気軽に稼げる!?短期バイトで高収入をゲットするには?

短期で高収入が得られるバイトといえば、「警備員」や「建設現場の作業員」「運送業」「清掃員」などの体を使う仕事が挙げられます。また、深夜時間帯の仕事に加え、「塾講師」などの専門性がいる仕事の3つが代表格といえるでしょう。

高収入の短期バイトはどういうものがある?

バイト代のイメージ

(出典) photo-ac.com

高収入の短期バイトに共通のパターンを知ろう

日払いから週ごと、数カ月単位まで、短期間に効率良く収入を得られるとあって人気の短期バイト。

「進学や引越しに必要なお金をできるだけ早く稼ぎたい」「旅行や飲み会の前にまとまったお金がほしい」「夏休みや冬休みを利用してバイトをしたい」という人におすすめです。

短期バイトの中でも高収入につながりやすい仕事の種類を見ていきましょう。

高収入短期バイト1 体を使って稼ぐ肉体系

工事現場や建設現場の作業員、運送業、警備員、運送業、引越しスタッフ、交通整理などの仕事が代表的です。体力に自信があって力がある人でないとできない仕事が多く、働ける人が限られるため、高収入が目指せます。

気を付けなければならないのは、仕事そのものがきつく、体調を崩しやすいということです。内容によってはケガのリスクが高いものもあり、注意が必要です。どれだけ体力に自信があっても、連続で勤務する場合は体を十分にいたわりながら働きましょう。

高収入短期バイト2 時給が上がる深夜系

午後10時から午前5時までの仕事については、使用者は労働者に通常の労働時間の25%以上の割増賃金を支払うことが法律で定められています。同じバイト先でも昼間より高い時給で働けるので、深夜働くことに抵抗がなければおすすめです。

また、警備員や建設作業員、交通整理などは昼間の勤務だけでなく「夜勤」もあり、肉体系且つ深夜ということで高収入が期待できます。肉体的・精神的にタフだと自負している人は、ぜひチャレンジしてみてください。

高収入短期バイト3 特技を活かせる専門系

最後に挙げられるのは、塾講師や語学学校の講師、家庭教師など、知識や特技を活かせるバイトです。

専門的な知識や技術が求められる仕事は、人手不足になりがちです。「特定の分野について、人に教えられるくらいの専門知識がある」という人は、その分野でバイトを探してみると採用されやすく、希望以上の収入を得られる可能性があるでしょう。

このように短期・高収入バイトを探すなら、「体力勝負」「深夜」「専門性」がキーワードです。どれかひとつでも自分にあてはまるキーワードがあったら、迷わず応募しましょう。

高収入短期バイトの探し方

パソコンを操作する女性

(出典) photo-ac.com

高収入の短期バイトを探すには、どんな方法があるのでしょうか?人気のバイトをいち早く見つけるには、探し方も重要です。高収入のバイトを探しやすい方法を紹介します。

派遣会社に登録

「派遣会社」は、人材を求める企業に登録社員を派遣する会社です。企業が求めるときだけ人材を派遣するので、短期の仕事を募集していることもあります。

派遣会社を利用するメリットは、直接雇用に比べて高時給になることが多い点です。短期の派遣社員を募っている企業は、その時期に必要な人材を集めるため派遣会社に1人あたり多くの額を払っています。派遣会社が紹介の手数料を引いても、スタッフに支払われる額は多めになるのです。

厳密には「バイト」ではなく「派遣会社のスタッフ」として派遣先に向かうことになりますが、仕事自体に大きな差はありません。

ただし、派遣会社に登録できるのは基本的に18歳以上です。また、雇用期間が30日以内の日雇い派遣は、法律で原則禁止されています。例外として学生や60歳以上などの場合、1日単位の仕事も可能です。学生のバイト探しや、1カ月を超える短期バイトを探しているときには、派遣会社も活用できるでしょう。

求人サイトをチェック

求人サイトには、短期バイトの募集が多数掲載されています。キーワードや条件で「短期」を選択すると、短期バイトだけを効率よく探せます。中には単発バイトを厳選して募集している短期バイト特化型のサイトもあるため、1日だけのバイトも見つけやすいはずです。

