お助けマン登場!困った人を援助『社会福祉士』のバイト特集

社会福祉士のアルバイトの魅力は、高齢者や子どもに限らず、その家族と信頼関係を築き、問題を解決していくところにあります。現場ではアルバイトであっても責任のある仕事を任されるので、社会福祉士の仕事に興味がある人やブランクのある人にとっては良い経験になるでしょう。あなたも社会福祉士のアルバイトをしてみませんか?

社会福祉士のバイトについて

車椅子に乗った高齢者女性と車椅子を押す女性

(出典) photo-ac.com

どんな企業がバイトを募集しているの?

社会福祉士のアルバイトの中でも多いものが、老人ホームやデイサービスなどでの、利用者とその家族からの相談対応業務です。募集の多くが派遣会社を通しており、そこから各職場に配属される形になります。また、児童館や児童養護施設で子どもたちの指導をするアルバイトもあり、さまざまな年代の人と交流する機会があります。

社会福祉士のアルバイトをするうえで社会福祉士の資格が必須の場合もあります。資格を取得していれば、未経験でも就業することが可能な募集先が多いです。加えて資格所有者は時給が高くなる傾向もあり、経験者だと採用時に有利になることもあります。

高齢者や児童、障害者と接する時間が多いため、コミュニケーション能力を養えるといえるでしょう。それぞれの個性に合わせた会話や指導などで信頼関係を築くことが重要となってきます。また、利用者の家族やケアマネージャーとの関わりも多く、人間関係を円滑にするスキルを身に付けることができます。

アルバイトは具体的に何をするの?

老人ホームやデイサービスで生活相談を受ける

老人ホームやデイサービスの窓口で利用者やその家族からの相談対応をするアルバイトです。主な仕事内容としては、ケアマネージャーとの連絡を調整したり、利用者の契約手続き、通所介護計画書の作成、利用者とその家族からの相談対応などがあります。窓口での業務となるため、実際に入居者の介助をすることはあまりありませんが、施設によっては介助のサポートをするところもあります。ケアマネージャーやスタッフと連携をとりながらの業務になるため、コミュニケーション能力や管理能力などが必要になってきます。未経験でも入れるところはありますが、社会福祉士の資格が必須な募集もあります。

児童館や児童養護施設で子どもたちの指導をする

児童館や児童養護施設で子どもたちの指導や、館内の清掃などをするアルバイトです。主な仕事内容としては、遊んでいる子どもたちの見守りや遊びの指導、行事のサポート、館内の清掃や安全管理などになります。保育士のように子どもたちとコミュニケーションをとりながら、遊び方を指導したり、危険なことが起こらないかをチェックします。また、館内で開催する行事が円滑に進むようにサポートもします。子どもたちの年齢や個人に合わせて対応を変える柔軟さや、細かい変化に気づける力などが必要になってきます。必ずしも社会福祉士の資格がなければできないということはありませんが、資格を取得していると採用時に優位になることがあります。

生活困窮世帯の子どもたちと保護者に対して支援をする

家庭環境が原因で不登校や引きこもりになってしまった子どもたちと、その保護者に対して支援をするアルバイトもあります。生活困窮世帯の子どもたちは就学が困難なため、学童クラブや児童養護施設などで子どもたちを学習支援業務につなげることが主な仕事内容です。子どもたちとその保護者に、より良い環境を提供するために相談にのり、悩みを解決していきます。それぞれの家庭の環境や問題を会話から引き出して解決に導いていく力が必要となります。他人の立場になってものごとを考える理解力や、コミュニケーション能力も重要となるアルバイトです。学歴や年齢は不問ですが、経験者は優遇されるところが多いようです。

みんな働いてどうだったの?

今回は社会福祉士のアルバイト経験者である20人にアンケートをとりました。

社会福祉士のアルバイトの中でも、老人ホームやデイサービス利用者の相談業務を経験した人が多いようです。「利用者だけでなく、家族との信頼関係を築けた時はすごくやり甲斐を感じた」「人と人は難しいと感じることもあったが、分かり合えた時の達成感は大きかった」「日が経つにつれ入居者との絆が深まっていくのを感じた」など、入居者とその家族との良好な関係が築けた時に大きな喜びを感じる人が多いです。

社会福祉士はストレスのたまりやすい職業だと思われがちです。しかし、「お世話をするというよりも、人生の勉強をさせてもらっているという感じが強かった」「同僚が“分かろうとせずに親身に聞いてあげるだけでいいんだよ”とアドバイスをくれた」など、難しく考えずに自分のできる範囲で業務をすると、精神的にも楽になるそうです。

