履歴書はA4とB5どちらが正解?サイズの選び方から印刷方法まで解説

履歴書を作成する際、「どのサイズの用紙を選べばいいの?」と迷ったことはありませんか?履歴書は企業の担当者が抱く第一印象を左右する、重要なポイントです。

担当者に好印象を与えるためには、サイズ選びだけでなく、正しい書き方についても知っておく必要があります。用紙サイズの選び方や書き方から印刷方法まで、履歴書作成のコツを解説します。

この記事のポイント

・履歴書はA4サイズが主流
履歴書のサイズにはA4とB5がありますが、現在はA4が主流です。企業から指示があった場合は、指定されたサイズを選びます。
・手書き・パソコン作成のどちらでもOK
特に指示がない場合は、手書きでもパソコンで作成しても構いません。空欄を残さず全て記入しましょう。
・印刷前にPDFデータに変換しておく
PDFデータに変換しておくと、きれいに印刷できます。自宅にプリンターがない場合は、コンビニでも印刷が可能です。

履歴書のサイズは?

履歴書と職務履歴書

(出典) pixta.jp

履歴書を作成する際に迷いがちなのが、用紙のサイズ選択です。まずは、履歴書のサイズに関する基本的な知識から知っておきましょう。

履歴書のサイズにはA4とB5の2種類がある

一般的に、履歴書にはA4とB5の2種類のサイズが存在し、それぞれに特徴があります。A4サイズは横210mm×縦297mmで、見開きにするとA3サイズ1枚分になる用紙です。

一方、B5サイズは横182mm×縦257mmで、見開きにするとB4サイズの用紙になります。コンビニや文具店などで市販されている履歴書も、この2種類のサイズのみです。記載する内容や書きやすさを考えて選びましょう。

A4サイズが現在の主流

履歴書のサイズに厳密な決まりはないものの、現在はA4が主流となっています。その背景には、ビジネス書類のサイズ統一化があります。

1975年に国際標準化機構(ISO)によってA4サイズが正式に標準化されたことにより、A4は印刷や書類の標準的なサイズとして世界的に普及しました。

日本でも、1993年に政府が行政文書をA4に統一したことをきっかけに、民間企業で使用される文書のサイズもA4が標準となっています。そのため、履歴書においても、B5よりA4を選ぶ人が多いのが現状です。

履歴書のサイズ選びのポイント

履歴書と封筒とボールペン

(出典) pixta.jp

用紙選びで迷った際は、選び方のポイントを知っておくと便利です。主なポイントを3つ解説します。

企業から指定がある場合は従う

応募先から指定された場合は、必ずその指示に従いましょう。応募要項などに、「A4」「A判」などと記載されていればA4を、「B5」「B判」と記載されている場合はB5を選択します。

指定されたサイズ以外で提出すると、「応募要項をきちんと確認していない」「指示を守れない人物」という印象を与えてしまう可能性があるため、注意が必要です。

企業によっては、サイズが違うというだけで、書類不備として選考対象から除外するケースもあります。応募書類の準備段階で不利にならないよう、募集要項は隅々まで注意深くチェックすることが大切です。

職務経歴書など同封書類とサイズを合わせる

一緒に提出する職務経歴書などと用紙のサイズを合わせることで、応募書類全体に統一感が生まれます。応募時の添付書類は一般的にA4サイズで作成されるため、それに合わせてA4を選択するのがおすすめです。

