若者の感性が地域の活力―カシオペア連邦―

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カシオペア連邦とは

岩手県の県北地方、二戸市(旧二戸市および旧浄法寺町)、軽米町、九戸村、一戸町からなる広域の総称です。「地域が抱える人口減少や少子高齢化などの共通の課題に対して、広域的な視点で取り組むことが不可欠」と考えた中田勇司氏(社会福祉法人いつつ星会理事長)が中心となって、1991年に「建国」されました。当初は広域の青年団のような会でしたが、旧浄法寺町を含む5市町村を結ぶと「W」の形となり北の夜空に輝くカシオペア座とよく似ていることから、地域のイメージ発信のため考えられました。カシオペア連邦の立ち上げに携わった中田氏にお話を伺いました。

Q:これまでカシオペア連邦ではどのような活動をされましたか?

A:県北地域のイメージづくりを行うため、さまざまなイベントを企画・実行してきました。例えば、「カシオペアラリー」「劇団カシオペア座」「カシオペア映画祭」「馬淵川の川下り」「小学校で上げる熱気球」など、地域を盛り上げるために広域的な視点でいろいろなイベントを考案しました。

Q:活動によって地域にどのような変化がありましたか?

A:継続して活動を行い、カシオペアの名前が県北地域の通称として定着してきたと感じています。地域のお店やイベントなどでも使われています。このようにして、地域の一体感が生まれ、カシオペア連邦の理念が浸透してきていることを実感していますね。広域で取り組むことや広域の視点で考えることが当たり前になってきたと思います。

Q:これから移住してくる若者はカシオペア連邦に参加することにより、どのような経験、体感を得られると思いますか?

A:自分の住むまちを超えて、お互いにイベントに参加したり協力したりといった体制ができています。地域一体となったネットワークは、ここに住むうえで大きな財産になると思いますので、ぜひ積極的に参加してほしいです。これまで広域で若者が力を合わせて行った活動は、確実に地域のなかに生きています。ただ、まだまだできることはあると思っているので、これからの活動で一緒に地域を盛り上げてくれる方をお待ちしています。

二戸地域について

 

Q:二戸地域の魅力はどんなところだと思いますか?

A:人が親切で優しいことですね。どんな人でもすぐになじんで、地域に溶け込めると思います。また、おいしいものもたくさんあります。例えば、さくらんぼやりんごをはじめとした果物、鶏肉、短角牛、豚肉のブランド肉など食の豊かさも魅力です。ほかにも、「金田一温泉」という温泉があり、今若い経営者たちが盛り上げようと頑張っています。また、将来的にカーリングの施設ができれば、さまざまな大会を企画し、新幹線等を利用して多くの方に来ていただけるようになるなどし、並べたらきりがないほど魅力はたくさんあります。何よりも自然が豊かで、緑に囲まれる生活がしたい人にはここは理想郷ではないかと思います。緑に囲まれていながら、新幹線、高速道路などの交通の便は整っているので、日常生活で困ることはないです。

 

Q:最後に移住を考えている人へのメッセージをお願いします。

A:地元に住んでいる人が気づかない地域の魅力を、外から来た方に発見し、語ってもらいたいなと思います。最近の若い人の感性は本当に豊かで感心します。そんな若い人たちがどんどん現れて活動できる地域になればと思います。カシオペア連邦は「人生のオアシス」で、人が優しく住みやすいところ。食べ物もおいしいし、おいしいお酒もある。少しスローな生活を送りたい人にとってはまさに理想郷です。ぜひカシオペア連邦に来てください。

執筆者

地方企業・地方自治体の採用を支援するビズリーチ地域活性推進事業部。魅力的な地方の情報をお届けします。