昨年度入社された方の声~地域に移住して働いてみて~

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平成29年度「復興庁専門人材派遣支援モデル事業」にて、気仙沼の水産・観光事業者のトップランナーである阿部長商店に入社した方も、早い人で入社から8か月が経過しました(2018年7月時点)「入社前の理想と現実のギャップは?」「将来への展望はどんな感じ?」「週末は何をしているの?」など、今回は、地域に飛び込んだ4人に、今の心境を率直に聞いてみました。

入社当時

 

【インタビュー協力者ご紹介】

Kさん:女性、元市役所勤務、旅行好き。違う仕事がしたいと思い入社。

Nさん:男性、元飲食業。自らの成長にも繋がると思い、水産業に飛び込んだ。

Dさん:男性、元和牛関連の会社にいた。転職は考えていなかったが、たまたま転職イベントで社長と話をし、「ここなら全てができる」と思い、入社を決意。

Oさん:男性、元コミュニティーデザイナー、まちづくりをするには産業にも関わらなくてはと思っていた時に、募集を知り、入社。

Sさん:男性、4人の採用担当。

 

 

ーー「今の担当業務」と「入社前の理想と現実のギャップ」を教えてください。

Kさん:「経営企画室」として入り、ホテル業務に取り組んでいます。現場の皆さんを指導するような仕事が多いのかと思っていましたが、実際には、週の半分は実際に現場に出てお客様に直接お会いするようにしています。やっぱり、現場を知らないと実情がわからないので。惰性で行ってしまっている業務を少しずつ改善したりとか、現場の皆さんと関係性を作りながら取り組んでいます。

Dさん:営業で気仙沼と東京や仙台を行ったり来たりしています。和牛から水産に転換して、自社物販の売り場の構築とか、自社製品のPR、新商品にも関わったりする中で、魚には旬があるということにも気づきました。一緒に働いている現場スタッフは商品知識が豊富なので、いい刺激をもらっています。働ける場を経営陣に作って頂いたと思っているので、結果が出るように頑張っています。

Nさん:基本は購買業務ですが、足場を固めている状態で、大事なのは人との関係性作りだと思っていて、そこに注力しています。来る前とのギャップとしては、いろいろな体制がしっかりできているのかなと思っていたんですが、1つひとつをアナログに作っている状態で、やらなければならないことはいっぱいあります。

Oさん: もともと気仙沼出身で高校まで地元にいました。昨年度、気仙沼市の事業である「第2次気仙沼市総合計画」を作成するプロジェクトに参画し、市民ワークショップの運営・企画などを行っていました。その中で、継続的に気仙沼のまちづくりに関わっていく必要性を感じ、市内での働き口を探してみたのがきっかけです。阿部長商店に入社してからは主に観光事業開発に携わっています。

 

ーー転職前の障壁としては何かありましたか?

Nさん:どこいってもやることは結果を残すことだと思っていたの で、不安はなかったです、新鮮さはありました。

Dさん:応募した時点で「やってみたい」という気持ちが強かったですが、実際に決まって嬉しさもありつつ、「今の仕事どうしよう…」みたいなのも考えましたけどね。

Kさん:仕事に興味があって応募しましたし、全然知らない土地に行くっていうのも「ヨソモノ感」を楽しむのが好きなので、新鮮な気持ちで楽しみにしていました。

Oさん: 前やっていたのが日本各地のまちづくりの仕事だったので、気仙沼の今はどうなんだろうと思いながら帰ってきました。決まった後、どういう人が働いているのかも気になったので、ホテルなんかをコッソリ見に行きましたけどね。

 

ーー採用を担当されたSさん、4人の方はいかがですか?

