農業の平均年齢は66歳と高齢化、摘蕾(てきらい)・田植え等の「農作業」のアルバイト求人数が1.5倍以上に急上昇

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日本最大級の求人検索エンジン「スタンバイ」は、「アルバイト求人数 急上昇ランキング(2016年4月)」を発表しました。4月の求人数急上昇ランキングでは、「接客」や「配膳」など飲食業の求人に加えて、「摘蕾」「農作業」といった農業に関する求人情報が上位にランクインしました。

※このランキングは、同サイトに掲載されている400万件超の求人から、雇用形態がアルバイトの求人を調べ、求人数が前月と比べて急上昇した職種・業種などのベスト20です。
順位 キーワード 前月比
1 接客 170%
2 配膳 168%
3 仕分け 164%
4 摘蕾 162%
5 個人営業 160%
6 洗い場 157%
7 製造補助 156%
8 農作業 155%
9 看護スタッフ 154%
10 訪問介護 153%
11 調理補助 152%
12 客室係 150%
13 講師 148%
14 ホール係 147%
15 美容師 145%
16 世話人 144%
17 訪問看護師 143%
18 介護員 141%
19 タクシー乗務員 140%
20 ファーストフード 139%

摘蕾(てきらい)、田植え、苗植えなどの春先の農作業に関連する求人が増加

4位にランクインした「摘蕾」は、つぼみのうちに花を摘み取り、開花する花数を減らすことで実る果実などを大きく育てるための剪定(せんてい)作業の1つ。スタンバイには、「桃」や「柿」など夏から秋に収穫する果実の摘蕾を行うアルバイトの求人情報が掲載されていました。

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引用元:JA尾張中央「摘蕾作業」

 

また、8位にランクインした「農作業」 の求人情報は、野菜の梱包(こんぽう)・仕分け・収穫作業に関する内容に加えて、5日間~1週間の期間限定で「田植え作業スタッフ」を募集する求人が見受けられました。

農業就業人口は5年間で約50万人減、平均年齢は66.4歳に。高齢化と人手不足が深刻化

2015年の販売農家の農業就業人口(自営農業に主として従事した者)は209 万7千人で、5年前と比べて50 万9千人(19.5%)減少。平均年齢は 66.4 歳となり、65 歳以上が占める割合が63.5%と人手不足と高齢化が年々深刻化しています。*1

米農家は田植えと稲刈りの時期が最も忙しいといわれていますが、本ランキング結果から人手不足や高齢化が進む農家では、期間限定のアルバイトを募集し作業スタッフを確保していることが伺えます。

* 1 農林水産省2015 年農林業センサス結果の概要(平成 27 年2月1日現在)
執筆者

みんなのスタンバイ編集部。「はたらきかたをかんがえる」をコンセプトに、はたらく好奇心を刺激する情報をすべてのはたらく世代へお届けします。