自己PRがない場合はどうすればいい?おすすめの強みと例文を紹介

自己PRで何を書けばよいのか分からない場合は、強みの見つけ方を知っておきましょう。自慢できるようなことを書く必要はなく、比較的簡単に自分の強みを見つけられます。自己PRが書けない場合の対処法やおすすめのテーマを紹介します。

自己PRがないと考えてしまう原因

悩む女性の後姿

(出典) photo-ac.com

自己PRの題材を見つけられない理由が分かれば、解決策が見えてくるでしょう。自己PRがないと思ってしまう理由や、原因別の適切な考え方を紹介します。

特別なスキルや実績がない

自分に特別なスキルや実績がないと思っている場合は、自己PRを書けなくなってしまいがちです。平凡な知識や経験を伝えても、アピールが弱いと感じてしまうでしょう。

自己PRに書くべき内容として多くの人がイメージするのは、取得が難しい資格や仕事で大きな売上を達成した実績、重要な役職に就いていた肩書などが挙げられます。

しかし、自己PRには特別なスキルや素晴らしい功績を書く必要はありません。スキルや実績を誇張しすぎると、自己顕示欲が強いとみなされて評価を下げてしまう恐れもあります。

エピソードが思いつかない

自分の強みを把握していても、強烈なエピソードが思いつかない場合は、アピール材料として十分に成立しないのではないかと感じてしまいます。

自己PRで強みを伝える場合は、エピソードを添えることが重要です。強みが発揮されたシーンを具体例で表現できれば、採用担当者により強く印象づけられるでしょう。

ただし、エピソードの内容が強烈である必要はないのです。エピソードは自分の強みをより具体的かつ印象的にするものに過ぎず、感動を与えたりすごいと思わせたりする内容ではなくても構いません。

自分に自信を持てない

自己PRがないと考える原因としては、自分に自信を持てないことも挙げられます。自分なりの強みを把握していても、自分に自信がない人は強みとしてよいのか迷いがちです。

このケースでも、自分の強みとして感じているものがあるのなら、強みにできるかどうか悩む必要はありません。素直な気持ちを正直に伝えましょう。

自己PRに書いた強みがどのように判断されるのかは採用担当者次第です。逆に自分が選んだ強みに相当な自信があっても、採用担当者が高く評価してくれるとは限りません。

評価されるか気にし過ぎている

「自己PRで採用結果が大きく左右されるのではないか」と思っている場合、何を書けばよいのか分からなくなり、アピールポイントを見つけられなくなってしまいます。

高い評価を得られるか気にし過ぎると、どのようなテーマを選んでも評価を得られないような気持ちを抱いてしまい、題材選びの段階から手が止まることもあるでしょう。

しかし、自己PRの内容は採用結果に影響する1つの要素でしかありません。自己PRだけで採用結果が決まるわけではないため、難しく考え過ぎないように意識することが大切です。

企業が自己PRで知りたいこと

面接の様子

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自己PRを適切な内容に仕上げるためには、企業が自己PRに何を求めているのかを理解することが大切です。自己PRで企業が知りたいことを押さえておきましょう。

性格や人柄

企業が自己PRで知りたいことの1つに、応募者の性格や人柄が挙げられます。人としてどのようなタイプなのかを把握しようとしているのです。

具体的には、謙虚に仕事を覚えられるかどうかや、既存社員とうまくやっていけるかなどを判断します。仕事に対する姿勢や考え方、周囲との関わり方を見られているのです。

スキルや実績といった実務に関連することは、自己PRで求められている内容ではありません。自己PRでは「自分はどのような人なのか」をきちんとアピールする必要があります。

自己分析力

自己PRでは自己分析力があるかどうかも判断されています。自分のことをしっかりと分析し、自己PRで適切に表現できれば、自己分析力をアピールすることが可能です。

自己分析力が高い人は、入社後も活躍してくれるだろうと判断されやすくなります。ある物事を分解し、構成要素や課題を明確にしていく能力は、ビジネスでも重要なスキルであるためです。

