バイトを探しているなら警備のバイトはいかがですか。スーパーやデパート、ビル、そしてイベント会場など人が集まるところには必ず警備員がいます。制服を着てかっこよく働く警備の仕事をやってみたいと思う人もいるでしょう。警備のバイトの種類と仕事内容、向いている人のタイプをご紹介します。
警備のバイトの種類と勤務場所
警備の仕事の種類
警備の仕事とは、たくさんの人の安全を守る仕事で、次のように分類できます。
施設警備
デパートやスーパー、遊園地など商業施設で人員誘導、交通整理を行う
交通誘導警備
工事現場などで交通整理が必要なときに車や人を安全に誘導する
現金輸送警備
ATMなどから集金し、銀行へ安全に送り届ける
イベント警備
イベント会場の多数の観客を安全に移動できるよう誘導する、混乱を予防する
住み込み警備
管理ビルなどに住み込んで建物の巡回警備を行う
勤務形態は?
勤務は交代制(シフト制)がほとんどです。一日二交代制と三交代制があります。昼間だけ働く日勤と夜だけ働く夜勤、深夜勤務などがあります。同じ交通誘導警備でも、商業施設の交通誘導は日勤が、道路工事現場の交通誘導は夜勤が多くなります。三交代制は7:00~・15:00~・22:00~というシフトが一般的です。
主な勤務場所は?
警備員が警備するのは、人や車、物が多く集まる次のような場所です。
・ショッピングセンター
・デパート
・オフィスビル
・工場
・駐車場
・道路工事、建設工事現場
・イベント会場(live会場)
・駅構内、空港
人や車が多く集まる場所では、人々が押し合って倒れる、災害のときに混乱が生じる、迷子が出る、車同士が衝突する、人身事故が起きるといった危険性があります。また、夜間や休日に無人になる建物では、巡回して不審者の侵入を防がなければなりません。こういった目的のために、警備を行うのが警備員です。
警備バイトのメリット・注意点
メリット
警備のバイトのメリットは、給与日払いが多いので月末を待たずに給与がもらえることです。また、制服支給のところが多く、仕事着を自分で用意する必要がありませんし、単発、短期間の仕事も多いので、少しだけ働くこともできます。未経験でも研修を受ければ始められますし、男性だけでなく、女性でも仕事ができます。忙しい人でもシフトが細かく設定されているので、自分の都合に合わせて自由に組みやすいですし、休憩室などが完備しているところが多いので、疲れたときには休めます。
警備の仕事を選ぶ際の注意点
警備のバイトは基本的に立ち仕事なので体力的にきつく、悪天候下での屋外警備などはつらい仕事です。夜勤が多いと、生活が不規則になりやすいことにも注意が必要でしょう。交通警備では、事故に巻き込まれるリスクにも注意が必要です。警備のバイトは法律で18歳以上のみができます。(警備業法第14条)に、現金輸送警備などは運転免許が必要であり、また、空港での警備などは英語ができると有利でしょう。
出典:法令データ提供システム「警備業法(平成二三年六月三日法律第六一号)
第14条-18歳未満の者又は第3条第1号から第7号までのいずれかに該当する者は、警備員となつてはならない。
警備バイトはこんな人に向いている!
警備のバイトは体力に自信がある人に向いています。また、責任感があり、仕事は最後までやり抜く人、人を守る仕事がしたい人、テキパキと行動できる人にも向いているでしょう。よく気を配る必要があるので、気が利いて周囲に気遣いができる人や、その場で状況判断をして機転を利かせることができる人にも向いています。何か混乱が生じても慌てずに対処できる人もこの仕事に向いているでしょう。
体力に自信があり、責任感が強い人におすすめ
警備のバイトは、立ち仕事で体力を使う仕事です。ときには自分の身を挺して、人々の身体の安全やお金などの貴重なものをあらゆる危険から守らなければならないこともあります。それでも安全・安心な生活を守りたいという意気込み・責任感がある人に、警備の仕事は最適であるといえるでしょう。