イベントやパーティーなどで、来客の案内・接待を担当するイベントコンパニオンは、若年層に人気の仕事です。仕事内容や、バイトを始めるメリットを紹介します。バイト探しの方法や、面接前に押さえておきたいポイントも確認しましょう。
イベントコンパニオンの主な仕事内容
各種のイベントに華を添えるイベントコンパニオンは、イベント中にさまざまな仕事に従事します。主な仕事内容と、コンパニオンが担当する一般的な範囲を確認しましょう。
イベント会場での受付業務
イベント会場を訪れる人たちの受付は、イベントコンパニオンの仕事です。受付に座って対応するだけでなく、周囲の人にアピールするため、チラシ配りや声かけを行う場合もあります。
インフォメーションや案内を任されるケースもあり、イベント参加者への対応が中心です。問い合わせ対応や施設の案内など、業務内容は多岐にわたります。
イベントの内容によって担当する業務が異なるため、応募時にしっかり確認しておく必要があるでしょう。
商品の配布やアンケート回答のお願い
イベントでは、商品の配布やアンケートを行うケースがあります。参加者への配布も、コンパニオンの役割です。商品の配布には、サンプル品やイベント内の抽選で当選したものも含まれます。
アンケートの配布・回収は、イベント参加者に何らかの回答を求める場合に行われます。多くの人が興味を持って参加するイベントであれば、作業はスムーズに進むでしょう。
無料で商品を配るイベントでは、サンプルを試したい人が自分から受け取りに来るため、参加者への声かけもしやすく、難易度はそれほど高くありません。
商品・サービスのPR業務
イベントコンパニオンは、イベントステージに立って商品・サービスのPR業務もこなします。ステージがないケースでも、街頭や受付で説明を担当することになるでしょう。
ステージに立つ場合は、商品の隣に立ってモデルとしてアピールするケースもあります。写真・動画の撮影対応やインタビューへの回答など、イベント内容に応じて担当内容は変わるでしょう。
とはいえ、イベント期間中のみの仕事のため、詳しい商品・サービスに関する知識を必要とする場面はほとんどありません。難しい対応は企業側が担当するため、親しみやすさや明るい声かけが求められます。
イベントコンパニオンのバイトをするメリット
イベントコンパニオンには、いくつかのメリットがあります。バイト先候補として考えた場合に、どのような魅力があるのか把握しておきましょう。
時給の高い仕事が多い
イベントコンパニオンの仕事は、高時給の案件が多いといえます。コンパニオンは、顧客にアピールするために欠かせない役割として重宝され、時給が高く設定されている場合も少なくありません。
短期間の仕事も多く、特定の期間に人員を集めなければならないため、イベント内容を問わず高めの時給が期待できます。都合が合えば、応募してみましょう。
また、中にはモデルやレースクイーンなど、容姿・スキルを重視するケースもあります。クライアントから求められる要素を満たしているコンパニオンは、報酬も高くなるでしょう。
単発や短期の案件がある
イベントコンパニオンは、基本的にイベント開催時期限定で募集されます。イベント開催期間が短ければ、1日のみという募集も考えられるでしょう。
単発でなくても、短期間の募集は多い傾向です。常時開催されているイベントではなく、不定期に行われるイベントにもコンパニオンは欠かせません。
長期休暇・土日に限定してバイトをしたいと考えている人も、単発・短期のイベントなら無理なく応募できるでしょう。
イベントコンパニオンに向いている人
どのような人が、イベントコンパニオンに向いているのでしょうか?性格的な特徴や、考え方について解説します。バイトを決める前に、向き不向きもチェックしておきましょう。
人前に出ることに抵抗がない
イベントコンパニオンは、人前に出てPRをする仕事です。人前で話したり、多くの人に見られたりすることに抵抗がない人は、コンパニオンの仕事に向いています。
特に、ステージ上でモデルやイベント進行を務める仕事は、注目度も高くなるでしょう。目立つことが好きな人や、注目を浴びたい人におすすめです。