自己PRで自己分析力を証明することは、自分に合った企業を選べていることのアピールにもつながります。選んだ題材についてうまく伝えられれば、採用担当者にも好印象を与えられるでしょう。

課題を解決した経験

自己PRで企業が知りたいこととしては、課題を解決した経験も挙げられます。問題を乗り越えたエピソードを書けば、大きなアピールになるでしょう。

ビジネスの場では、うまくいくことばかりではなく、むしろ課題にぶつかることが多くなります。課題解決の経験を伝えれば、困難にもくじけないタフさをアピールすることが可能です。

即戦力となり得るスキルや資格を書くより、主体性を発揮して問題に立ち向かった行動力を書いたほうが、より高い評価を得やすくなります。

応募先企業との相性

企業は履歴書や面接で自社との相性もチェックしています。どれだけ能力が高い人材でも、自社との相性が悪ければ活躍してもらえない恐れがあるためです。

特に、自己PRで確認する応募者の人柄や性格は、自社との相性を判断する材料として使われます。企業研究を行う際は、応募企業の社風を確認しておくことも重要です。

応募者と企業の相性が合わない場合は、再度転職を検討することにもなりかねません。自己PRで相性を見られることは、企業だけでなく応募者にとっても大切なことなのです。

自己PRのテーマを決める方法

手帳に記入する女性

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自己PRのテーマを決める5つのコツを紹介します。自分に合った題材選びで迷う場合の参考にしましょう。

印象に残る経験を深掘りする

自己PRのテーマがなかなか決まらない場合は、印象に残っている過去の経験を思い出してみましょう。印象深い経験に伴う行動の多くは、強みから発揮されています。

印象に残る経験を思い出したら、何を考えてどのように行動したか、結果として得たものはあるかを考えましょう。経験を深掘りしていくことで、発揮した個性を見つけ出せます。

印象的な出来事により自分が成長しているのなら、「成長の経緯を発見した」という強みのエピソードとして使うことも可能です。

弱みを言い換える

自分の強みが分からない人の中には、弱みならいくらでもあるという人もいるでしょう。多くの弱みは強みに変換することが可能です。

例えば、何事にも慎重になり過ぎて時間がかかってしまうことが弱みだと思うのなら、丁寧に仕事を進められることを強みにできます。何度もチェックしてしまう習慣がついていれば、業務上のミスも少ないでしょう。

このように、ネガティブな性格を弱点だと感じていても、考え方次第でポジティブな方向に変換できます。弱みを今後の課題にして克服を目指すようにすれば、自己分析ができていることのアピールも可能です。

家族や友人に聞く

自己PRのテーマ決めとしては、家族や友人に聞いてみる他己分析も有効です。自分のことをよく知っている人なら、長所や強みについて客観的な意見を引き出せます。

自分では当たり前だと思っていることが、周囲には強みだと評価されていることもあるでしょう。自己分析では気付けない魅力を知れることも、他己分析の大きなメリットです。

自分で自分のことを分析しようとすると、どうしても主観が混じってしまいます。自己分析の結果とすり合わせるために、他己分析を行ってみるのもおすすめです。

企業のニーズを調べる

求人票や公式ホームページで企業研究を行っていると、企業が求める人材像が分かるでしょう。自分に当てはまる部分がないか考え、企業のニーズに自分を寄せてテーマを決めるのも1つの方法です。

ただし、評価を高めようとして自分にはない要素を強みにしても、入社後に苦労することになります。決してうそはつかず、あくまでも実際に発揮できる強みを選ぶのがポイントです。

自分に当てはまるものがない場合は、どこでも通用するポータブルスキルをテーマにするのもおすすめです。コミュニケーション力・問題解決力・決断力といったものなら、強みとしてアピールしやすいでしょう。