採用担当者にとっては、同じサイズにそろっていることで書類の整理やファイリングが格段に楽になります。

サイズが異なっていても、選考に直接影響することはありません。しかし、サイズを統一することで丁寧さや配慮が伝わり、好印象につながる可能性があります。

記入内容の多さで選ぶ

記入したい内容の分量を基準に判断する方法もあります。A4はB5と比べて記入スペースが広いため、職務経験などを詳しく記載したい人におすすめです。

転職回数が多い人や同じ会社でも複数の部署を経験した人、実績を詳しくアピールしたい人は、A4を選びましょう。

一方、職歴が比較的少ない人には、B5が向いています。記入スペースがコンパクトなため、情報量が少なくても空白が目立ちにくく、バランスの取れた履歴書に仕上がります。

履歴書の正しい書き方と記入方法

履歴書

(出典) pixta.jp

履歴書の正しい記入方法についても確認しておきましょう。適切なサイズを選んでも、書き方のルールを守らなければ、採用担当者に好印象を与えられません。

履歴書作成において押さえておくべきポイントを解説します。

履歴書の基本的な書き方ルール

履歴書は応募企業ごとに作成するのが基本です。使い回しは避け、最新の情報で作成しましょう。

履歴書の項目に沿って、必要事項を全て記入していきます。主なポイントは以下の通りです。

  • 日付:メールで提出の場合は送信日、郵送の場合は投かん日
  • 氏名:フルネームで記入する
  • 住所・連絡先:都道府県から記入する
  • 学歴・職歴:高校卒業から記入する。大学の学部や学科も正式名称で。高校卒業までの場合は高校入学から書く。職歴は在籍した会社を全て記入する
  • 志望動機:100~200字を目安に書く
  • 自己PR:自分の強みをアピールする
  • 本人希望記入欄:特にない場合も空欄にせず、「貴社規定に準じます」と記入するのがマナー

誤字・脱字は「仕事でもミスをする人」という印象を与えてしまうため、提出前に必ずチェックすることが大切です。

手書きとパソコンでの作成のメリット・デメリット

企業から特別な指示・指定がなければ、手書きとパソコンのどちらで作成しても構いません。それぞれのメリットとデメリットを理解し、自分の状況に適した方法を選びましょう。

  • 手書き:時間をかけて丁寧に書くことで、応募先企業への熱意や真摯な姿勢を伝えやすくなる。美しい文字で書けるスキルがあれば、他の応募者との差別化にもつながる。ただし、書き間違いをした際の修正が難しく、複数企業への応募では時間と労力が必要
  • パソコン作成:修正や更新が簡単で、効率的に作成できる。IT関連や事務職では基本的なパソコンスキルの証明にもなる。一方で、個性や温かみを表現しにくい面がある

パソコンでA4履歴書を作成する際のポイント

パソコンで履歴書を作成している男性

(出典) pixta.jp

履歴書をパソコンで作成する際は、見た目の美しさと読みやすさを両立させることが重要です。フォントの選び方や印刷方法などについて解説します。

履歴書作成に適したフォントは?

履歴書は、フォーマルなビジネス文書として適切な明朝体で作成するのが基本です。WindowsならMS明朝、Macならヒラギノ明朝などの、標準搭載フォントを選びましょう。

見出し部分に限っては、視認性を高めるためゴシック体の使用も効果的です。また、履歴書全体で使用するフォントは1種類とし、統一感のある仕上がりを心がけることが重要です。

なお、装飾的なフォントや手書き風フォントは、「ビジネスマナーを理解していない」という印象を与えてしまう可能性があるため、使用は避けましょう。

文字サイズや行間の設定方法は?

履歴書の文字が小さすぎると、担当者の読む気を失わせ、大きすぎると記入できる情報量が限られます。文字サイズは、本文で10.5ポイント、見出しは11~12ポイントに設定するのが理想的です。

採用担当者が快適に読めるバランスを保ちつつ、A4サイズの広いスペースを有効活用できるでしょう。行間は、1.2~1.5行分に設定すると読みやすさが向上します。

行間が詰まりすぎると圧迫感を与え、広すぎると情報がまばらに見えてしまうので注意が必要です。

A4用紙に印刷する方法は?

一般的な家庭用プリンターはA4用紙までの対応という機種が多く、履歴書の見開きA3サイズは印刷できません。そのため、次のいずれかの方法で印刷しましょう。

  • 履歴書専用の印刷用紙を使用する:A3サイズを半分に折り畳んだ状態で販売されており、片面ずつ印刷して後に広げることで見開きA3履歴書が完成する
  • 通常のA4用紙2枚に分けて印刷する:印刷後、氏名・写真欄のあるページを上にしてクリップで留める。ホチキスは採用担当者がコピーやファイリングする際の手間になるため避けるのがマナー

履歴書を印刷する際は、あらかじめPDFデータに変換しておくことがポイントです。

自宅にプリンターがない場合は、データをUSBメモリなどの媒体に保存するか、ネットワークプリントサービスにアップロードすることで、コンビニの複合機でも印刷できます。

履歴書のサイズはA4が主流

封筒と履歴書

(出典) pixta.jp

履歴書のサイズには、A4とB5の2種類がありますが、現在はA4サイズが主流です。企業から指定された場合は、その指示内容に従いましょう。同封する書類とサイズを統一することも大切です。

記入する内容の分量に応じた用紙サイズを選択し、パソコンで作成する際は適切なフォントと文字サイズを設定しましょう。正しい書き方と印刷の設定を理解することで、効果的な履歴書の作成につながります。

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