Webディレクターになるには
Webディレクターは、おもに企業のホームページの総合プロデュースを行う職種で、Webプロデューサーと呼ばれることもあります。業務内容は、ホームページ制作にまつわる諸々の作業をデザイナー、コーダー、ライターなどとともにこなします。
Webディレクターにもっとも重要なスキルは、発注主(サービスの責任者など)の意向を汲みながら、各々のサービスが持つKPI(Key Performance Indicator)を達成するためにWebサイトを組み上げることです。KPIはサービスによって様々ですが、Webサイト上での訪問者の動きに左右される指標のことを指します。具体的には、ユーザー数、セッション数、直帰率、コンバージョン率など、ゴールとなる指標を達成するための行動プロセスのことを指します。ホームページの構造によってユーザーの行動は大きく変わるため、目的達成のために中間指標となるKPIを設定し、ユーザーが想定どおりの行動をすることで、それらの数値が向上し、最終的にはサービスの目的を達成するための一助となります。 発注主によっては、このKPIを設定するお手伝いからWebディレクターが行うことがあります。
Webディレクターになるには、これらの発注主から達成目標をヒアリングし、KPIとして中間プロセスの目標を設定し、それを達成するための手段としてホームページの構成案を考える力が必要です。 加えて出来上がった構成案を実現するために、前述のデザイナー、コーダー、ライターに発注し、成果物として仕上げていくためのプロデューサー的な役割を担います。
よくWebディレクターとWebプロデューサーの違いは何でしょうか?と聞かれることがありますが、厳密に定義が定まっているわけではありませんが、より戦略に近い部分の設計を行うのがWebプロデューサー、制作に近いディレクションを行うのがWebディレクターと言われることが多いようです。
Webディレクターの年収・給与
気になるWebディレクターの給料・時給・年収は? 全国の求人の給与情報をまとめて集計、Webディレクターの給与帯・年収帯を独自にグラフ化しました。 …
Webディレクター経験者の口コミ
現役Webディレクター、Webディレクター経験者にアンケートを実施。Webディレクターの仕事の口コミ・評判を集めました。
Webディレクターになるために必要な学歴は?
- Y.O.さん (女性 / 埼玉県)
Webディレクター 勤続年数5年以上 (職業 : 会社員) -
まずWebデザインの勉強のため、Webクリエイター育成の専門学校に通いました。自学でもできますが、卒業後、経験のない状態でも仕事をあっせんしてもらえる会社があると思ったからです。実際には派遣会社に登録 …
Webディレクターになるために努力したことは?
- Y.O.さん (女性 / 埼玉県)
Webディレクター 勤続年数5年以上 (職業 : 会社員) -
ディレクションに必要とされるのは交渉力や要望を取りまとめた上でそれらをWebに落とし込み、クライアントに満足いただける成果物を納めることだと思います。技術だけ・知識だけではなくクライアントの運用状態を …
Webディレクターのやりがいと将来性についてどう思いますか?
- Y.O.さん (女性 / 埼玉県)
Webディレクター 勤続年数5年以上 (職業 : 会社員) -
やりがいについては、クライアントに満足いただいた作品を作り上げた喜びが一番です。忙しかったり理不尽なことも多いですが、なんとかやり遂げた達成感は他には代えられません。
将来性についてですが、デザイン …