自己分析ツールを活用する

自己PRのテーマをどうしても自分で探せない場合は、自己分析ツールを活用してみましょう。ネットや書籍で使えるツールが多数存在します。

ツールの種類によっては、自分の強みや弱みだけでなく、向いている職業や価値観の傾向を把握することも可能です。社会人としての基礎スキルが分かるツールもあります。

ネット上には無料で利用できるツールも数多くあるため、いくつかのツールで診断して自分の傾向をつかんでおくとよいでしょう。ツールで強みを出した後は、あらためて分析・検証を行っておくことも大切です。

魅力的な自己PRを作るポイント

ノートに書き込む

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自己PRで自分の強みをより効果的に伝えるためのコツを紹介します。以下に挙げるポイントを押さえて内容を考えれば、魅力的な自己PRを作れるでしょう。

テーマは1つに絞る

自己PRで取り上げるテーマは1つに絞りましょう。テーマを2つ以上記載してしまうと、それぞれのインパクトが弱くなってしまい、採用担当者に強い印象を残せなくなります。

自分らしさを最も効果的に表現できるテーマや、最も印象深いエピソードを書けるテーマを選べば、1つに絞っても十分に強みをアピールすることが可能です。

強みをいくつも思いつく人は、応募企業ごとに最適な強みを変えるのもおすすめです。ある企業で高評価だった強みが、別の企業でも評価されるとは限りません。自己PRの内容は毎回検討するようにしましょう。

具体的なエピソードを盛り込む

自己PRを書く際は、具体的なエピソードを添えることも重要です。強みと併せてエピソードも盛り込めば、実際に強みが発揮されたことを裏づけられます。

エピソードは学生時代のものやプライベートのものではなく、業務や組織で発揮されたものにしましょう。仕事に生かせることを示せるため、より強い印象を与えられます。

単に出来事だけをエピソードとして伝えるのではなく、実際の経験を通して感じたことや学んだこと、生じた課題などを書くこともポイントです。

志望企業で生かせる強みを示す

自己PRで取り扱うテーマは、志望企業で生かせるものにしましょう。企業や業種について徹底的にリサーチを行えば、入社後に業務で効果を発揮できそうな強みを把握できます。

同じ業界の企業だからといって、求める人物像も同じであるとは限りません。職種や部署によっても生かせる強みは異なるため、自己PRの内容はある程度企業に寄せて書くことが重要です。

先にゴールを理解しておけば、テーマの選定もしやすくなります。企業が求めるものを自分に当てはめていくことで、思わぬ発見につながることもあるでしょう。

【自己PRでおすすめの強み1】主体性

働く女性

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自己PRの題材を思いつかない人におすすめの強みを紹介します。まずは主体性をチェックしておきましょう。

自分から行動できる力

主体性とは自分から積極的に行動できる力のことです。自分の意志や判断に基づき、責任を持って物事を実行できる力を指します。

上司の指示がなければ何もできない人は、主体性があるとは言えません。周囲の意見や指示に頼ることなく、自分の判断により行動に移せる人が、主体性をアピールできます。

主体性と似た言葉の自主性や行動力とは、意味が若干違うことに注意が必要です。いずれも自らの判断で行動できる力のことですが、主体性には自分の行動に責任を持つ意味合いがより強く含まれています。

主体性をテーマにした例文

前職で営業事務として働いていたとき、書類の管理に非効率さを感じていました。顧客や取引先の電話、来客で対応に追われた際、書類を探したり持ち出したりするのに、かなりの時間を費やしてしまうことが多かったのです。

そこで、私は書類の電子化を部署に提案し、業務効率化につながるツールを導入してもらいました。ツール探しやサービス業者とのやりとりも、すべて私が担当させてもらいました。

ツール導入後は若い社員を中心に喜ばれましたが、年配の社員の中には使い方が分からない人もいたため、私が責任を持って教育を引き受けました。主体性を生かして業務効率を大幅に改善できた経験を御社でも生かし、働きやすい環境づくりに貢献したいと考えています。

【自己PRでおすすめの強み2】協調性

握手をするスーツの男性

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自己PRを考える際は、協調性を強みにするのもおすすめです。協調性をアピールするポイントやすぐに使える例文を紹介します。