また、「医師の方とも同じ専門職として対等に意見を言い合えた」「アルバイトといえど責任は正社員と同じで担当を持っていた」といったように、アルバイトであっても責任のある業務を任される場合が多いようです。将来的に福祉業界に勤めたい人には、実際に現場を経験できることがメリットであるといえます。

20人の体験談アンケート

子供をだっこする女性

(出典) photo-ac.com

アンケート結果の傾向

  • 「時給」平均:1,041円 最高:1,500円 最低:800円
  • 「日給」平均:7,167円 最高:8,000円 最低:6,000円
  • 「支給日」日払い:1人 週払い:0人 月払い:19人
  • 「支給方法」手渡し:4人 銀行振り込み:16人
  • 「勤務日数」平均:12.4日 最高:20日 最低:2日
  • 「曜日」平日:12人 休日:2人 両方:6人
  • 「シフト」当日でも変更可能:0人 当日は無理だが事前調整可能:11人 決められた出勤日のみ:9人
  • 「身だしなみ」染髪・ひげは禁止、髪が長い場合は束ねる。アクセサリーも基本は禁止で、清潔感のある服装。

みんなの声

2016年1月~12月 愛知県
具体的な作業内容 :

  • 各生徒に合ったレベルの問題作り
  • 各生徒の分からないところを詳しく教える
  • 各生徒のレベルを把握し進路を考える
  • 各生徒にテスト前の対策プリントを作る

印象に残ったエピソード :

自分の知識を小中高生に、より詳しく理解しやすく納得いくまで説明する為、自分の語彙力向上と共に、客観的に自分の意見を見ることができるようになるので、対人関係においてはとても向上します。また、各生徒それぞれの能力や理解度を把握する必要があるので人を見る能力が備わります。それによって人前で自分の意見を言うことやプレゼンテーション能力がとても向上します。また勉強を教えることは自分の知識や理解度も向上することに繋がるのでやっていて損はないです。
 
2015年3月~5月頃 岡山県
具体的な作業内容 :

  • 利用者様のご家族とこれからの介護についての相談
  • 利用者様のご家族とのコミュニケーション
  • 利用者様からの要望などを聞いたりの相談
  • 資料の説明、書類を作る、まとめる

印象に残ったエピソード :

利用者様のやりたいこと、こうして欲しいなどの要望をすぐ対処できた時はご家族にも本人にもよろこばれてうれしかったです。ご家族の相談も解決した時、ほっとされた顔をしてもらえてうれしかったです。人と人とのコミュニケーションが大切だと思っているので、利用者様だけでなく、ご家族との信頼関係を築けた時はすごくやり甲斐を感じました。色々な方の相談を受けて自分も勉強になりました。十人十色で、悩んでいる人もいれば本当に深刻な人もおられました。どちらの方もやっぱり助けてあげた時、話しを聞いた時、ありがとうと言われたらうれしく思いました。
 
2014年8月~2015年4月 高知県
具体的な作業内容 :

  • 有料老人ホームのヘルパーたちと一緒に身体介助、食事介助
  • 夜勤が週2回ありましたが、翌日は半日業務でしたので比較的ラクでした
  • 家族の方から質問されたら専門用語の解説などを行なっていました
  • ケアマネージャーとの定期的なミーティングなどです
  • 入居者様の状態を観察し、食事を摂るよう促したりしていました
  • ヘルパーへの排泄介助の指示からバイタルのチェックの方法をレクチャーしていました
  • 巡回、ヘルパーの動き、ほかのスタッフとの共同作業でレクリエーションなどです
  • 朝の朝会の際、夜勤スタッフとの情報交換に神経を配っていました
  • 来客者の対応で、資料やカルテを提示し、説明するなどの業務も行なっておりました

印象に残ったエピソード :

社会福祉士として介護分野で畑違いかと思いましたが、実際は働いてみると社会福祉と介護福祉は似通っているところも多く、自分自身前進できたと思います。実際、大きなトラブルには巻き込まれませんでしたが、ヘルパーさんへの指示を出す時に自分自身、介護福祉のほうの勉強も行なったので様々な知識が身につき、今に至っていると思っております。福祉の現場は離職率が高いといいますが、私の勤務している職場では退勤者は1名たらずで、やはり規則に反し、社則にも抵触していたスタッフでしたので当然と言えば当然ですし、そうした毅然とした態度が福祉の現場では求められると思います。
入居者に名前と顔を覚えてもらい、「○○君、体操はまだかね」などと入居者から慕われたり、事故防止のためスタッフを引き連れて2名で居室に入って雑談をするなど、楽しかったです。
 