都合のよい日程のバイトが見つかったときは、応募してみましょう。

短期バイトの募集でも、面接や研修があります。夏休みや年末年始の短期バイトを探しているときは、少し早めに探し始めるのがポイントです。「夏休みの観光地バイト」や「クリスマスの販売系バイト」など時期が限定されているものは、実際の業務開始よりも早く募集が開始されます。

人気の高収入バイトを見逃さないように、時期が近づいてきたら毎日チェックしてみましょう。求人サイトは無料のものも多く、気軽に利用できます。

高収入短期バイトを探す際の注意点

調べ物をする手元

(出典) photo-ac.com

高収入の短期バイトを探すときには、注意点もあります。仕事内容や日程など、応募前に確認しておきたい内容を見ていきましょう。

高収入に見合う働きが求められる

高収入のバイトは、時給が高い分だけ体力や精神力が必要なものが多くなっています。短期とはいえ、仕事内容の確認は大切です。

「簡単に高収入が得られる」と考えるのではなく、時給分の働きができるのか考えておきましょう。高収入のバイトには、高いスキルが必要なことも珍しくありません。

例えば塾講師のバイトなら、一定以上の学歴や生徒に教える能力が必要です。仕事内容に見合うスキルがないと判断されると、応募しても採用されない可能性も高いでしょう。

日程が合う人が優先される

短期バイトは、「1日」「1週間」「1カ月」など時間が限られます。短期間であるからこそ、バイト先はできるだけ希望通りのシフトに入れる人を求めていると考えてよいでしょう。

1日の「ド短期バイト」でも、都合のよい日に募集がかかるとは限りません。募集があるときに対応できるかが、短期バイトで稼ぐポイントです。

働ける時間が限られている人は、日程が合わず採用に至らない可能性もあります。学生であれば長期休暇中をはじめ、スケジュールが立てやすい時期の応募が最適です。

仕事内容のチェックを

高収入の仕事の中には、特殊なものもあります。極端な高時給が設定されている場合、「違法性のあるもの」や「異性に対する接待サービスの提供」などが含まれる可能性も考えましょう。

希望に沿わない高収入バイトに引っかからないようにするには、「募集会社の情報」を確認し、仕事内容がしっかり明示がされているか確認することも重要です。

違法性のあるバイトで高収入を得たとしても、後日トラブルに巻き込まれたり、知らないうちに犯罪に加担してしまっていたりする可能性もあります。18歳未満のバイトが法律で禁止されているカテゴリーもあるため、特に未成年は要注意です。

「予想外の仕事をすることになった」と困らないためにも、気になる場合はあらかじめ周囲の人に相談してみましょう。

短期間で効率良く稼げる人気バイト3種

データ入力のイメージ

(出典) photo-ac.com

1 登録制で働きやすいイベントスタッフ

各種イベントの設営から運営、警備、片付けなどを行うイベントスタッフです。

イベント関連のバイトをする場合は、イベント運営会社が募集している求人にエントリーして登録をし、自分の都合に合ったイベントのオファーが来たときに働くというスタイルが一般的です。イベントがあるときだけ、最短1日からでも働けることが最大のメリットです。

イベントと一口にいっても、コンサートや展示会、デパートの屋上で行われているヒーローショー、グッズの販売会など、その内容はさまざまで、仕事内容も多岐にわたります。

新商品の販促物を街頭で配布しているのも、商品を販売するメーカーではなくイベント関連会社の企画によるものです。

大規模なイベントの運営会社では、人数を集めるためにグループでの応募を歓迎しているところも少なくありません。気の合う仲間やサークルの友人と登録し、土日や試験休みなどをうまく利用して何人かでワイワイと参加しても楽しいですね。

なお、コンサートやライブ会場での仕事は、実際に人気グループの握手会やコンサートに関われる可能性もあり人気ですが、会場の設営や撤去は肉体的にかなりハードです。覚悟を持って参加しましょう。