周囲と協力し物事を推し進められる力

協調性はさまざまなニュアンスを含む抽象的な言葉であるため、自己PRのテーマにする場合は意味をしっかりと理解して使う必要があります。

企業が求める協調性とは、周囲と協力しながら物事を推し進められる力です。立場や意見が異なるメンバーの中にいても、利益を上げるために同僚や上司と頑張れる能力を指します。成長過程にあるベンチャー企業で重宝されやすい強みです。

組織の規則やルールを順守して行動できる力も、企業に求められる協調性です。こちらのほうは大企業や老舗企業で求められやすいため、協調性をアピールする際は企業の特徴をきちんと把握しておきましょう。

協調性をテーマにした例文

大手量販店の携帯販売員として働いていたとき、販売員ごとの売上に大きな開きが生じていた時期がありました。私は店舗内でも常に上位の売上を出せていましたが、経験に乏しい販売員が苦労しているのを見て、何とかならないかと考えたのです。

他の売上上位者にも声を掛け、業務の合間にトークマニュアルを作成しました。上司に相談して研修の機会を設けてもらい、私が講師となり集中的に指導を行ったところ、店舗全体の売上を3カ月で2倍にすることに成功しました。

自分だけ売上を出せればよいのではなく、部署全体で協力しながら成果を出していくことが大切だと考えています。御社でも私の協調性をさまざまな場面で生かしていきたいです。

【自己PRでおすすめの強み3】行動力

タブレットを持っている女性

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自らの意思で積極的に行動を起こせる人は、行動力を自己PRのテーマに選んでみましょう。行動力の具体的な意味と例文を紹介します。

決めたことを実行に移せる力

行動力とは、自分で決めたことを実行できる力のことです。主体性と似た言葉ですが、行動に責任を持つ意味合いが強い主体性に対し、行動力は実際に体を動かして踏み出せることにフォーカスしています。

一般的に、人は目標ができたときや何かを始めたいときに、やるかやらないかをさまざまな基準で判断します。やったほうがよいと思っても、やらない判断をすることも多々あるでしょう。

一方で行動力がある人は、とりあえずやってみる方向で考えるのが基本です。考える前に体が動くことが多いため、ビジネスシーンでも周囲を助ける場面が多くなります。

行動力をテーマにした例文

私の強みは行動力があることです。会社が主催する定期的なイベントで先輩が準備を担当していたのですが、他の仕事もあり大変そうだったため、比較的時間に余裕があった私が代わりに手伝えないか相談したことがあります。

準備係をバトンタッチした後も、先輩から助言をもらいながらさまざまな部分の改善を図りました。後任者にスムーズに業務を引き継げるように、イベント準備のマニュアルも残しています。

体が先に動くタイプなので失敗することもありますが、「よく動いてくれて助かる」との声もこれまで数多くいただいてきました。御社でも行動力を発揮し、早い段階から力になれるよう頑張りたいと思います。

【自己PRでおすすめの強み4】継続力

デスクワークをする男性

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継続力は企業からの評価が高くなりやすい強みの1つです。エピソードも書きやすいため、自己PRのテーマとして積極的に採用してみましょう。

簡単にあきらめず挑戦し続けられる力

企業が求める継続力とは、どのような仕事でも簡単にあきらめず挑戦し続けられる力のことです。困難に立ち向かえる気持ちだけでなく、トラブルを回避できるスキルも含まれます。

粘り強さや精神力の強さだけでは、最後までやり遂げられないことも出てくるでしょう。継続力を発揮するためには、工夫する力や知識を積み上げられる力も重要です。

継続力があれば簡単には会社を辞めなくなるため、企業の評価も高くなります。特筆すべき強みがない場合は、継続力をアピールして長く働けることを示すのもおすすめです。

継続力をテーマにした例文

前職の業務は不動産会社での管理業務です。資格を持たずに入社したのですが、働いているうちに資格の重要性を理解できるようになり、自主的に資格取得を目指すことになりました。

業務と両立しながらの勉強は思っていた以上に難しく、勉強開始後1年間で試験に2回落ちました。しかし、どうしても資格を取りたかったため必死に勉強を続け、3回目の試験で合格できました。