2014年5月頃 福岡県
具体的な作業内容 :

  • 利用者の食事介護を行い、寝たきりの人には食べさせていた
  • 利用者の入浴介助を行い、男女問わず体を洗っていた

印象に残ったエピソード :

やりがいとしては、老人保健施設で勤務しておりましたので、利用者が元気になっていくことを感じられた時です。
運動や、勉強、散歩等を通じて利用者の健康面を向上させるべく日々努力しておりますので、利用者から元気になったよありがとうと言われた時は本当にうれしく感じます。
さらに、家族も利用者の健康面は気にしておりますので、お礼を言われるとさらにうれしいです。日々勉強をしておりますが、専門的な福祉の内容を現場で活かすことができるとやりがいがあります。
 
2013年12月~2014年11月 東京都
具体的な作業内容 :

  • 施設を利用している方の相談業務
  • 施設を利用している方のご家族からの相談業務
  • ほかの施設や支援サービス、役所などとの調整業務

印象に残ったエピソード :

相談を受けるということは相手の方に何かしらの悩みや困ったことがあるからで、少しでもその問題の解決ができるように行動することを心がけていました。しかし、話すことで自ら答えを出せる方も多くいたので話をよく聞くことを大切にしていました。人と人って難しいなと感じることもありますが、分かり合えた時の達成感は大きかったです。仕事をする中で学校に通っていた時の実習や勉強したことがすごく役に立ちましたが仕事をしながらもさらに勉強が必要だと感じました。
 
2013年10月~2014年12月 福岡県
具体的な作業内容 :

  • 包括支援の一環で公民館などで生活指導
  • 受け持った地区の健康情報を基にデータベース作成
  • 受け持った地区を戸別訪問し健康確認
  • 受け持ち地区からの個別電話対応
  • 予防医療講演の会場設営と演題文字描き
  • 受け持ち地区住民の身体計測と記録記入
  • 受け持ち地区への保健配布物の作成
  • 地区住民の健康データの統計資料作り
  • 県各地区の保健関係資料のデータ化

印象に残ったエピソード :

仕事内容としては包括支援や身体計測、それをデータベース化して資料作成をするという流れを担当しました。個人的には、ひとりひとりと密に関わってその人の置かれた生活背景にまで踏み込んだ支援を行なっていきたかったのですが、受け持ち地区の住民数が多くてデータをこなすのが精一杯という感じでした。演者の裏方的仕事も多く、会場設営も担当しました。それでも、自分たちの取り組んだ成果が数字になって現れるのでやりがいも大きかったです。
 
2013年9月~2014年10月 埼玉県
具体的な作業内容 :

  • 施設勤務だったので、施設で過ごす利用者さんが抱えている悩みごとを毎日聞くこと
  • 家庭を訪問して、家族環境の把握
  • 他の職員との打ち合わせを欠かさずして、日々改善策を模索
  • 提出書類への記入といった事務作業
  • 利用者さんの日常品を中心とした買い物
  • 利用者さんのための個別の援助計画を立てること
  • トイレ、事務所、玄関等の施設内の清掃
  • 行政機関に出向き利用者さんとの間の橋渡し
  • 施設に来られた家族の方との面談

印象に残ったエピソード :

介護施設での勤務だったので、高齢者の方をお相手にするのが仕事でした。人生経験をたくさん積まれているだけあって、スタッフのことを大変気遣ってくださる方や、励ましの言葉をかけてくださる方もたくさんいらっしゃいました。おかげさまでとても温かい気持ちで施設でのお仕事をすることができたと思います。お世話をするというよりも、人生の勉強をさせてもらっているという感じが強かったです。利用者さんたちと中身の濃い素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。
 
2012年7月頃 兵庫県
具体的な作業内容 :

  • 要介護2以上のご老人の入浴介助
  • 要介護2以上のご老人の食事介助
  • 要介護2以上のご老人のレクリエーション

印象に残ったエピソード :

