無料Webツールで「書く」を効率化する5つの方法

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文章を作るのはじつに面倒です。「内容」を考えるだけでも時間がかかるのに、さらに間違いの無い日本語を「書く」ために気を使うなんて……。いくら時間があっても足りません。

ならばどうするか。もちろん、文章の目的である「内容」で勝負。同義語さがしや校正といった「書く」負担は減らして、「内容」にかける時間を増やすのです。

たとえば筆者は書く作業を効率化する5つのツールを使っています。いずれもWeb上で運用されており、無料ですぐ使える手軽さが魅力です。

 

「JTF日本語スタイルチェッカー」は翻訳文にも強い!サクッと校正

JTF日本語スタイルチェッカー

JTF日本語スタイルチェッカー

「JTF日本語スタイルチェッカー」は、JTF(日本翻訳連盟)の推奨する表記ルールにしたがって自動校正してくれるツールです。

できること

・ミスタイプの箇所を見つける

・誤字脱字を見つける

・変換エラー候補を見つける

 
なにより軽快な動作がステキです。ほかのWeb校正ツールに比べ、サクッと表記ミスを指摘してくれます。
日本翻訳連盟のスタイルガイドに準拠しているだけあって、「原則として和文では使用しない記号やかっこ」というチェック項目があるのは興味深いところです。翻訳文に紛れ込みやすい記号類を発見することができます。

 

「Enno」は書きかたのヒントまでくれる

Enno

Enno

「Enno」も日本語のあきらかなエラーを自動でチェックしてくれるツールです。

できること

・ミスタイプを見つける

・誤字脱字を見つける

・変換ミスを見つける

・文字化けを見つける

・全角句読点「,」「.」を使用する理工系文書もチェックできる

 
表記ミスの指摘が得意な「JTF日本語スタイルチェッカー」とくらべ、エラー判定の理由をくわしく表示してくれます。文法ミスから単純なタイプミスまでさまざまなミスが登録されており、判定理由を読むだけで勉強になります。

特徴は「形容詞+です」(例:美しいです)は幼稚な文、といった「文章の書き方アドバイス」のような指摘もしてくれること。「ありがとうございません」というタイプミスに「ほぼ間違いなくエラーではありますが、ある意味名作と呼んでよいでしょう」と表示する遊びごころも秀逸です。

残念なことに動作は軽快とはいえません。

 

「帯2」で、小学生並みの文章と判明?

帯2

帯2

文章の「読みやすさ」と「難易度」を13段階で評価するユニークなツールが「帯2」です。小学校~大学の教科書127冊から抽出したテキストサンプル1478例をもとに、「読みやすさ」を客観的に数字で確認できます。

できること

・文章の読みやすさを、1から13までの数字で評価

・小学(1〜6)、中学(7〜9)、高校(10〜12)、大学(13)の13段階で区分する

 
文章の表現やトーンは、書き手ごとにクセがあります。メディアや企業サイトなど複数筆者の記事を並べて掲載する場合、各人のクセを修正して雰囲気をあわせる「ブランディング」が必要です。読みやすさを客観的に判定できる「帯2」はブランディングに最適です。

ちなみに、本記事の難易度を計測したところ「7」で中学1年レベルのやさしい表現という結果。誰にでも読みやすい記事を目指す「みんなのスタンバイ」編集部としては満足の判定です。

 

「全角半角変換ツール」でミスをボタン一発修正

全角半角 変換ツール

全角半角変換ツール

「全角半角ツ変換ツール」は文章の中の半角文字を全角に、あるいは全角文字を半角に一括変換するツールです。数字やスペースなどの全角・半角修正に便利です。

できること

・数字・アルファベット・記号・空白を全角⇔半角に変換する

 
ビジネス文書では当然の決まりごと、数字・アルファベットの半角表記のミスは、単なる表記の問題です。修正に時間をかけるべきではありません。そこで、「全角・半角変換ツール」の出番です。

校正ツールでもミスの「発見」まではできますが、本ツールはボタンひとつで「変換・修正」も可能です。ラクに、確実にミスをなくすことができます。

 

「文章リライトツール」がボキャ貧を救う

文章リライトツール

文章リライトツール

「文章リライトツール」は文章を入力すると、単語ごとにリライト候補(同義語)を表示してくれるツールです。

できること

・単語ごとにリライト候補を表示する

・漢字もカタカナもリライト候補を表示する

・キャッチコピーのアイデア出しができる

 
同一の表現が何回も登場する文章は美しくありません。言い換えを探さなくてはならないのですが、自分のボキャブラリーに限界があるのも事実。そんなときに使えるのが「文章リライトツール」です。辞書で一つひとつ検索するよりも断然スムーズに同義語がみつかります。

 

おわりに

文章は「内容」を読んでもらいたいから「書く」のです。めんどうな「書く」作業を効率化し、伝えるべき内容を練りあげましょう。

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執筆者

みんなのスタンバイ編集部。「はたらきかたをかんがえる」をコンセプトに、はたらく好奇心を刺激する情報をすべてのはたらく世代へお届けします。