【移住者インタビュー】飛騨地域での暮らし方

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飛騨での暮らしを紐解くには、移住した方に聞いてみるのが一番!
ということで、飛騨市・高山市・下呂市・白川村それぞれに移住した6名に、「移住前と後で生活にどんな変化があった?」「移住を奥さんはすぐに賛成してくれた?」「地域の人との付き合い方はどうしてる?」など、今の暮らしや移住当時の心境を率直に聞いてみました。飛騨に移り住んで2ヶ月の新参者から25年のベテランまでが率直な移住トークをしてくれました。

 

【インタビュー協力者ご紹介】

堅田夫婦

飛騨市在住。飛騨歴25年。旦那様は大阪府出身、奥様は高山市出身。
旦那様が24歳で家具製作会社へ就職を機に移住して25年が経つ。
現在は独立し家具製作を営む。

佐々木さん

高山市在住。飛騨歴15年。長崎県出身。
大学卒業後、家具のデザイン・設計・製作に携わる志を持ち、就職のため移住して15年が経つ。

田口夫婦

下呂市在住。飛騨歴2ヶ月。旦那さんは愛知県出身、奥様は東京出身。
母方の実家を継ぐため、2018年9月に下呂市へ移住。東京で培ってきた植木職人の技術を下呂市でも発揮している。

竹田さん(写真右端)

白川村在住。飛騨歴5年。宮城県出身。
学生時代から興味をもった環境教育に取り組むため、NPO法人白川郷自然共生フォーラム(トヨタ白川郷自然學校)で勤務。白川村に移住して5年。

 

――飛騨への移住の決め手を教えてください

竹田:私は仕事でした。環境教育事業をやっているところは1000~2000あるけど、雇用制度が整っているのは数える程度。地域、環境NGO、企業(トヨタ自動車株式会社)が一緒に事業に取り組める環境が整った組織で安定していたのでここに決めました。

堅田(夫):僕も同じく仕事ですね。24歳で高山市にある家具の制作会社に就職するときに、高山市に移住しました。同じ会社で事務をしていた彼女(妻)と出会い、結婚して、独立をするために物件を探していたら飛騨市で見つけたので二人で移り住みました。飛騨高山は家具のイメージが強ですね。僕の周りはIターン多いです。

佐々木:私も家具の制作会社への就職を機に高山市に移住しました。飛騨にきて15年も経っていて驚きです。最初はずっと住み続けるつもりはなかったのですが、居着いてしまいました。

田口(夫):僕達は少し特殊で…(笑)今、僕のじいちゃんの家(母方の実家)に住んでいます。じいちゃんの家系が地域のお祭りを代々やっていて、それを繋いでいくために、移住してきました。

 

――旦那さんの移住提案を聞いて、すぐ決断できましたか?

田口(妻):彼と付き合う(交際する)と決めた時点で下呂に移住する話を聞いていたので心の準備をする時間はあったのですが、いざ移住しよう!となったとき、この子(息子)も生まれたばかりだし、夫は植木職人だったので働ける会社があるのかも心配で…。なので、HIDA DRINKS@東京という飛騨地域のことが知れるイベントに参加しました。そこで下呂市役所の方や先輩移住者さんとお話できて、安心できました。下呂市役所の職員の方が移住にあたって住居の改修の補助金を紹介してくださったり、引っ越しの日もお手伝いに来てくれて助かりました!

――移住前と後で生活にどんな変化がありましたか?

堅田(夫):余計なところに行かなくなって、余計な出費が減りました(笑)誘惑が少なくて助かっています。都会だと駅から自宅まででどこかに寄ったりするけど、車はあえて入ることがないから自分の時間が多く作れています。

田口(夫):確かに!(笑)仕事の日も昼ごはんは家に帰って食べられるから嬉しい。物価も以前住んでいた愛知に比べて安いと思います。あと大きな家に住んでいる人や家の周りに庭や畑を持っている人が多いので、住むいろいろな楽しさがあると思います。

田口(妻):都会は出来事が多いので興味が沸くことも多いけど、飛騨はやることが決まっている人にとっては、自分の時間を取れるのですごくいいところですね!

堅田(夫):物価は大阪と比べたら一緒くらいだという実感があります。冬はタイヤ(スタッドレスタイヤ)・灯油がいるし、以前とは違うところにお金かかりますね。

佐々木:生活の変化ではないのですが、雪が降らなかった地域から来た身としては雪が降ることが楽しみです!少数派の意見ですが…(笑)私の周りは、雪は大変と言っていますが私は雪が好きです。

竹田:白川村は雪が多い地域で、私は雪が深いときはイオンのネットスーパーを使っています。休日は、日用品の買い物に富山や金沢にでかけます。高山市への移動時間と大きく変わらないので(笑)長距離運転は慣れてしまったので苦ではないです。むしろドライブができて楽しいです。

堅田:あとは、人がゴミゴミしていないところも、飛騨に移住してきていいなぁと感じたことですね。

――地域の人との関係ってどんな感じ?

竹田:白川村はどぶろく祭り・民謡に参加していたら自然と村の人達も覚えてくれていました。村の人が生活面で助けてくださるので助かっています。

田口(夫):住み始めたはじめの頃に、近所の人に挨拶に行きました。地域での礼儀ようです。地域の人とのつながりは大切にしている人が多いので、自分からきっかけをつくると受け入れてくれやすいように思います。

田口(妻):飛騨に限らずですが、田舎は会う人会う人つながりを持っていることですね。

東京だと、知り合っても連絡が途絶えることが多い中で、関係がずっと続いていくのがいいところだと感じています。あと、近所の人からもらったお米がおいしくて感動しました!

飛騨地域と一口にいっても、高山市、飛騨市、下呂市、白川村で気候や積雪量も大きく異なります。各市村には、移住の相談窓口が設置されていますので、ぜひ活用しながらみなさんに合う地域に移住を決めてほしいなと思います。