慣れるまではすごく大変でこの世界に入らなければ経験することのないようなことばかりですごく戸惑いました。余裕もなく目の前のことに精一杯でしたが少し余裕ができて周りを見れるようになると老人の方がすごくよろこんでくれていたり、笑顔で話しかけてくれたりしてくれてすごくやりがいを感じると共に、もっと頑張ろう、もっとよろこんでくれるように次はこうしよう。など色々な意欲が湧きました。そして、このバイトが就職に繋がることになり高齢者の方が前よりももっと好きになりました。
 
2012年4月頃 千葉県
具体的な作業内容 :

  • 利用者の方に対する食事介助です
  • 利用者の方のベッド周りなどを整える仕事
  • 利用者の方の健康管理やスケジュール管理

印象に残ったエピソード :

利用者の方は障害のある方なので、なかなか意思疎通をとることができないのですが、ちょっとした時に意思疎通がとれたことが実感できるとうれしいです。また、利用者の方のご家族から、いつもありがとう、とかお世話になっています、など感謝の言葉をかけてもらった時には、とてもうれしく、やりがいを感じることができたと思っています。なかなか大変な仕事でしたが、社会福祉士の資格をとるためには、実習も大事なので、一生懸命アルバイトも頑張りました。
 
2011年11月~2013年3頃 北海道
具体的な作業内容 :

  • 高齢者の介護相談を行っていました
  • 高齢者住宅への入居についての調整や相談を行っていました
  • 退院時の調整のため病院との連絡として窓口業務を行っていました
  • 新しい利用者の情報を介護職、看護職への連絡を行っていました
  • 生活保護の申請や住所変更等の行政への連絡を行っていました

印象に残ったエピソード :

アルバイトといえど責任は正社員の方と同じで担当を持っていました。自分の相談内容で、その方の今後の人生がより良いものになればと思い仕事ができ、感謝されることでさらに仕事への満足も得られました。また、たくさんの職種の方と知り合うこともできるので良い勉強になりました。また、更に資格を取っていろんな幅を広げたいと思えるようになりました。医師の方とも同じ専門職として対等に意見を言い合えたり、お互いに情報を交換し合ったりなど敷居の高い職種の方だと思っていた方とも良い仕事ができたと思える仕事でした。
 
2011年1月~3月頃 東京都
具体的な作業内容 :

  • 精神障害者施設での入所者の見守り
  • 精神障害者施設での入所者に対する食事介助、入浴介助などの介助業務
  • 入所している精神障害者の家族の相談に対する対応

印象に残ったエピソード :

社会福祉士に就くための実習のために、精神障害者が入所している障害者施設に勤務しました。精神疾患で入所している人たちというのは、重度の障害者を除けば、普通にコミュニケーションをとることができることを実習を通じて勉強することができました。
また、家族の方からの相談を通じて、どういったプロセスで精神疾患に陥ったのかを知ることができたのは、勉強になりましたし、これから一人前の社会福祉士として仕事していくうえで良い経験となりました。
 
2010年1月頃 東京都
具体的な作業内容 :

  • 施設内の各居室の掃除やフロアー内の生理整頓
  • 各居室の掃除生理整頓とトイレ掃除
  • 入居者様の身だしなみを綺麗にしました

印象に残ったエピソード :

入居者様から、ありがとうっていってくださるのがすごくうれしかったです。この仕事は入居者様のお世話をさせていただく仕事なので、時には嫌なことや辛くなることもありましたが、入居者様の笑顔やありがとうって言ってくださるとすごくやりがいのある仕事だと思います。社会福祉士はやることは介護福祉士の方とあまり変わらないと思うのですが、現場に出て入居者様のお声を聞いてそれを記録に残してその人に合うプランを考えて過ごしやすい様にしていくのが私たちの仕事だと思っています。
 
2009年10月~11月 茨城県
具体的な作業内容 :

  • 施設内、特に食堂など水回りの清掃
  • 利用者様が使用する配茶の機械の補充、清掃
  • 利用者の方への配茶、利用者の方の車いす移動
  • 利用者の方の健康確認、報告、連絡、相談
  • ほうきを使用しての施設内の清掃
  • トイレ内の清掃、ペーパーの補充
  • 病院および施設内の見回りと状態確認
  • レクリエーションの準備、手伝い
  • 病院および施設内の落とし物対応

印象に残ったエピソード: 

