パートの履歴書の正しい書き方は?項目別の書き方やNG事項も紹介

パートに応募するとき、まず必要となるのが履歴書です。家事・子育てなどで忙しく、久々に履歴書を書くという人も少なくないでしょう。ブランクのある人でもスムーズに履歴書が書けるよう、履歴書の項目別の書き方やNG項目について紹介します。

パートの履歴書の基本について

履歴書と封筒

(出典) photo-ac.com

まずは、履歴書の選び方と履歴書に貼る写真について説明します。パートの履歴書を作成するための基本の部分となるので、しっかり押さえておきましょう。

履歴書はパート・アルバイト用を選ぶ

履歴書には「JIS規格」「一般用」「転職用」「パート・アルバイト用」などさまざまな種類があり、それぞれ想定した使用者が使いやすい仕様になっています。

パートに応募する場合は、シフトの希望を記載する欄があるパート・アルバイト用の履歴書を選びましょう。

ほかのタイプの履歴書を使用しても問題はありませんが、職歴の欄や自己PRの欄が大きいなどパートの応募用としては書きにくいため、パート・アルバイトに特化した履歴書を使うのがおすすめです。

写真は必ず添付する

就職活動用の履歴書と同様に、パートの応募でも履歴書への写真の添付は必須です。スーツを着用する必要はありませんが、白やアースカラーなど落ち着いた色味の服を着用して、清潔感を出すと印象がよくなります。

また、髪が長い場合は束ねたり耳に掛けたりなどして、顔がよく見えるように撮影するとさらに好印象です。髪色・メイクは、派手すぎずナチュラルに仕上げましょう。

なお、写真はスナップ写真やカラーコピーなどは使用せず、3カ月以内に撮影した証明写真を使用するのが一般的です。

パート履歴書の書き方を項目別に解説!

本人希望欄

(出典) photo-ac.com

履歴書の書き方について、項目別に解説します。採用の合否はもちろん、実際に働くことになったときに影響してくる大切な項目もあるので、正確に記入しましょう。

職歴の書き方

職歴は、正社員・派遣・パート・アルバイトなど雇用形態に関係なく、経験した仕事を全て記入しましょう。

長期のブランクがあると、昔の仕事の経験について書くのをためらうという人もいますが、何年前の経歴であっても履歴書に記載して問題ありません。また、子育てや介護など、ブランクがある理由を一言補足するとより分かりやすくなります。

職歴がない場合、何も書かないのはNGなので、素直に「職歴 なし」と記載しましょう。

志望動機の書き方

仕事と家事・育児を両立する必要のある主婦・主夫にとって、パート先を決める大きな理由は「家からの近さ」や「時給」などの条件面の良さでしょう。

しかし、志望動機が「家から近いから」「時給が他よりも高いから」というだけでは、熱意ややる気が感じられないと思われてしまうこともあります。

志望動機を書く際は、採用担当者の心に響く内容にすることが大切です。主張は同じでも言い方を変えるだけで、相手に好印象を持ってもらえます。

例えば「いつも通っているお店で働いてみたい」や「新しいことに挑戦したい」など、「なぜそこのお店で働きたいのか?」を具体的に書くと、より採用の確率を上げることができます。

本人希望欄の書き方

履歴書には「本人希望欄」という項目があります。本人希望欄は、子どもの学校・習い事などでシフトに入れない曜日・時間がある場合や、働きたい希望の曜日・時間がある場合に記入します。

また、「扶養範囲内で働きたい」という人も、あらかじめこの欄に記入しておきましょう。応募の段階で希望・制限を書いておくことで、後々トラブルになるのを防げます。

ただし、本人希望欄は希望を何でも書いてよいという欄ではありません。一方的な希望・要望を書くと、面倒な人と敬遠される可能性もあるので注意が必要です。

扶養家族の書き方

扶養家族とは、自身の収入で税金・社会保険などの費用を負担して扶養している家族のことを指すのが一般的です。

例えば子どもがいる場合、生活費・食費を出しているからといって、必ずしも扶養しているということにはなりません。あくまでも、税金・社会保険費を負担しているかどうかが判断基準となります。

そのため、自分自身が夫・妻の扶養に入っている場合には、履歴書の扶養家族の欄には「0人」と記入するのが正解です。

やってはいけない履歴書のNG事項とは?

×印を出す男性

(出典) photo-ac.com

履歴書を書くにあたって、やってはいけないNG行為を解説します。パートの履歴書に限ったことではありませんが、合否を分けるポイントとなり得る重要な事項なので覚えておきましょう。

修正テープ・修正液で修正する

パート・アルバイトに関係なく、基本的に履歴書の修正はNGです。

修正テープ・修正液で修正した履歴書を提出すると、「常識がない」「仕事でもミスをしそう」といったマイナスの印象を与える可能性が高いので、1文字でも履歴書を書き間違えたら新しく書き直しましょう。

中には、消せるボールペンで記入している人もいるかもしれません。しかし、消せる筆記用具で履歴書を書くと、摩擦により文字が消えてしまう可能性が高いためNGです。

どうしても書き直しができない場合には、訂正したい箇所に「定規で二重線」を引いてその上から「訂正印」を押し、「上の余白部分に正しい内容を書き直す」方法もあります。

ただし、訂正印はあくまで最終手段なので、基本的には書き直すのが正しい対処法です。訂正印で修正した場合にも、採用側の印象が悪くなるリスクがあることは覚えておきましょう。

ほかの応募に使用した履歴書を使い回す

ほかの応募先から不採用で返却された履歴書や、以前作成した履歴書のコピーなどを使い回すのもマナー違反です。使い回しの履歴書を使用すると、受け取った側はやる気のなさや意欲のなさを感じ、印象がよくありません。

何枚も履歴書を書くのが大変という場合は、パソコンで履歴書を作成するのも1つの方法です。テンプレートはインターネットでダウンロードできるので、履歴書を効率的に作成したいという人は試してみましょう。

履歴書を正しく記入してパートに応募しよう

履歴書と封筒

(出典) photo-ac.com

長期のブランクがある人や初めてのパートに応募する人でも、履歴書の書き方のポイントさえ知っておけば、迷わず記入することができます。

本人希望欄や扶養家族欄などの項目を正確に書くことも重要ですが、最終的には仕事への熱意や思いを伝えることが大切です。

正しく記入した履歴書とともに、働きたい気持ちをしっかりアピールしましょう。