【久慈琥珀株式会社】太古の欠片を魅力に変える。久慈琥珀株式会社で琥珀を削ってきました。

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琥珀の産地である岩手県久慈市にある、久慈琥珀株式会社は国内唯一の琥珀専門企業です。採掘から加工、販売までを一貫して展開している他、琥珀博物館や採掘体験場、リトアニア館など、琥珀に関する学術・文化・交流など多様な事業を運営しています。

 

今回は実際の仕事をイメージしやすいように、特別に採掘場を見せて頂いた他、実際に琥珀を削ってきました。

 

――まずは採掘場へ。作業は朝から暗くなるまで。

寒さが厳しくなってくる11月末日、採掘場では火をたきながら作業されていました。

雪が降ると作業はできなくなるので、1年中採掘作業を行っている訳ではないそうです。

ドリルを使って琥珀が眠る壁を削っていきます。

琥珀は割れやすいため、採掘の際にも細心の注意が必要です。

ちょうど見学させて頂いている時にも、琥珀が採掘されました。

掘り出された琥珀が含まれた石です。ここから琥珀を取り出すのは加工場にて行いますが、熟練の技が要求されます。

採掘した後は、水につけ、周りの石が取れるのを待ち、核が出てきたところで加工に入っていきます。

琥珀といえば、虫や葉っぱなど太古の生物が閉じ込められているイメージが強いかもしれませんが、そういった琥珀は貴重で値段も高いです。

 

――職人技で磨かれた琥珀を製品にする製品作りの場へ。

採掘から加工、販売までを一貫している同社の強みは顧客の要望に合わせた商品を作れること。加工した琥珀を使って実際に商品を作る部署では、綺麗に形どられた琥珀がずらりと並んでいました。

 

――琥珀の原石を輝く宝石に変える。いざ、加工に挑戦。

実際に加工も一部体験させて頂きました。

まずは機械で琥珀を好きな形に削ります。

写真の真ん中の回転する軸に琥珀を押し当てて、好きな形になるよう削っていきます。

油断するとすぐに琥珀が削られすぎて小さくなってしまうため、

非常に慎重に作業をしなくてはいけません。

綺麗な丸い琥珀や四角い琥珀は熟練の技で形になっているものだと実感しました。

好きな形に削った後は、別の機械で研磨作業に入ります。

こちらが研磨する前の琥珀。表面がくすぶっていて、光沢がありません。

機械に研磨材をつけてから磨いていきます。

琥珀をしっかり持っていないと、機械の勢いに弾き飛ばされてしまうので注意です。

この作業もなかなか根気のいる作業でした。

一向に綺麗にならず、輝きがないままでしたので、途中で挫けました。

やすり等も駆使しながら磨くこと15分以上。

担当の方に「挫けそうです」とお伝えしたところ、仕上げをして頂けることに。

思い通りの形に削るのも大変ですが、それを綺麗にしていくのも大変であることがわかりました。

採掘から品物になるの道のりは思った以上に長かったです。

こちらが完成した物。

最初とは違い、輝きを放っています。

熟練の技を経て琥珀の美しさが引き出されるのですね。ここまで来る大変さが身に沁みました…。

 

――琥珀に関する業務は加工だけではありません。

今回は加工にフォーカスしましたが、事業の幅が広いのでいろいろな業務があります。

営業、展示会での販売、イベントの企画、博物館の展示企画、ショップでの販売、レストランでの接客等々、ジョブローテーションをしながら個々人の適性と照らし合わせ、スキルアップをすることができます。

琥珀に関する仕事ができる会社はほとんどなく、その中でも同社は日本でトップの企業であるので、「ここでしかできない」仕事をすることができます。採掘から販売までを一貫して経験することができるのは、強みと言えるのではないでしょうか。

今回体験させて頂いたのは加工のみでしたが、加工に関してだけ言うと個人の感想としては「根気がある人でないと難しい」と思いましたが、古代からの化石を現代で輝く宝石にし、残っていくものにすることは、学術文化としても大切なことであると感じました。

いろいろな仕事を経験してみたい方、細かな作業が好きな方、久慈琥珀株式会社で働いてみませんか?

 

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執筆者

地方企業・地方自治体の採用を支援するビズリーチ地方創生支援室。魅力的な地方の情報をお届けします。