「幼稚園給食」のアルバイト求人数が1.8倍に急上昇、食育で他園との差別化が影響?

Pocket
LINEで送る

地図で仕事が探せるアプリ「スタンバイ」は「アルバイト求人数 急上昇ランキング(2016年8月)」を発表しました。

2016年8月の求人数急上昇ランキングでは、「セルフGS(ガソリンスタンド)スタッフ」に加え、「幼稚園給食」や「ソーシャルワーカー」などの求人情報が上位にランクインしました。

※このランキングは、同サイトに掲載されている400万件超の求人から、雇用形態がアルバイトの求人を調べ、求人数が前月と比べて急上昇した職種・業種などのベスト20です。
順位 キーワード 前月比
1 セルフGS(ガソリンスタンド)スタッフ 229%
2 ソムリエ 218%
3 パン製造 206%
4 ルートサービス 197%
5 ランチホールスタッフ 190%
6 ホームヘルパー 186%
7 幼稚園給食 184%
8 ソーシャルワーカー 182%
9 洗車スタッフ 172%
10 歯科助手 170%
11 用務員 169%
12 居酒屋調理補助 163%
13 値札付け 162%
14 営業補助 153%
15 倉庫作業 151%
16 ピザ宅配 145%
17 試験監督 142%
18 海苔(のり)加工 141%
19 診察介助 139%
20 電子部品製造 138%

「幼稚園給食」のアルバイト求人数が1.8倍に急上昇、食育打ち出しなどで他園との差別化

8月の求人数急上昇ランキングでは、「セルフGSスタッフ」が1位となりました。夏休みに遠出する機会が増えたことでガソリンスタンドの利用が増加し、採用ニーズが高まったことがうかがえます。
また、7位には、「幼稚園給食」がランクイン。矢野経済研究所によると、2015年度の幼稚園・保育所給食は前年度比102.5%の1,656億円と微増しています(*1)。幼稚園では他園との差別化から食育のために、弁当持参から給食へ移行する施設が増えているようです。「幼稚園給食」の求人情報には、主婦に向けて栄養士資格の再活用を促す求人や、すき間時間を活用した「盛り付けパート」「配達スタッフ」の求人が見られました。

文科省が、いじめ・不登校・虐待対策で「スクールソーシャルワーカー」を5,000人に増員へ

8位にランクインした「ソーシャルワーカー」は、社会福祉事業に従事する人を指し、専門分野が教育、医療、福祉など多岐にわたります。スタンバイでは、入院患者やその家族に対するサポートを行う「医療ソーシャルワーカー」や、家庭環境、いじめなどの子どもの問題に対処する「スクールソーシャルワーカー」の求人が見られました。

先日発表された文部科学省の平成29年度概算要求の内訳では、いじめ・不登校・虐待対策に77億円を計上し、「スクールソーシャルワーカー」を3,047人から5,047人へ配置拡充することが盛り込まれており、今後も求人が増加していくことがうかがえます(*2)。

<参照>
*1 矢野経済研究所 給食市場に関する調査(2016年)
*2 文部科学省「平成29年度文部科学関係概算要求のポイント
【調査方法・ランキングについて】
本調査では、スタンバイに掲載されている求人の件名に含まれる職種・業種などの単語を集計し、
前月比でどれだけ求人数が増えたかを、増加率が高い順に表示しています。
執筆者

みんなのスタンバイ編集部。「はたらきかたをかんがえる」をコンセプトに、はたらく好奇心を刺激する情報をすべてのはたらく世代へお届けします。