高校生でもOKな仕事も!上手に稼ぐ在宅バイトの種類と評判

自宅にいながら稼げるのが在宅(内職)バイトです。在宅バイトで気を付けたいのが、「時給制ではなく成果報酬」ということ。そのため、一般的にはお店などに勤務するバイトよりは稼げませんが、1日の空いた時間を有効利用できる点は大きな魅力です。

家の中で稼げる在宅バイトの魅力とは?

パソコンで作業する

(出典) photo-ac.com

時給ではなく成果に対する報酬制

家にいながら、PCやスマホだけで稼げる夢のような仕事が「在宅バイト」です。誰も管理する人がいない仕事ということもあり、しっかりした「社会人の経験が必要」「未成年には無理」と思うかもしれません。しかし、実際は高校生でも問題なく在宅バイトをすることができます(仕事の内容によっては高校生ができない在宅バイトもあります)。

なお、「特殊なスキル」が求められる在宅バイトも存在します。例えば、「ブログ記事のライティング」や「覆面調査」「チャットの相手」といった職種は、高校生がいきなり行うのにはハードルが高いといえるでしょう。しかし、「データの入力」や「アンケートへの回答」のように、あまり技術や環境への投資が必要ない在宅バイトも数多く募集されています。

在宅バイトで気を付けたいのは、発注元の企業に雇われる「雇用契約」ではないことです。そのため、ほかのアルバイトと違って基本的に「時給」は存在しません。指定された決まりにのっとって完成した「成果物」に対して報酬が支払われる形となります。例えば、単価1,000円で発注された仕事に5時間かかった場合、時給換算すると200円にすぎません。雇われているわけではないため、最低賃金は保証されないわけです。

しかし、同じように単価1,000円で発注された仕事を30分でこなすと、時給換算は2,000円に大幅アップします。本人のやる気やスピード、スキルなどによって実質的な報酬が増減することは、ほかのアルバイトと大きく異なる在宅バイトの特徴です。

在宅バイトならではの特徴

在宅バイトは一般的なアルバイトとは働き方が大きく異なるため、スタートするときはいくつか覚えておきたいポイントがあります。

1つ目は、高校生でもできる在宅バイトは「時給換算するとあまり高くない」ということです。真面目に仕事をしても、時給換算で1,000円を超えるような在宅バイトはほとんど存在しません。条件がよくても数百円程度と考えた方が無難でしょう。アンケートへの回答のように簡単なものの場合、時給換算で数十円というものもあります。

それでも、家にいながら、いつでも好きなときにお金が稼げることは在宅バイトならではの魅力です。外に出かけたくない人、事情があって外出できない人の収入を得る手段として、寝る前など空いた時間の有効利用と考えて取り組むとよいでしょう。

高校生でも可能な在宅バイトとして、Webサイトやスマホを通じて行える仕事が増えています。そこで2つ目のポイントとなるのが、報酬が「現金ではなくポイントとして支払われる」場合があることです。そのような在宅バイトは、サイトごとに決められた最低ポイントを超えると「現金と交換」できる仕組みになっているケースがほとんどです。

つまり、現金を手に入れるためには、たとえ「おもしろくない」仕事であっても、一定以上の量をこなす必要があります。なお、EdyやWAONなどの電子マネーのほか、Amazonギフトなどのプリペイドカードと交換できる場合もありますので、現金にこだわらない人はそちらを選んでもよいでしょう。

3つ目のポイントは、時間に縛られないということです。在宅バイトは雇われているわけではないので、「18歳未満は原則として深夜時間帯(午後10時~午前5時)に働けない」という法律に縛られません。気力・体力が続く限り、何時間でも働いていいということになります。とはいえ、毎日夜遅くまで在宅バイトをしていると翌日の授業に影響することは確実です。「10件でやめる」「23時まで」などのルールを設け、それを守りながら働くようにしましょう。

最後は「悪徳な在宅バイト業者に引っかからない」ように注意することです。通常の在宅バイトは、始める際に登録料などの初期費用はかかりません。しかし、連絡をすると「始めるために○○○○円の登録料が必要です」などと、言葉巧みに誘ってくる企業も存在します。そういった会社は悪質である可能性が非常に高いので、登録料の支払いはもちろん、個人情報も伝えないようにしましょう。仮に連絡先などを教えてしまった場合、その後「一切対応しない」ことが大切です。

職種別・高校生におすすめの在宅バイト

在宅ワーク

(出典) photo-ac.com

高校生におすすめの在宅バイト1 データ入力

在宅バイト会社から渡されたデータを、PCに入力していく作業を「データ入力」と呼びます。この仕事は、PCが使えないとできないのはもちろん、ExcelやWordといったソフトが必要となる場合が大半です(支給されるケースはほとんどありません)。また、1文字あたりの入力単価は0.1~0.2円程度なので、タイピングスピードが速くないとあまり稼げません。

スピードがあっても入力ミスがあると打ち直しに時間をとられるため、丁寧で間違いのない作業が求められます。もちろん、環境がそろっていれば高校生でもできるうえ、キーボード入力のスキルが身に付くことも魅力です。なお、このデータ入力に関しては、応募の際にほとんどの場合「学校の許可」や「保護者の承諾」が必要となることも覚えておきましょう。

【データ入力をした人の感想】
「ゲーム感覚で遊びながら、同時に報酬を得られるのがよかったですね」

高校生におすすめの在宅バイト2 アンケート

アンケートに答えるだけでポイントをもらえるサイトがあります。このようなサイトも、貯めたポイントを現金化することができます。一般的には、初めにスマホやPCのサイトに登録し、その後送られてきたメール内のアンケートに答えるだけで完了です。スマホであればいつどこでも仕事ができるので、気軽にお小遣いを稼ぎたいときは「Webモニター」や「アンケートモニター」で検索してみましょう。

ただのアンケートがお金になるのは不思議だと思うかもしれませんが、こうして集めた大量のデータは企業戦略、商品開発、サービス運営などを支える重要な指標となります。企業がさまざまな人のアンケートや口コミを集める中で、高校生であるあなたの意見にも報酬が支払われるというわけです。

【アンケート回答をした人の感想】
「こまめにアンケートに回答していくことで、お小遣い程度なら意外と稼ぐことができます」

高校生におすすめの在宅バイト3 イラスト制作

在宅アルバイトの探し方には、「クラウドソーシング」を使う方法もあります。発注されている案件の中には「イラスト制作」も多くあり、イラストを描くのが得意な人は在宅で稼ぐことができるでしょう。

イラスト制作の在宅バイトは、「自分のイラストを買ってもらう」ことが主体になります。イラストが売れるかどうかで金額が変わってくるため、お金が稼げるかどうかは実力次第です。

サイトによって、販売方法は異なります。依頼者がイラストやロゴのデザインを募る応募型や、イラストを公開して依頼を待つスカウト型など自分に合うタイプの働き方ができるでしょう。将来本格的にイラストレーターを目指したい人なら、仕事の獲得方法を学ぶ機会にもなります。

ただ、高校生の場合は登録できるサイトに制限がある点に注意しましょう。年齢制限なしまたは16歳以上が登録できるサイトなら、高校生でも在宅バイトが可能です。

まとめ

高校生でもできる在宅バイトはいろいろとありますが、大きく稼げる在宅バイトは限られています。在宅バイトのほとんどは時給ではなく成果報酬なので、月々決まった額の報酬を得られるとは限りません。それでも、家の中や通学中の暇な時間を使ってお金が稼げることは魅力です。ほかのアルバイトの収入が足りないときに、在宅バイトで穴埋めをするくらいのスタンスで臨むのがよいでしょう。