副業を始めたいエンジニア必見!おすすめの副業や仕事の探し方を紹介

副業はプラスアルファの収入を生み出せるだけでなく、人生をより豊かにしてくれる手段の1つです。この記事では副業を始めたいエンジニアに向けて、知っておきたい知識を解説します。おすすめの副業や案件の探し方を知って、副業スタートへの第一歩を踏み出しましょう。

エンジニアが副業を始めるメリット

キーボードに打ち込む

(出典) photo-ac.com

エンジニアが副業をするメリットは、副収入を得られることだけではありません。キャリアアップ・独立を考えている人にとって、副業は実りの多い取り組みといえます。エンジニアが副業をするメリットを2つ挙げます。

スキルアップ

エンジニアが副業をするメリットの1つは、新しいスキルが手に入ることです。副業は新たなチャレンジをしやすいので、積極的にスキルを磨くのに役立ちます。

本業だけで活動している場合は、経験の少ない言語や、その会社で必要とされない言語に挑戦できる機会はあまり多くありません。しかし副業なら、自分が伸ばしたいスキルに応じた案件を獲得できれば、報酬をもらいながらスキルアップすることができます。

エンジニアの副業では、そうした開発スキルだけでなく、案件を獲得するための自己マネジメント力・マーケティング力など幅広いスキルが求められます。副業の中でスキルを底上げできれば、キャリアアップ・独立が現実的になるでしょう。

新しい人脈が手に入る

本業では交わることのなかった人とのつながりができるのも、副業をするメリットです。取り組む案件の数だけ、関わる人の数も増えていくでしょう。

一緒に働く人が限定されている仕事を本業としている場合、人脈を広げるのは困難です。しかし副業なら、新しい仕事に取り組む中で、さまざまな人たちとのつながりができます。

エンジニアにとっての人脈は、新しい仕事に出会える可能性を広げてくれる大切なものです。副業時代に積み上げてきた人脈は、その後独立するときに仕事を運んできてくれる大きな資産となるでしょう。

本業のスキルが直接的に生かせる副業

パソコンを操作するスーツの男性

(出典) photo-ac.com

エンジニアが副業を始めるなら、自身のスキルを生かせる仕事からスタートするのがおすすめです。

副業をこなす中でスキルが磨かれていけば、本業にもプラスの影響が表れるでしょう。エンジニアのスキルを直接的に生かせる副業を、3つ紹介します。

webサイト制作

webサイト制作は、エンジニアの副業にぴったりの仕事です。エンジニアが副業として担うwebサイト制作は、小規模なサイトを1から制作したり、すでに出来上がっているサイトの更新やリニューアルをしたりなどが中心となります。

具体的には、WordPressの導入やテーマのカスタマイズ、プラグインの設置を担当する案件が多いでしょう。

副業としてのwebサイト制作は、単発の案件が豊富なことがメリットです。単発の仕事なら、本業があってもスケジュールに組み込みやすいので、本業で忙しいエンジニアでもチャレンジしやすいでしょう。

システム開発

課題を解決する仕組みを作るシステム開発も、エンジニアにおすすめの副業です。エンジニアにとって本業と深く関わる仕事なので、副業を行う中でスキルを高めたい人に適しています。

システム開発を副業にするメリットは、高単価の案件が多いことです。企画・設計・プロジェクト管理を行うプロジェクトマネージャーや、さまざまなスキルを駆使して業務に関わるフルスタックエンジニアは、特に需要が高い仕事です。

システム開発の副業で高い報酬を狙っている人は、これらの仕事にチャレンジしてみましょう。

アプリ開発

発想力・企画力に自信があるエンジニアには、アプリ開発の副業がおすすめです。主に個人開発と受託開発に分けられ、それぞれ特徴が異なります。

個人開発は、作成したアプリをリリースし、アプリ購入・広告収入などで利益を上げる仕事です。自由な発想でアプリを作れますが、アプリを多くの人に使ってもらえなければ、まとまった収入は発生しません。また、最初はサーバーなどの費用も持ち出しになるため、短期的に収入を得たい場合は、不確実性が高いかもしれません。