職場で知り合った方と仲が良くなり今では、たまに遊びに行けるほどの仲になっています。体験学習中は、いろいろと施設内のことやプライベートな趣味のことなど教えていただけて本当にバイトをしていてよかったと思っています。以前、偶然街中でお会いした時にも元気そうで安心しました。最近はお互い忙しくなかなか会う機会がありませんが会う機会があればまた一緒に話をしたいと思っています。会うたびにさまざまなお話しを聞くことができるので今度会う機会があったら色々なお話しを聞かせてほしいと思っています。
 
2009年7月~ 東京都
具体的な作業内容 :

  • お花見を始めとした季節のイベントの計画
  • 入居者の家族と今後の対応についてなどの話し合い
  • 事務作業を中心としたデスクワーク
  • 入居者のありとあらゆる身の回りのお世話

印象に残ったエピソード :

友達が先に夜間スタッフとしてアルバイトしていたので、 その紹介として私も働くようになりました。 福祉関係の仕事は以前少しだけしていたことがあるので、その経験を生かして 新しい職場でも、すぐに馴染むことができたと思います。 割と気の合う仲間と一緒に仕事をすることができたので、 職場の外でも遊ぶ機会が増えました。 仕事面に関していうと、 夜間スタッフだと4時間ぐらい 仮眠することができたため、そこまで辛いという印象はありません。 子どもの障害者が多かったですが、 もともと子ども好きだったのでその辺りも抵抗なく行えました。
 
2009年4月~ 長崎県
具体的な作業内容 :

  • 入居者とレクリエーションや会話
  • 入居者の朝晩ご飯作り、薬の準備など
  • 入居者のお風呂掃除、入浴の介助

印象に残ったエピソード :

初めて介護の仕事をしたのが18歳の時でお風呂の介助やレクリエーション、朝と夜ご飯の準備、ご飯の介助をしたあとに入居者の方にお礼を言われた時はうれしかったです。
介助などをしている時は大変ですがやりがいを感じ、お礼を言われると入居者の方にもっとよろこんでもらえるように頑張ろうと思いました。
今現在は販売の仕事をしていますが、たまに入居者の方に会いに行ったりしていて覚えていてくれてるのでうれしく思います。これからも介護の仕事の経験を活かし頑張ろうと思いました。
 
2007年7月~2008年9月 神奈川県
具体的な作業内容 :

  • 身体的、精神的に支援が必要な人への支援活動
  • 特別養護老人ホームでの相談業務
  • 医療機関でのソーシャルワーカー

印象に残ったエピソード :

時給が高いだけに色々な仕事を任されていて、とてもやりがいがあり、社会に参加しているという充実感を味わうことができました。
特に医療に関係することが多く、様々な人間模様を見ることができました。病気で家族を思いやる様子に心打たれたり、病気を抱える人達の心の葛藤に触れることで、今まで考えたことがなかった人生観を持てるようになりました。様々な人と触れあうことで、人を愛することや信じることの大切さを切に感じました。そして、社会福祉士として経験を積む中で、いかなる形で生まれようと人間には生まれながらの尊さがあるのだということを感じました。
 
2006年8月頃 千葉県
具体的な作業内容 :

  • 介護センター内の食事に付き添う
  • 老人の呼び出しに対する困り事への対応
  • 個室の掃除、ベッドのシーツや枕カバーなどの交換

印象に残ったエピソード :

介護施設のアルバイトを通じて、喋ることや聞くことが不自由な老人とのコミュニケーションを取るのにとても苦労していました。そんな中、50代主婦の同僚が分かろうとせずに親身に聞いてあげるだけでいいんだよ、と私にアドバイスをしてくれました。
老人のために何かしてあげようと背伸びをしていた私はできることをやるようにしよう!と考え方を変えただけで労働中のストレスが激減しとても楽しく仕事をこなすことができました。この経験は現在の仕事でも活かされており、とても良い経験をすることができたと感じています。
 
2006年8月頃 東京都
具体的な作業内容 :

  • 施設とお部屋の清掃や各部屋のごみ捨て
  • 入居者のサポートやお食事の際の援助
  • 入居者の方とのカウンセリングに担当者と同行

印象に残ったエピソード :

夏休みの時に短期の体験アルバイトを経験しました。自身としては社会勉強のために挑戦してみたのですが今まで経験したアルバイトの中でとても奥が深く簡単ではないお仕事でした。実習を通して学んだことは多くありましたが、業務上ではなかなかひとりでは対応しきれない部分の方が多く社員の方のサポートなくてはできないことも多かったのですが、最終的には見られなかった世界を見ることができて自身の進路を決めるうえで大切な経験だと感じました。