なにかとデザインで揉めている昨今。
企画書、WEBサイト、アプリ、ロゴなど、はたらく私たちの身の回りはデザインで溢れかえっています。デザインのことなんて全然分からないのに、このデザインどう思います?とムチャぶりされることもしばしば。
「シュッとしててイイね!」ぐらいのコメントがやっとなデザイン初心者の皆さんへ向けて、今回は「デザインを判断する際のポイント」を教えてくれる7つのスライドシェアをご紹介します。
そもそも、いいデザインってなに?
デザイナーでない人が持つ、根本的な疑問に答えてくれるのが以下の2つのスライド。どちらも細かなデザインのテクニック云々ではなく、デザインの原理原則に関してまとめている良スライドです。
ノンデザイナーのための「デザインの判断」はとりあえずコレだけおさえよう
「そもそもデザインってなに?」「伝わるデザインってどうすればいいの?」など、デザイン初心者が頭を抱えがちな悩みに答えてくれています。実際にデザイナーへぶつけてみるべき質問も記載されており、タメになる内容です。
Aさんが言うデザインとBさんの言うデザイン、結局どっちが正しいの?
出来上がったデザインに対し、人によって感想が異なることがしばしば起きます。そんな時は見栄えよりも、そのデザインは何を解決するのかに立ち返って考えてみることが重要なのだそう。確かに見栄えばかりに集中しすぎると、何のためのデザインかを忘れがちですからね。
デザインのセオリー
少しレベルを上げて、今度は基礎的なデザイン技法に関して述べているスライドを見ていきましょう。デザインにも「セオリー」が存在するようです。それだけ知っていても、デザインを見る目が変わってくるかもしれません。
Webデザインのセオリーを学ぼう
スライドタイトルに「Webデザイン」とついてはいますが、内容はどんなデザインにも共通のセオリーだそうです。特に30ページから始まる「デザインの4つの基本原則」はデザイン初心者にとって「レイアウト」を知るための基礎知識となってくれるでしょう。
色彩センスのいらない配色講座
いいね数8000を超える有名スライドです。デザインの構成要素である「配色」に関して基礎的な知識をまとめてくれています。「使う色は3色をベースにする」など、目から鱗なセオリーが盛りだくさんです。
いますぐ使えるタイポグラフィ
デザインにおいて、文字が読みやすくて分かりやすいかはとっても重要な要素のひとつ。余白や行間の取り方といった、文字の見せ方に関するセオリーがまとまっています。
実践編。キレイな企画書を作ってみよう
さて、たっぷりとデザインとはなんぞやを学んできましたが、デザインを判断する目を一番高めてくれるのは、自分でデザインしてみること。かといってデザイナーが使うグラフィックソフトをいきなり使えるわけないので、パワーポイントでやってみてはいかがでしょう。企画書を美しく見せるテクニックが載った良スライドをご紹介します。
ビジネスマン必見!キレイな提案書を作るためのデザインの基礎知識
ここまで学んできたデザインへの考え方、セオリーを企画書のデザインへと落とし込んだ良スライドです。企画書ならではの美しい見せ方にも触れています。企画書の美しさが受注につながる?かもしれません。
見やすいプレゼン資料の作り方
「Kissの法則」や文字の大きさなど、細かな手法を記載しています。わかりやすいスライドにするためにデザインが担う役割は80%にもおよぶそうですよ。
おわりに
デザインなんて分からない……では済まされない時代になってきました。すぐには無理でも、少しづつデザインへの知見を貯めていきましょう。デザインを見る目を養えば、新しい仕事につながる可能性だってあるわけですから。