一方の受託開発は、クライアントからの依頼でアプリを開発し、報酬をもらう仕事です。指示通りにアプリを開発する必要があるため自由度は低めですが、納品さえすれば報酬が得られるので、稼ぎが安定しやすいといえます。

本業の気分転換にもなる副業

ノートパソコンを操作する手元

(出典) photo-ac.com

エンジニアを本業としている人の中には、「副業でまでコードを書きたくない」と感じている人もいるでしょう。

そのような人には、エンジニアという枠から離れた副業がおすすめです。仕事を通して気分転換ができる副業を、3つ紹介します。

webライター

文章力に自信がある人には、webライターがおすすめです。webライターとは、インターネット上に掲載される記事を作成する仕事で、専門性が求められることも少なくありません。

ITの知識が必要な記事を現役のエンジニアが担当すれば、本業の知見を生かした記事を執筆でき、クライアントの事業に大きく貢献できます。

専門性の高さでクライアントに貢献できるライターは、引く手あまたです。その分高い報酬も期待できるため、書くことが好きなエンジニアはwebライターを検討してみましょう。

プログラミング講師

スクールでプログラミングを教えることも、エンジニアの副業に適した仕事といえるでしょう。

プログラミングの需要は年々高まってきており、現場で生かせるプログラミングスキルを保有しているエンジニアは、講師にぴったりの人材として重宝されます。

プログラミング講師を副業にするメリットは、時間の融通が利きやすいことです。講師の仕事は、講師の予定に合わせてレッスンを組むことが多いので、本業が忙しい人でも隙間時間を使って効率的に働けます。

オンラインでレッスンを完結させるスクールを選べば、通勤時間もかかりません。時間をより有意義に使えるでしょう。

アフィリエイト

副業にまとまった時間を割けない人には、アフィリエイトがおすすめです。アフィリエイトとは成果報酬型の広告手法で、ブログやSNSに広告を掲載し、読者に商品を購入してもらうことで報酬が発生します。

アフィリエイトは、ストック型に分類される副業です。ストック型とは、収益を生む仕組みを確立し、本人が働いていないときでも継続的に収益を生み出すタイプの仕事を指します。

働いた分だけお金がもらえる副業と違い、自分の時間を切り売りする必要がないので、自由に使える時間が少ないエンジニアでも収入が期待できます。

副業案件を探す方法

パソコンとスマホ

(出典) photo-ac.com

フリーランスとして働いた経験がないと、どのように副業案件を探したらよいのか、イメージが湧きにくいでしょう。

エンジニアが副業案件を探す方法としては、比較的営業コストが低いwebサービスを利用するのが一般的です。エンジニアが副業を探す方法を3つ解説します。

フリーランスエージェントで探す

フリーランスエージェントとは、仕事を探しているフリーランスとクライアントの間に立ち、仕事を紹介してくれるサービスです。大規模な案件が多いため、大きな副収入を得たい人に適しています。

フリーランスエージェントを活用するメリットは、条件の交渉・商談を代行してもらえることです。エンジニアが副業で成功するには、継続的な営業が不可欠です。しかしエンジニアの中には、営業活動を苦手と感じる人も多いでしょう。

エージェントを使えば、不得意な交渉・商談をエージェントに任せられるので、エンジニアは自分の仕事だけに集中できます。

クラウドソーシングで探す

クラウドソーシングとは、クライアントが不特定多数のワーカーに対して仕事を発注する業務形態です。

募集されている案件に対し、不特定多数のワーカーが提案を行い、届いた提案の中からクライアントが仕事を依頼する人を決めて発注します。

クラウドソーシングを利用するメリットは、自分のペースで仕事ができることです。クラウドソーシングには、成果物を納品して仕事が完結する案件が数多くあります。

そのような案件の場合、締切日までに納品を行いさえすれば、どのタイミングでどれだけ働くかは自由です。そのため、本業が忙しい人でもチャレンジしやすいといえるでしょう。

