勝負は2秒!コンバージョン獲得したいならWebデザイン法則を学べ

いまやビジネスにインターネットを活用するのは当たり前。ほとんどの企業がWebサイトを保有しています。競合サイトが増えた現在、コンバージョン率に大きく影響するWebデザインの重要性は日を追って増しています。

しかしデザイン性とコンバージョンを兼ね備えたデザイナーはあまりいません。そこで、今回はコンバージョンを生むために考えるべきWebデザインの法則をご紹介します。

1. グーテンバーグ法則

パソコンを操作する人物

(出典) pexels.com

ユーザーはサイトを開いたとき、スクロールしなくても見ることのできる範囲で第一印象を決定します。ページを読み進めるかどうかはその印象で変わってくるのです。

グーテンバーグの法則とは、新聞レイアウトの原型を作ったエドムンド・C・アーノルドのデザインコンセプトを基礎に、サイト上でのユーザーの動きを可視化したものです。

この法則では、左上から右上、左下から右下、というぐあいに視線が動いているといわれています。そこで、左上にはキャッチコピーを配置し、最終的に右下にはアクションボタンを配置することでコンバージョンを生むことができるというわけです。

2. Fパターンの法則

パソコンと黒猫

(出典) pexels.com

サイトを流し読みしたとき、ユーザーはFの字を書くように読んでいくといわれています。そこでレイアウトの重要点をF型に配置することで、ユーザーに与える情報量を増やし、コンバージョンを生み出すことができるのです。

小見出しやブレットリストを活用し、それぞれ最初の2行にインパクトのあるキャッチコピーを入れましょう。これを意識するだけで、素人でもプロのような記事を書くことができるようになります。

3.0.2秒ルール

タブレットを操作する女性

(出典) pexels.com

Webサイトを開いたときユーザーは、まず2.6秒で全体をさっと見て、気になった部分にはさらに0.2秒だけ焦点を合わせるという研究結果があります。

視聴者の目に留まりやすい要素といえば、画像や検索メニュー、ナビゲーションメニューやサイトロゴなど。ページをデザインするには、こういったパーツを特に集中するとともに0.2秒で把握できるすべての魅力を詰め込む必要があります。

おわりに

ライバルが多いインターネットビジネスで生き残るには、デザインはもちろん、ライターやマーケッターが、それぞれ目標となるコンバージョンを理解する必要があります。

法則を無視してサイトを設計していくと、ファーストユーザーの信頼を得ることはできません。わずか2秒足らずで離脱されてしまいます。
今回ご紹介した法則を活用して、コンバージョンを生み出すことのできるレイアウトを心がけましょう。