証明写真はプリントシール機で撮れる?機能や撮り方などを紹介

バイト応募の証明写真が必要なとき、プリントシール機を使って「証明プリ」が撮影できます。プリントシール機で撮影できる証明写真とはどんなものか、撮影方法や機能、「証明プリ」を使うメリットも解説します。
※「プリクラ」は1機種の商品名のため、本記事では総称して「プリントシール機」とします

証明写真が撮影できるプリントシール機の特徴

プリントシール機

(出典) pixta.jp

「証明プリモード」を搭載しているプリントシール機では、証明写真風の撮影ができます。本物の証明写真として、プリントシール機の証明プリモードで撮影した写真は使えるのでしょうか?証明写真としての用途に使えるのか、主な特徴についても解説します。

きれいな写真が撮れる

証明プリモードでは、加工なしのプレーンな写真が撮影できます。それだけでなく、肌の色味調整やナチュラルなレタッチなど、目立たない加工を駆使してきれいな写真を撮れるのが特徴です。

プリントシール機に慣れていれば証明写真より調整がしやすく、印象のよい写真を撮影できます。

しかし、証明写真機にも美肌加工・背景加工ができる機種はあり、スタジオでも加工サービス付帯なら同様の処理が可能です。

プリントシール機の搭載モードは証明写真に特化したサービスではないため、本格的な証明写真を目指すなら専用の証明写真機やスタジオ撮影がおすすめです。

シール用紙に印刷

プリントシール機で印刷する証明プリは、シール用紙に印刷されます。のり付けや切り取りの必要がなく、すぐ貼れるのが特徴です。出先でのりがないときも使用でき、しっかりのり付けできたかを確認する手間も省けます。

一般的に、証明写真機では写真用紙に印刷されます。中には利便性を意識してシール紙を選べる証明写真機もあるため、シール紙かどうかだけで証明プリを使ったか判断はできません。

バイト応募時に証明写真が必要なときは、手早く貼れて使いやすい証明プリを検討してみるのもよいでしょう。

公的な証明書には使用不可

プリントシール機で撮影する証明写真は、あくまでも「証明写真風」の画像です。サイズや背景処理が対応していても、公的証明書には原則使用できません。

また公的証明書に限らず証明写真の規定は、バイト先によっても異なります。基本的には提出先にプリントシール機の証明写真が使えるか事前確認が推奨され、使えないケースもある点に注意しましょう。

パスポート・マイナンバーカード・運転免許証といった公的証明書は、本人確認の意味があり加工した写真は不向きです。顔の印象が違うと判断されたら、本人確認がスムーズにいかずトラブルにつながる可能性もあります。

履歴書は公的証明書ではありませんが、本格的な就活・転職活動で「履歴書にプリを貼ってよいか」を確認するのは、現実的とはいえません。質問の時点で悪い印象を持たれることもあるため、不安な場合は証明写真機を使う方が適しています。

プリントシール機で証明写真を撮るメリット

履歴書

(出典) pixta.jp

プリントシール機の証明写真は、証明写真機とどう違うのでしょうか?証明プリを使うメリットと、魅力を紹介します。

気軽さと料金の安さが魅力

プリントシール機で撮影する証明写真は、料金が安くなっています。ほとんどの場合、500円前後です。

証明写真機は1,000円前後のものが多く、証明プリよりも割高に設定されています。料金が安い分気軽に撮影できのが魅力です。

個人的に証明写真風の撮影をしたい、規定のない学生証の写真を撮りたいなどであれば、プリントシール機が検討できます。利用目的によっては、証明プリの方がお得でしょう。

バイト応募にも使えますが、証明プリを使ってよいかは企業の判断にもよるため、採用への影響を考えた上で利用するか決めましょう。

手軽にレタッチができる

プリントシール機の証明プリモードでは、濃度・陰影・カラーなどのレタッチが簡単にできます。証明写真機にはレタッチ機能がついていないことも多く、きれいな写真を撮影したいときはプリントシール機が便利です。

目の印象や人物の大きさを調整できるタイプもあり、加工の度合いによって撮影後の印象は変わります。証明写真風のため、一般のプリントシール機よりもナチュラルな加工です。

できるだけ写真を加工して、少しでもきれいに撮影したいと考えるなら、ボタン1つでレタッチができる機能を搭載したプリントシール機が役立つでしょう。

プリントシール機で証明写真を撮る方法

プリントシール機のカメラ

(出典) pixta.jp

フリュー株式会社が展開するプリントシール機の多くは、証明プリモードを搭載しています。証明プリ搭載機種の撮影の流れを例に、使い方を見ていきましょう。

参考:証明プリ|フリュー株式会社

証明プリモードを選択して撮影

プリントシール機で証明写真を撮影したいときは、お金を入れた後「証明プリモード」を選択します。ボタンの位置やコースの書き方は機種によって変わることがあり、機能自体を搭載していない機種もあります。撮影前に都度確認しましょう。

モード選択後は、案内に従って撮影や加工を進めます。複数回撮影できる機種では、失敗しても再挑戦が可能です。

まずは証明プリモード搭載機種を調べて、希望する機能があるかをチェックしましょう。

レタッチモードで加工

証明プリモードでは、撮影後にレタッチモードが表示されます。加工なしの写真撮影はもちろん、ナチュラル加工を施したい人にもおすすめです。

簡単に調整できる一発レタッチ機能搭載の機種もあり、好みの傾向に調整できます。項目は機種により異なる可能性がありますが、背景・肌の色・髪の色・肌質・目の印象など多くの項目に渡って微調整が可能です。

気に入った加工が完成したら、印刷に移ります。加工後は外でシールが出てくるのを待ちましょう。

バイト応募用ならプリントシール機OKな場合も

履歴書とペン

(出典) pixta.jp

一部のプリントシール機には、証明プリモードが搭載されています。普段デジカメやスマホで撮影する写真より本格的で、加工を施したきれいな証明写真風のプリが撮影できるのが魅力です。

サイズや背景が対応し、提出しても問題がない企業であればバイト応募にも使えます。これからバイトの応募先を見つけようと考えているなら、「スタンバイ」でバイト求人を探してみましょう。全国の求人の中から、希望や条件に合うバイトを探せます。

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