2 高時給の代名詞パチンコ・パチスロ店

郊外などでは一番の高時給であることも多いパチンコ・パチスロ店のスタッフ。「アミューズメントスタッフ」という名前で募集しているお店もあります。

最大の魅力は、平均的な地域の時給より500円以上も高いところもある超高時給です。評価を時給に反映してさらに上げてくれる会社もあり、がんばりが目に見えるのもうれしいところです。

シフトは比較的自由で、週1日勤務からOKとしているお店がほとんどです。

学校や遊びの予定、掛け持ちのバイト、家事などとも両立しやすいため、幅広い層から応募があります。学生が夏休みに入る7月から9月、進学・就職を控えた春休みなどに1カ月程度の短期バイトを募集しているお店も多いので、長期休暇を利用して働きたい学生や、新天地での生活を前にできるだけ稼いでおきたいという人は、小まめに求人をチェックしましょう。

スタッフの仕事は、フロアでお客様が出したメダルや玉の箱を運んだり、困っているお客様のサポートをしたりする「ホールスタッフ」と、カウンターで出玉を景品と交換する「カウンタースタッフ」に分けられます。

ホールスタッフが運ぶ箱はかなり重いので最初は重労働ですが、慣れてくればコツがつかめて楽に運べるようになるはずです。お店によっては館内のアナウンスをバイトに任せるところもあるので、ひとつのお店でさまざまな仕事を経験し、多岐にわたる知識と経験を得ることができるでしょう。

「常連さんと仲良くなって会話が弾むことも多く、人と接するのが好きな人には楽しい」という経験談もよく聞きます。

「一度もパチンコをやったことがない」という人はパチンコ・パチスロ店に対してなんとなく良くないイメージを抱きがちですが、最近は清潔で明るいお店ばかりです。困ったときはインカムで上司や先輩とコンタクトを取れるのも安心です。

唯一の懸念点としては、タバコのにおいが付くことが挙げられます。タバコが苦手な人や副流煙が気になる人は、少しずつ増えてきている「全館禁煙」のパチンコ店を探しましょう。

3 黙々と集中して働けるPCデータ入力スタッフ

オフィス系で短期バイトを探している方に最適なのが、PCを使ったデータ入力のお仕事です。

紙の顧客情報をデータベースに打ち込んだり、商品の在庫数や情報を決められたフォーマットに入力したりします。オフィスワークに分類されますが、どちらかといえば機械的に入力を続けていく単純作業なので、特に難しいことはありません。

簡単なタイピングができればOKといった求人がほとんどで、タイピングの速さよりも正確さを重視する傾向があります。

メリットとしては、座って行うデスクワークなので肉体的には負担が少ないこと、高度な知識や技術がなくても企業の事務に携われることなどが挙げられます。

一方、「決められた時間内はひたすらPCに向かって入力し続けるため、肩こりに悩まされること」や「おしゃべり一切なしでキーボードの音だけが響く室内の雰囲気に、慣れるまで時間がかかること」などがデメリットだといえるでしょう。

人間関係のわずらわしさが苦手で、コツコツと仕事に取り組めるタイプの人に向いている仕事です。

まとめ

短期で高収入のバイトを探すときのポイントは、人気の仕事は見つけたら即応募することです。短期間で稼げるバイトは業種・職種が限られているため、常に倍率が高い傾向があります。自分が「やりたいな」と思う仕事があれば、迷っている時間はありません。
とはいえ、あまりにも時給が高すぎたり仕事内容がはっきり書かれていなかったりする仕事を目にしたら、一度立ち止まってみた方がいいかもしれません。中には法に触れかねないバイトもあります。内容に問題がないと確認できたら、早めに応募しましょう。

イベント系やデータ入力などは登録制が多く、会社ごとに得意分野が異なるため、自分の性質や希望する仕事に合った会社を選ぶと失敗が減ります。

あえてカラーの違う会社を複数選んで登録しておくのも、仕事の選択肢を増やすためには有効な手段です。効率良くお金を稼ぐためには、しっかりと事前の準備を整えておくことが重要だといえるでしょう。

出典:労働基準法 第37条4項