求人サイトで探す

副業でできる仕事は、求人サイト内でも募集されています。正社員や派遣社員の求人を掲載する求人サイトでも、キーワードを工夫して検索すると、副業の仕事が数多くヒットします。

求人サイトで副業を探すメリットは、企業と直接交渉ができることです。求人サイトに掲載されている仕事に応募すると、企業と直接やりとりができる案件もありスムーズに進むでしょう。

条件のすり合わせが自由にできるので、交渉スキルに自信がある人なら、理想とする働き方を実現しやすいかもしれません。

求人サイトで副業を探すなら、全国1,000万件以上の求人掲載数を誇る「スタンバイ」がおすすめです。「副業」や「業務委託」などのキーワードで検索すれば、副業案件が多数見つかります。

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エンジニアが副業で成功するには?

プログラミングをする手元

(出典) photo-ac.com

手に職があるエンジニアでも、副業をすれば100%稼げるようになるわけではありません。的確な営業やたゆまぬ努力があってこそ、成功を手にできるのです。

副業で成功したいエンジニアに、実践してほしいポイントを紹介します。

時給制ではなく固定報酬制の案件を探す

エンジニアが副業案件を探すときは、固定報酬制を採用した案件を選ぶのがおすすめです。

固定報酬制とは「アプリ開発1件につき10万円」というように、成果物の納品に対して報酬が決められているシステムのことです。時間に余裕がなくても、まとまった報酬を得られる可能性があります。

固定報酬制と対をなすのが時給制で、働いた時間に応じて報酬が決まります。時給制の案件から副業を探そうとすれば、本業があるエンジニアの場合スケジュールが合わず、なかなか仕事が見つからないでしょう。

固定報酬制を採用している案件なら、成果物さえしっかり納品すれば報酬が手に入ります。時間に縛られずに働けるので、本業の合間をぬって副業ができるでしょう。

ポートフォリオを作成して実績をアピール

エンジニアとして副業にチャレンジするなら、ポートフォリオを用意しておきましょう。

ポートフォリオとは、これまでに作成したシステム・アプリ・参画したプロジェクト・スキルセットをまとめた作品集のことです。実績・スキルを、クライアントに効率的にアピールできます。

フリーランスのエンジニアとして副業をする場合、数多くいるエンジニアの中から選ばれる必要があります。競争を勝ち抜くには、効果的なアピールが不可欠です。

事前にポートフォリオを作っておけば、自身の実績・スキルを余すところなく相手に伝えられます。条件のよい案件を、受注する足がかりになるでしょう。

日頃からスキルを磨いておく

エンジニアが副業で成功するには、圧倒的なスキルが必要です。スキルが足りなければ、案件を獲得するのさえ困難となるでしょう。

エンジニアに仕事を発注するクライアントは、高いスキルを駆使し、依頼を完璧に遂行してくれる人材を求めています。そのため、スキルの乏しいエンジニアは、案件の獲得に苦労するはずです。

副業で成功するには、スキルを磨いて常に選ばれる人材であり続ける必要があります。努力を積み重ね「自分だからこそできること」を1つでも増やしていけば、他のエンジニアとの差別化がかない、新規受注・継続受注につながるでしょう。

自分にぴったりの副業で充実した毎日を

パソコンの前でスケジュール管理

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エンジニアが副業をするなら、磨き上げてきたスキルを生かせる仕事を選ぶのがおすすめです。

しかし、エンジニアとして活躍しているからといって、副業でもプログラミングに固執する必要はありません。

プログラミング言語を扱う仕事でなくても、エンジニアとしての知識・経験を生かせる副業はあるので、考え方や好みに合わせて副業を選ぶとよいでしょう。

自分にぴったりの副業が見つかれば、副収入を得られるだけでなく、日常に変化が生まれて毎日が充実します。楽しく続けられる仕事を副業にして、毎日を輝かせましょう。