あまりにも有名すぎる米国の”中退”起業家7選

日本では大学は必ず卒業するものという意識が根強いです。しかし、海外は違います。むしろ能力のある人ほど在学中に起業します。今回は起業とともに、大学中退という決断をした人たちをご紹介します。

マーク・ザッカーバーグ(Facebook)

Facebookのアイコン

(出典) photo-ac.com

皆さまご存知のマーク・ザッカーバーグ氏。Facebookを立ち上げた後に1年休学。その後、ハーバード大学を中退しました。ソーシャル・ネットワークという映画にもなるほど、現代の成功事例としてよく取り上げられます。

マット・マレンウェッグ(WordPress)

開放感のあるオフィス

(出典) photo-ac.com

世界的に使われているオープンCMSの代表であるWordPress。創業者であるマット・マレンウエッグ氏は、ビジネスにのめりこみヒューストン大学を中退。その後WordPressなどのサービスを開発しました。

アラシュ・フェルドウシー(Dropbox)

キーボードを打つ人物の手元

(出典) photo-ac.com

マサチューセッツ工科大学在学中にDropboxを立ち上げまたアラシュ・フェルドウシー氏。シリコンバレーの有名なVCであるY Combinatorより出資を受け、瞬く間にサービスを世界へと拡大させました。

アーロン・レヴィー(Box)

スマホを操作する手元

(出典) photo-ac.com

日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、米国の法人向けクラウドストレージでシェアNo.1を誇るBox。南カリフォルニア大学の学生寮でサービスを立ち上げました。

デイヴィッド・カープ(Tumblr)

スマホとノートパソコンとコーヒー

(出典) photo-ac.com

Tumblrの創業者であるデイヴィッド・カープ氏は前述の4人と異なり、ブロンクスハイスクールを中退しています。教師である彼の母親から退学を薦められるほどの天才肌で、得意なコンピューター技術とクリエイティビティを活かしてTumblrを立ち上げました。

ビル・ゲイツ(Microsoft)

マウスとキーボード

(出典) photo-ac.com

彼らがこうしたリスクを取れるのは、先駆者がいるからともいえます。その代表といえるのがビル・ゲイツ氏。ハーバード大学在学中にMicrosoftを起業しています。

スティーブ・ジョブズ(Apple)

アップル社のロゴ

(出典) photo-ac.com

最後はスティーブ・ジョブズ氏。リード大学をわずか6ヶ月で中退し、実家のガレージで事業を始めたエピソードはあまりにも有名です。後に、多くの若手起業家が後を追う道を作りました。

おわりに

米国ではシリコンバレーを中心に若い起業家が財産を成したこともあり、学生時代での起業を賞賛する声があります。一方、日本では在学中の起業を勧める声はあまり聞かれません。一概にどちらが良いとはいえませんが、米国経済の一翼は彼ら学生起業家が担っているといえるでしょう。大学を卒業しないと就職先が限られるというリスク。在学中だからこそ失敗を恐れずに挑戦できるメリット。これらをフラットな目で判断したいものです。