また、集客のために、知らない人へ声をかけるシーンも多いでしょう。人とのコミュニケーションが好きで、積極的に行動できる人にも適しています。
健康管理や体形維持が苦にならない
イベントコンパニオンは、イベント期間中の勤務が求められます。基本的に日程の変更はできず、指定された日に出勤できなければ賃金は支給されません。
クライアントとの契約によっては、簡単に休むこともできないでしょう。特に、指名されてイベントに参加する場合、急な休みは多方面に迷惑をかけてしまう可能性があります。
指定された日に出勤できるよう、健康管理が苦にならない人が向いているでしょう。また、モデルと似た活動をする場合は、体形の維持も求められます。
イベントコンパニオンのバイトを見つける方法
イベントコンパニオンのバイトは、どこで募集されているのでしょうか?主な探し方を紹介します。これからバイト探しを始めるのであれば、自分に合う方法を検討するのがおすすめです。
求人サイトで募集を探す
イベントコンパニオンの募集は、求人サイトで探せます。さまざまな傾向の求人があり、自分に合ったイベントを探せるため、効率的に仕事探しができるでしょう。
求人に応募し、採用されればイベントコンパニオンとして勤務できます。開催企業が直接募集している場合や、募集を請け負った派遣会社が募集しているケースなど、待遇・労働条件はさまざまです。
「スタンバイ」でも、イベントコンパニオンの求人を探せるため、バイト探しの際は活用してみましょう。
事務所に登録する
イベントコンパニオンの中には、事務所に登録している人もいます。登録後、クライアントや事務所から指名があり、仕事を受けるのが一般的です。
事務所の登録には、オーディション・書類選考が設けられているケースが多くなっています。登録自体に制限がない事務所でも、仕事を受ける際には選考があり、難易度は高いといえるでしょう。
事務所登録の場合、クライアントや事務所から指名が入るかどうかで、仕事の有無が決まります。スキル・容姿に自信がある人や、本格的にコンパニオンとして働きたい人に適した方法です。
イベントコンパニオンの仕事に関するQ&A
イベントコンパニオンの面接を受けるときや、働き始めてから気になる疑問点を、Q&A方式で紹介します。選考に進む前に、チェックしておきましょう。
面接を受ける際のポイントは?
イベントコンパニオンの採用面接では、主に身だしなみや話し方をチェックされます。人から見られる仕事であることを理解し、身だしなみを整え、明るく丁寧に話すのがポイントです。
応募するイベントの内容によっても、求められている雰囲気は異なります。募集内容を確認し、どのようなイメージのコンパニオンを求めているのか判断した上で、方向性を決めましょう。
マナーやルールは、基本的に一般の面接と同じです。メイクやヘアセットは、募集内容に合うものを心掛け、清潔感のある服装を選択しましょう。
時給アップを狙う方法はある?
元々高時給が多いイベントコンパニオンですが、さらに時給アップも狙えます。基本的に能力・経験によって収入が変動する仕事のため、高時給も目指しやすいでしょう。
まずは、求人サイトを利用して仕事を見つけます。イベントコンパニオンの仕事に慣れていけば、できる仕事も増えていくでしょう。さまざまなイベントに参加していくうちに、クライアントの目に留まる可能性もあります。
企業からの指名・オファーがもらえるようになれば、仕事の量だけでなく、収入も上がっていくでしょう。まずは仕事の経験を積み、難易度の高いオーディション・書類選考に合格する下地を作るのもおすすめです。
華やかなイベントコンパニオンの仕事を探そう
イベントコンパニオンは、さまざまなイベント会場で活躍します。バイトを始めようと思ったら、求人サイトで募集をチェックしてみるのがおすすめです。
商業施設や企業主催のイベントなど、働く場所や催しの内容によって、仕事内容は異なるでしょう。高時給の仕事が多く、単発・短期の仕事が多い点も特徴です。
稼げる短期バイトを探しているなら、イベントコンパニオンの求人に応募してみるのもよいでしょう。