シール貼りのバイトは未経験でも始めやすく、コツコツと頑張れる人におすすめの仕事です。育児・介護などで忙しい人でも、在宅の内職であれば働きやすいでしょう。仕事内容や向く人など、シール貼りのバイトについて知っておきたい情報を紹介します。
シール貼りのバイトとは?
シール貼りのバイトとは、具体的にどのようなことをする仕事なのでしょうか。まずは、シール貼りのバイトの仕事内容や働く場所について解説します。
さまざまなものにシールを貼る仕事
シール貼りのバイトは、商品や箱・段ボールなどにシールを貼る仕事です。シールを貼る対象は多岐にわたり、何に貼るかは勤務先により異なります。
シールを貼る対象やシールの種類の例は、次の通りです。
- 値札やバーコード
- 食品の成分表
- 衣料品のタグ
- 企業のロゴ
- 封筒やDMのラベル
- 書籍の訂正シール
重いものや大きいものにシールを貼る可能性は低いため、力仕事が苦手な人でも取り組みやすいでしょう。ただし勤務先によっては、シール貼りの作業以外に、検品や仕分けなどの軽作業が含まれるケースもあります。
主に工場や倉庫が職場
シール貼りのバイトの作業場所は、商品が保管されている工場や倉庫になるのが一般的です。昼間だけでなく深夜にも働ける職場なら、都合に合わせてシフトを組めるでしょう。
シール貼りの仕事の流れは、作業開始前にその日の仕事について説明を受けたら、基本的には対象物にシールを貼り続けます。
ノルマがあるかどうか、どの程度のノルマなのかは、企業によりさまざまです。ノルマがある場合は作業の正確性だけでなく、作業スピードも意識して業務を進める必要があります。
短期での勤務も多い
シール貼りのバイトは、繁忙期に求人が増える傾向があります。人手が不足しやすい時期は、以下の通りです。
- 3~4月:決算期・新生活
- 7~8月:お中元・夏休み
- 12月:お歳暮・クリスマス・冬休み
繁忙期の求人は、時期を区切った募集になるケースが多いため、短期で稼ぎたい人にも向いているでしょう。通常よりも時給が高くなりやすい点も、メリットです。
シール貼りのバイトがなかなか見つからないという人も、上記に挙げた繁忙期に求人を探せば見つけやすくなります。
シール貼りのバイトが向く人
シール貼りのバイトは、人により向き不向きがあります。シール貼りのバイトが向く人の特徴を把握し、自分に合った仕事かどうか判断しましょう。
単純作業が苦にならない
シール貼りのバイトは、黙々と単純作業を続ける仕事です。勤務先によっては別の仕事に従事する場合もありますが、基本的にはシールを貼り続けるだけの作業といえます。
単調な作業の連続が苦にならない人は、シール貼りのバイトが向いているでしょう。逆に、単純作業に飽きやすい人や仕事に刺激を求める人は、シール貼りのバイトは向きません。
特別な資格・スキルが不要な仕事なので、未経験者でも始めやすい点もポイントです。工場や倉庫で働いたことがない人も、入社後すぐ業務に取り組めます。
人付き合いが苦手
シール貼りのバイトは、人付き合いが苦手な人にもおすすめです。基本的には1人で黙々と作業を進める仕事のため、仕事中のコミュニケーションは最低限で済みます。
夜間の時間帯にシフトを入れた場合は、休憩中も他の人がいないというケースも多いでしょう。終始ほとんど人と会わずに、仕事ができる可能性もあります。
職場の人付き合いで精神が疲れやすい人や、これまで職場の人間関係で悩んだことがある人は、他者とのコミュニケーションがほとんど必要ないシール貼りのバイトが向いています。
シール貼りのバイトに関する注意点
シール貼りのバイトには、いくつか注意すべきポイントがあるため、人によってはきついと感じやすいでしょう。特にチェックしておきたい注意点を、2つ紹介します。
体が凝りやすい
シール貼りの仕事自体は単純作業ですが、常に同じ姿勢で作業するため、肩や首が凝りやすくなります。体に負担がかからないような工夫が必要です。
仕事の合間にストレッチをしたり、作業中の姿勢を変えたりすれば、体への負担を軽減しやすくなります。普段からマッサージをして、体をほぐしておくのもおすすめです。
シール貼り以外にも仕事があるバイトなら、常に同じ姿勢にはならないため、体が凝りやすい人は検品・仕分けなどの軽作業も含まれる求人を、探すのもよいでしょう。
集中力が必要
シール貼りのバイトは、ミスに厳しい仕事です。集中して作業しなければミスが発生しやすくなるほか、小さなミスが企業の損害につながる恐れもあります。
また、シール貼りの仕事には、正確性だけでなくスピードも求められます。高い集中力を維持しながら、時間あたりの作業量を増やす努力もしなければなりません。
集中力が長時間持続しない人はミスをしやすくなるため、シール貼りのバイトは向かないでしょう。手先が器用ではない人も、より高い集中力を求められるため、仕事中に疲れやすくなります。
在宅でのシール貼りの内職もある
シール貼りのバイトには、倉庫や工場で働く以外に、在宅で働ける内職の仕事もあります。どのような働き方になるのか、メリット・デメリットと併せて見ていきましょう。
隙間時間を活用できる働き方
在宅でのシール貼りの内職では、作業する時間帯が決められていないのが一般的です。自分の都合に合わせて働けるため、隙間時間を有効活用できます。
育児・介護などで自宅を離れられない人も、育児・介護の合間に作業を進めることが可能です。日中に会社勤めをしている人なら、夜間や休日に副業として取り組めます。
ただし、シール貼りのバイトを在宅で行う場合は、納期を守らなければなりません。隙間時間を活用しながら、納期に間に合うよう十分な作業時間を確保する必要があります。
報酬は比較的安い傾向
在宅でのシール貼りの内職は、報酬が比較的低めです。一般的には、シール1枚あたりの単価を決めて作業することになりますが、量をこなしてもまとまった収入に結び付きにくいでしょう。
シール貼りの作業に慣れないうちは、時間あたりの作業量がなかなか増えないため、時給換算すると地域の最低時給より低くなる可能性もあります。
在宅のシール貼りで報酬をアップさせたいなら、より単価の高い求人に応募したり、受注数に応じて単価を交渉したりする必要があるでしょう。
資材の受け取りや納品に出向く必要がある
シール貼りの仕事を在宅で行う場合、商品・シールを届けてくれる業者はほとんどありません。基本的には、自分で商品・シールを取りに行く必要があります。
車がなければ、商品・シールを取りに行けない点がデメリットです。そもそも業者が近隣になければ、車があっても取りに行けないため、在宅でのシール貼りはできません。
ただし、中には郵送で商品・シールを届けてくれる業者もあるため、在宅にこだわる場合には、郵送に対応している求人を探してみましょう。
シール貼りのバイトを探してみよう
シール貼りのバイトは、さまざまなものにシールを貼る仕事です。工場や倉庫での作業が一般的ですが、在宅で働けるケースもあります。
単純作業が苦にならない人や付き合いが苦手な人は、シール貼りの仕事に向いているでしょう。逆に、同じ姿勢を続けると体が疲れやすい人や、集中力が長時間続かない人は、シール貼りの仕事には向かない可能性があります。
自分に合う仕事かどうか慎重に確認し、頑張れそうだと判断できたらシール貼りのバイトを探してみましょう。
シール貼りのバイトは、「スタンバイ」で見つけるのがおすすめです。全国の豊富な求人が掲載されているため、自分に合った求人を効率良く探せます。