう。

在宅でもできるバイトがたくさんある

デザイナーのイメージ

(出典) photo-ac.com

仕事は家の外でするもの、そう思い込んでいる人も少なくないでしょう。しかし、ITがこれだけ発達している現在。PCとインターネットの環境さえあれば、自宅でできる仕事がたくさんあります。たとえば、こんな仕事はいかがでしょうか?

特技を生かした仕事

  • 英語を使った仕事
  • 翻訳
  • 占い師
  • イラスト制作

今はインターネット上のシステムで受発注をしたり、個人ブログ上で受発注をしたりすることができる時代です。翻訳はライティング業ですからそもそも在宅ワークの業界。それに英会話レッスンをSkypeで行えるシステムもあります。占いやイラストをブログから受注して、メールなどで納品することも可能です。

パソコンとスキルがあればできる仕事

  • Web制作
  • Webコーディング
  • Webデザイン、紙デザイン
  • アプリ開発
  • 文字起こし

制作の仕事は、制作環境があるところが仕事場。制作に必要なPCやグラフィックソフト、編集ソフトなどが自宅にあれば、自宅で受発注することができます。紙デザインで必要な印刷も、現在では安くて高品質なネット印刷が主流。デザインから印刷データを納品するまで、PC一台とネット環境があれば、いつでもどこでも行うことができます。

経験不問でできる仕事

  • 採点
  • PC打ち込み(データ)
  • ライティング

特技もスキルもなく、在宅ワークの経験がないという人でも可能な在宅アルバイトはあります。タブレットを使って採点や、エクセルを使ってのデータの打ち込み、ワードを使ってのライティング(記事作成)の仕事などは、いずれもデバイスがあれば可能。簡単な仕事も豊富にあります。

報酬は?

計算機とお金

(出典) photo-ac.com
在宅だから安いわけではない

在宅でできる仕事は多岐にわたり、報酬も非常に安いものから高単価案件まで様々です。在宅でできる仕事=安い仕事ではなく、仕事の内容によって報酬が決まります。
専門スキルが必要なほど高い

在宅バイトの報酬は、スキルに比例します。Web制作やアプリ開発などPC関連の仕事は、一定のスキルがなければできません。翻訳にもスキルが必要です。このような仕事はいわばプロの仕事なので、報酬はアルバイトの一般水準よりも高く、在宅アルバイトの中でも単価が高いです。

専門ソフトが必要なほど高い

制作やデザインをする仕事にはAdobe Creative Cloudなど専門の有料ソフトが必要になります。それだけ成果物にクオリティが求められる分、報酬も高くなります。

実際に在宅バイトを始めるなら?

パソコンに向かう女性

(出典) photo-ac.com

在宅バイトをしてみたくなったとき、どのように仕事を探せばよいのでしょうか?自分にマッチする在宅バイトを探す方法を紹介します。

クラウドソーシングサービスを活用する

クラウドソーシングサービスとは、任せたい業務のある企業や個人と、仕事を探している人とを結び付ける、インターネット上のマッチングサービスです。

募集される業務内容は多岐にわたるため、簡単作業から専門性の高い業務まで、希望に合うものが見つかります。登録無料のサイトがほとんどなので、気軽に利用しやすいでしょう。応募して採用されれば、すぐに在宅バイトを始められます。

ただし、高単価・好条件の案件は希望する人が多く、スキルや実績がないと採用されにくい傾向があります。スキルが低く実績もない場合は、単価の高い仕事を得るのは困難です。まずは低単価案件をこなしつつ、実績を積み重ねていきましょう。

バイト情報アプリをチェックする

バイト情報を掲載しているアプリの中には、「在宅」で検索をかけられるものが多数あります。条件を決めてチェックすれば、自分にマッチした在宅バイトを見つけられるでしょう。

また、もしも条件に合うものが見つからない場合でも、情報更新のタイミングで見つかることがあるかもしれません。アプリをダウンロードしたら、こまめに求人をチェックしてみるのがおすすめです。

バイト情報アプリに掲載されている在宅バイトには、アンケートモニターやお買い物モニターといった簡単なものから、一定以上のスキルが必要なものまで幅広くあります。

SNSで募集を探す

近年は、TwitterやInstagramで直接求人募集をかける企業や個人が増えています。ライターやエンジニアなどのスキルがある人は、「○○ 募集」で検索してみるのがおすすめです。くまなくチェックしていけば、希望条件にピッタリとはまる案件が見つかるかもしれません。

SNSを利用して在宅バイトを探すコツは、ポートフォリオや職務経歴書・自己PRを事前にまとめておくことです。

好条件の案件には応募が殺到するため、すぐに募集が打ち切りになる可能性があります。
「この仕事をしたい」と思えたときすぐに応募できるよう、事前に準備しておく方が安心です。

家でもたくさんの仕事ができる!

コーヒーパソコン

(出典) photo-ac.com

外でやるのも、家でやるのも、ともに立派な仕事です。PCとインターネット環境があれば、在宅でもできる仕事がたくさんありますし、しっかりお金も稼げます。子育ての合間に仕事をしたい人、家族の介護で自宅にいなければならない人でも家でできる在宅バイトならチャレンジできるはず。まずは自分のスキルの棚卸しをしてみてはいかがでしょうか。