Sさん:当初のイメージ通りですよ、採用したイメージ通り。良くも悪くもみなさん個性派ぞろいですよ(笑)部 署もそれぞれ、適切な所に行かれたと思っています。

 

ーー将来的な展望を教えてください。

Oさん: とりあえずこの1年が勝負ですね。今あるミッションをどう達成して次に繋げるか。中途採用なので、スピード感とそれに伴う成果を出さないと存在価値がないんじゃないかと思っています。

Nさん:同じく、中途採用で入ってきたからには結果が全てかなと。自 分のスキルアップも兼ねているので、自分の市場価値をどう高めるかっていうのにも繋がると思うんですが。もちろん、今の現場を良くするのが大前提ですけどね。

Dさん:5年後まで見据えた時に、入社する前の自分と比べて、5倍10倍成長していないといけないと思っていますし、どこのステージでも、自分のやりたいことが実現できるスキルと人脈を身に着けるように、この気仙沼の地で、頑張っていきたいなと思っています。ここにいるメンバーも含め、会社全体で共に成長して幸せになれればいいなと思っています。

Kさん:もうすぐ入社して1年になるんですが、年内には今手掛けているプロジェクトをある程度形に持っていきたいと思っています。改善のプロセスも3年後にはしっかり自分の中で持っているようにしたいですし、自分の市場価値を高めるように業務1つひとつに取り組みたいと思っています。

 

ーーじゃあここで軽い質問を…みなさんの休日の過ごし方を教えてください。

Kさん:外に遊びに行きますね。友達の結婚式とかに行くと、ついつい仕事の目でいろいろ見てしまって、「仕事モードになってるよ(笑)」って言われたりしちゃいます。どうしても気になってしまって…!

Nさん:気仙沼にいないですね(笑)外の情報が入ってこないので、外に出るようにして、他県に遊びに行くことも多いです。観光地にも行ったりして、いろいろ見て回るようにしています。

Dさん:最近仙台でソフトボールチームに入りました。趣味なんですよ。何回か練習もさせてもらってます。気仙沼で何かコミュニティがあれば入りたいんですけど、まずは今まで自分が過ごしてきた生活スタイルを続けて、安定したリズムの生活をしていきたいなと思っています。

Oさん: もともと地元民なので。前職関係のまちづくりの企画を一緒に考えたりとか、あとは家庭菜園をしています。トウモロコシと枝豆作ってます。他 の人とは違いますかね。

 

ーー地域に飛び込もうとしている求職者の人たちに一言あればお願いします。

Kさん:地方の会社に入って良かったと思ったのが、自分の裁量をもって働くことができることです。前の仕事を辞める時に、「自分の裁量で判断して仕事をしたい」と思っていたので、それが実現できています。生活面では、ペーパードライバーだったんですけど、車を買って、ちょっとぶつけたりしながら(笑)元気に過ごしています。通勤電車とかでストレスを感じることもないので、のびのびと暮らせるんじゃないかと思います。

Nさん:自分の努力や臨機応変さや対応力で、移住先の地域が◎にでも×にでもなってしまうと思います。「この地域のここが良い!」みたいなのは人それぞれだと思うので。あ、どこの会社でも入る前に諸条件はきっちり確認した方がいいと思います。自分のためにも、会社のためにもお互いに。

Dさん:いろいろな意味で挑戦できる会社だと思います、阿部長は。原料を含めていろいろな商材を売る機会があるので、営業で入ったとすれば「営業企画」みたいなこともできると思います。Kさんもおっしゃっているように、都会の大企業よりも裁量の面で、いい意味でも悪い意味でも範囲が広がると思います。

Oさん: ポジティブな表現で言うとなんでも初体験になると思います 、生活面でも仕事面でも。特に今まで大企業にいた人でしたら、想定とは全く違う仕事の仕方になる可能性が高いです。一方で、ネガティブな表現で心構えみたいな話をすると、これまでの経験、知識は一旦、全部捨てたほうがいいです(笑)それらは、新しい環境でも使える部分はあるかもしれないですが、所属する地域や組織が変わるならば、一から組みなおした方が早いです。また、自分なりに地域や仕事に対して期待があると、それが達成されなかった場合に失望に変わってしまうので、変な期待はしないっていうのも大事だと思います。

 

ーー「結果が全て」この座談会の中でも何度もこの言葉が出てきました。入社したからには、しっかり成果を出すことを念頭に、壁にぶち当たりながらも、頑張って前に進み続けているいらっしゃる印象を受けました。
どこに行って、どんな仕事をするにせよ、最終的には自分次第なのかもしれません。新しい土地で、新しい仕事を始めてみませんか?

 

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執筆者

地方企業・地方自治体の採用を支援するビズリーチ地方創生支援室。魅力的な地方の情報をお届けします。