イラストレーターに向いている人の特徴とは?必要とされる能力も紹介

イラストレーターは絵を描くのが好きな人にとって、やりがいのある仕事です。制作会社やプロダクションなどに所属して働くだけでなく、フリーランスで活躍している人もいます。イラストレーターに向いている人の特徴や、能力などをチェックしましょう。

イラストレーターに向いている人の特徴

イラストレーターの女性

(出典) pixta.jp

イラストレーターは、絵が上手だったら誰でも向いているというわけではありません。どのような特徴を持つ人が向いているのか、見ていきましょう。

絵を描くことが好き

イラストレーターは、絵を描くのが好きな人に向いている職業です。仕事で絵を描くので、クライアントの要望に応じて絵を描くことを、苦痛に感じない人が向いています。

気付くと何かしら描いている、人を喜ばせるための絵を描きたくなるといった特徴があるなら、向いている可能性が高いでしょう。

1つの作品を仕上げるためには、長い時間が必要なケースもあります。飽きずに集中して作業を行える人におすすめです。

プレッシャーに強い

プレッシャーに強いタイプの人は、イラストレーターに向いています。仕事として描く以上、決められた締め切りを意識しながら作業を進めることが必要です。

締め切りが近づくプレッシャーや、クライアントからの期待に応えられるメンタルの強さがあるとよいでしょう。

絵はうまく描けるときもあれば、行き詰まってしまうときもあります。趣味であれば途中でやめられますが、仕事にする場合は思ったように仕事が進まないときでも、何とかして期限までに仕上げなければなりません。

クライアントが存在する点も、趣味とは違う部分でしょう。自分がよい作品だと感じたとしても、クライアントの意向によって修正を余儀なくされるケースもあります。

新しいことへの挑戦が好き

常に向上心があり、新しい絵の描き方やツールを覚えることに抵抗がない人は、イラストレーターに向いています。

「さまざまなジャンルの絵を描いてみたい」「新しい画材を使ってみたい」など、新しいことへの挑戦が好きで向上心がある人は、仕事の幅を広げられます。

イラストレーターの仕事はアナログだけでなく、デジタルツールを使用するのが一般的です。新しいことに対して積極的だと、早くスキルを身に付けられる点も有利だといえます。

イラストレーターに向いていない人の特徴

イラストを描く女性

(出典) pixta.jp

絵を描くことが好きでも、イラストレーターに向いていない人もいます。どのような特徴があるとよくないのか、チェックしましょう。

絵だけ描ければよいと思っている

イラストレーターにはイラストを仕上げる以外にもたくさんの業務があり、絵だけを描いていればよいわけではありません。勤め人・フリーランスを問わず、人との関わりもある仕事です。

職場の人やクライアントとのコミュニケーションは必ず発生しますし、フリーランスであれば事務作業や営業なども、自分でこなさなければなりません。

クライアントからの依頼ありきの仕事でもあるので、自分の好きなものだけを描けるとは限りません。自分が得意な絵や好きな絵を描くことだけで仕事になると考えていると、向いていなかったと感じやすいでしょう。

必要とされる能力は伸ばすことも可能

イラストレーターの手元

(出典) pixta.jp

イラストレーターに必要なスキルは、努力次第で伸ばせます。どのような能力が必要とされるのか、見ていきましょう。

イラストに関するスキル

イラストレーターとして活躍するには、画力、オリジナリティ、デジタルツールを扱うスキルなどが必須です。

アナログで絵を描いても構いませんが、納品はデジタル形式で求められるのが一般的なので、デジタルツールの基本スキルは身に付けておきましょう。

デッサン力や色彩感覚などはもちろん、オリジナリティも必要です。自分らしさがないと、ほかのイラストレーターとの差別化を図れません。

クライアントがイメージしたものをイラストにする表現力は、必ず必要になります。ただ上手な絵を描けるだけでなく、面白さや分かりやすさなどもあると仕事を獲得しやすいでしょう。

コミュニケーション能力

イラストレーターはクライアントへのヒアリングや、社内でのコミュニケーションを行いながら仕事をします。フリーランスなら、自分を売り込むためのトークスキルも重要です。

絵の完成イメージをクライアントから聞き出すヒアリング力や、どこまで修正対応するかの交渉力なども必要となります。

うまくコミュニケーションが取れない場合、仕事が順調に進められないでしょう。クライアントが何を求めているのかをうまく引き出せないと、やり直しや修正が発生する原因になります。

見る力も重要

イラストレーターはさまざまなイラストやデザインを見て、自分の中にインプットする力も必要です。描く力を養うには、見る力を身に付けることが重要といえます。

ひたすら描くことばかりに注力せず、ものをじっくりと見ることを忘れないようにしましょう。

見たことがないものは正確に描けませんし、説明書などに添える分かりやすいイラストを描くには、対象の特徴的な部分を見抜く目を養わなければなりません。

普段から漫然とものを見るのではなく、図形や色の組み合わせとして意識するだけでも、見る力が身に付きます。

スキルを磨いて好きな仕事を始めよう

ペンタブレットで操作する女性

(出典) pixta.jp

イラストレーターと聞いて特別な才能がなければならないと感じる人は多いかもしれませんが、画力やコミュニケーション能力などは努力で伸ばしていけます。向上心を持って、新しいことに挑戦する心を持つことが大事です。

仕事をしながら、イラストレーターのノウハウを身に付ける方法もおすすめです。基本スキルを磨きアシスタントに応募するなど、できることから始めてみましょう。

スタンバイでは、さまざまな業界の求人情報を掲載しています。自分の可能性を伸ばし好きな仕事を始めるために、ぜひチェックしてみましょう。

スタンバイ|国内最大級の仕事・求人探しサイトなら