地味にスゴイ!現役校閲者が教えるパートの履歴書提出前に確認するポイントはココ

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パートやアルバイトでも、仕事に応募するにあたり会社に提出するのが「履歴書」。これまで経験した職業や学業などを記載して、働きたい会社にあなたをしっかりアピールしましょう。
人材系の企業で企業に提出する前の履歴書・職務経歴書のチェックを行っていた校閲者が、魅力的な履歴書にするために確認すべきポイントをご紹介します!

ワザは不要!地道にコツコツ点検するだけで魅力的な履歴書に

現在放送されているドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」で、世間に知られるようになった校閲者。校閲は、作家や記者などが書いた原稿を読み、内容の誤りや気になる点を指摘する仕事です。

今回は、そんな校閲者の視点から、パートやアルバイトに応募するみなさんが履歴書を作成する際の、うっかりミスを防ぐポイントをご紹介します。校閲するには、熟練した経験やワザが必要と思われるかもしれませんが、今回ご紹介するポイントは、経験やワザは不要。このポイントを点検するだけで、面接官に魅力的にアピールできる履歴書に様変わり。ぜひ試してみてください。

グッと読みやすくなるポイントは「統一」

用語や部署名など、履歴書を書いている本人は同一のものとわかっていても、正式名称と普段の呼び方を混ぜて書いていると、面接官は同じものなのか、異なるものなのか判断がつきません。用語や部署名など同一のものは、必ず統一して書きましょう。また、西暦と和暦を混ぜた記述も、面接官は年数を計算するのに時間がかかります。西暦・和暦のどちらかに統一しましょう。

・用語や部署名などを統一する。

・送り仮名を統一する。

・西暦と和暦を混ぜない。

・算用数字と漢数字を混ぜない。

省略語や専門用語は使用せず、記載は「正式に」わかりやすく

普段使っている省略語や特殊な専門用語を履歴書に記載するのはふさわしくありません。初対面の面接官にあなたのことを伝えるための履歴書ですから、正式な用語やわかりやすい用語を使ってアピールしましょう。

・学校名・会社名は正式名称を記入する。省略しない。

・会社や学校内だけしか通じない専門用語はわかりやすい言葉に置き換える。

・元号は「H」「S」などと省略せず「平成」「昭和」と書く。

地味にスゴイ威力を発揮、その他の確認ポイント

基本中の基本ですが、誤字・脱字があるのはよろしくありません。文章を確認することに慣れていない人が、誤字・脱字をチェックするには、文章を声に出して読んでみるとよいでしょう。

また、なんとなく聞いたことがある言葉を調べずに使うのは危険です。たとえば、コールセンターでの仕事ぶりをアピールしようとして「真剣にお客様と対峙しました」と書いたとすると、「対峙」は「対立する者が、にらみ合ったまま動かずにいること」という意味なので、「お客様と対立していた」ということになってしまいます。自分自身が説明できない、理解していない言葉は必ず調べましょう

・誤字・脱字をチェックする。

・カッコいいと思って使っている言葉の意味が実は間違っていないかを調べる。

・別の意味にとられる表現がないかを意識する。

・主語と述語の関係を見直す。

・無駄な表現を見直す。長すぎる文、文章は削除する。

おわりに

これらのポイントは、一度にすべて確認しようとせず、一つずつ確認していくのが見逃さないコツです。ドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」でも、同様のことが言われていました。

また、履歴書を書いた直後にチェックしようとしても、自分自身では「大丈夫」という思い込みがあるためミスを発見できないことがあります。書いた後は一晩置いてから見直してみるというのも、一つの方法です。

もし「校閲の作業が楽しい!」「石原さとみさんの悦っちゃんみたいになりたい!」と思うことがあれば、校閲や編集に関連する仕事をスタンバイで探してみてください。

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執筆者

みんなのスタンバイ編集部。「はたらきかたをかんがえる」をコンセプトに、はたらく好奇心を刺激する情報をすべてのはたらく世代へお届けします。