簡単にはあきらめない粘り強さが私の強みです。御社のモットーである継続力を私も業務で存分に発揮し、売上アップに貢献したいと考えております。

【自己PRでおすすめの強み5】向上心

読書する男性

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自己PRのテーマを考えつかないのなら、向上心にするのもおすすめです。向上心の意味やすぐに使える例文を紹介します。

高い目標に向けて努力できる力

向上心とは自分で決めた目標に向かって努力できる力です。現状に満足することなく自分を成長させ、より優れた状態を目指そうとすることを指します。

向上心がある人は成長が見込めるため、企業にとってプラスになる人材です。従業員が成長することは、企業の成長スピードの加速にもつながります。

ただし、向上心を強くアピールし過ぎると、現状に満足できなくなり、早期に転職されるのではないかと、とらえられかねません。集団行動には向かないとみなされる恐れもあります。

向上心をテーマにした例文

私の強みは向上心があることです。飲食店の店舗責任者を任されていたとき、立地の良さにも恵まれて店舗の売上は地域内の他店舗より高い状態をキープできていました。

しかし、スタッフの接客に不満があったため、接客スキルを向上させればより売上がアップするのではないかと考えました。本部に掛け合って研修を実施したり、ライバル店を個人的に視察したりして、店舗の本格的な教育を実施したのです。

その結果、店舗の売上はさらに向上し、全国上位に名を連ねるまでになりました。御社でも向上心を強く持ち、周囲を巻き込みながら環境を改善したいと考えています。

【自己PRでおすすめの強み6】計画性

スケジュールを立てる

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計画性がある人は、企業から高い評価を得られる可能性があります。計画性を題材にした例文をチェックし、自己PRを書く際の参考にしましょう。

合理的・効率的に業務を進められる力

業務を合理的かつ効率的に進められる力が計画性です。ビジネスにおいては、目標に向けて予定を作り、スケジュール通りにきちんと作業を進めていけるスキルを指します。

チームをマネジメントできることも、計画性がある人の特徴です。納期までにプロジェクトの進捗を管理したり、各工程が円滑に進むように調整したりできます。

セルフマネジメント能力が高いこともポイントです。計画性がある人に仕事を任せれば安心できるため、採用時の評価は高くなるでしょう。

計画性をテーマにした例文

前職では販売部門の事務に携わっていました。複数の業務を担当することが多く、すべての業務について朝にスケジュールを組み、優先順位を決めて優先度の高い業務から取り組むようにしていました。

月の初めには1カ月の予定を立て、週ごとに締切や納期を確認しながら、翌週までの予定も必要なら早めに変更していました。前倒しでできるものは早めに済ませ、常に余裕を持った行動を心掛けていました。

前職では私が関わった仕事で納期に遅れたことは一度もありません。他部署からもスケジュールが分かりやすくて助かるとの声をいただいていました。御社でも計画性を発揮しながら、滞りなく業務を進めていきたいと思います。

「自己PRがない」のは単なる思い込み

面接官の女性

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企業が自己PRで知りたいことは、応募者の性格・人柄や自己分析力、自社との相性です。特別なスキルをアピールしたり、派手なエピソードを披露したりする必要はありません。

過去の印象的な経験を深掘りすることや、家族・友人に聞くことで、自分の強みを見つけられます。自己PRではあまり深く悩みすぎず、自分らしい強みを決めたら、自然体でアピールしましょう。

小松俊明
【監修者】All About 転職のノウハウ・外資転職ガイド小松俊明

国立大学法人東京海洋大学グローバル教育研究推進機構教授。サイバー大学客員教授を兼務。「できる上司は定時に帰る」「エンジニア55歳からの定年準備」「人材紹介の仕事がよくわかる本」他、キャリアやビジネススキル開発に関する著書がある。元外資系ヘッドハンターであり、企業の採用や人材育成事情に詳しい。
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著書:
人材紹介の仕事がよくわかる本
エンジニア55歳からの定年準備