20代の女性が転職を成功させるには?4つのポイントや注意点

ライフイベントやキャリアチェンジなどを理由に転職を考える20代女性は多いのではないでしょうか?同じ20代でも、タイミングによって適切な転職活動は異なります。20代女性の転職のタイミングや成功のポイント、注意点を見ていきましょう。

20代女性の転職はいつがベスト?

手帳に記入する女性

(出典) photo-ac.com

「20代はまだ若いのでいつでも転職できる」と考えている女性もいるかもしれません。確かに求人の多さだけで見ると20代は、30代や40代に比べて転職しやすいといえるでしょう。

しかし同じ20代の女性でも、年齢やライフイベントの予定によって転職にベストなタイミングは異なります。具体的な例を挙げて見ていきましょう。

第二新卒対象なら4月

目安として25歳以下であれば、第二新卒枠の求人がある4月に転職するのもおすすめです。「第二新卒」とは一般的に、学校を卒業して就職した後、数年で会社を辞めて転職活動している人のことを指します。

25歳前後までが第二新卒の対象とされることが多いものの、最終学歴の違いによって卒業した年齢は変わるため、「○歳まで」というはっきりした基準はありません。

基本的なビジネスマナーが身に付いた第二新卒者は、短期間で即戦力へと育てられることから、採用のニーズが高い人材とされています。

応募者にとっては新卒者と一緒に研修を受けられるというメリットがあります。新卒者と年齢が近いので、人間関係の構築もスムーズに進むでしょう。

結婚の予定があれば1年前までに

家庭を持つ予定があるなら、結婚の1年以上前に転職するのがおすすめです。結婚間近や結婚後では「入社後すぐに産休を取るかもしれない」と、面接官から思われるかもしれません。

結婚が近いのに「結婚の予定はない」とうそをついたとしても、入籍すれば手続きのときに分かってしまいます。バレたときに信用を失うことになるでしょう。

結婚予定から1年以上前であれば、仮に面接で結婚の予定をそれとなく聞かれたとしても「今すぐする予定はないが、将来結婚しても仕事を続けていきたい」とポジティブな受け答えができます。

出産の予定がある場合も目安は1年前

これから出産を予定している場合も、転職活動は出産の1年前を目安に始めましょう。

企業の労使協定では「育児休暇を取得するには雇用期間が1年以上必要」などと決められていることが多いものです。転職後すぐに出産すると育児休暇を取得できず、退職せざるを得なくなる可能性もあります。

育児休業給付の受給も、「育児休暇を開始した日の前2年間に雇用保険の被保険者期間が12カ月以上あること」が条件です。出産の1年前より後に入社すると受給対象になりません。

すでに妊娠している場合は、出産後仕事を始められるようになってから転職活動をスタートすることをおすすめします。

参考:Q&A~育児休業給付~|厚生労働省

20代の転職で求められることは?

資料をチェックする女性

(出典) photo-ac.com

一口に20代といっても、前半と後半では求められるスキルが変わってきます。転職活動を成功させるためにも、企業が応募者に何を求めているかをしっかり把握しておきましょう。

前半は「ポテンシャルや将来性」重視

20代前半は、まだ十分な実績やスキルがなかったとしても、それほどマイナスにはなりません。それよりも仕事に対する意欲があるか・これから新しい知識を吸収して活躍できる人材かといった、本人のポテンシャルや将来性を期待する傾向があります。

「ポテンシャル採用」ともいわれるこの採用方法は、20代前半の転職ならではの特徴です。これといったスキルがなくても、やる気が認められれば採用される可能性が高いため、未経験の業界へのキャリアチェンジも可能です。

後半になると「スキルや経験」も

20代後半になると、年齢に見合ったスキルや実績が求められるようになってきます。やる気やポテンシャルの高さだけでは、採用される可能性が低くなるでしょう。未経験の業界への転職も、20代前半に比べて難易度が上がります。

それまでの経験を生かせる人材として、またスキルを持った中堅のポジションで活躍できる人材として期待されるのが20代後半という年代です。

資格や業務内容についてのノウハウだけでなく、コミュニケーション力や柔軟性も必要とされるでしょう。

20代女性の転職を成功させるポイント4つ

履歴書を手にしている女性

(出典) photo-ac.com

30代以上に比べて転職しやすい20代の女性でも、考えなしに転職に踏み切ると失敗してしまう可能性があります。特にライフイベントがキャリアに影響しやすい女性の場合、しっかりと将来を見据えて転職に臨みましょう。

将来の働き方まで決めておく

転職先の会社でどのようなキャリアを積みたいか、結婚や出産の後はどうするのかなど、将来の働き方を具体的に考えておくことがポイントです。

やりたいことや目的がはっきり決まらずに転職すると、入社後に「こんなはずではなかった」というミスマッチが起こり、転職を繰り返してしまう事態を招きかねません。

「5年後までに○○のポジションに就く」「○○年後に結婚するまではキャリア優先でバリバリ働く」など、具体的なライフプランとキャリアプランを立てましょう。パートナーがいる場合は、2人で話し合いながら決めると食い違いが起きにくいはずです。

転職条件に優先順位を付ける

転職先を探す上で、絶対に譲れない条件と妥協できる条件を決めておきましょう。希望条件を全て満たす会社を探そうとしても、なかなか見つからないことが多いものです。

どうしても決められないときは、希望を全て書き出した上でそれぞれを比較しながら優先順位を付けてみるのがおすすめです。仕事の内容や給料だけでなく、ワークライフバランスも長く働いていくために重要になってきます。

転職サービスをフル活用する

できるだけ数多くの求人の中から条件に合った会社を探すことも、転職を成功させるコツといえるでしょう。多くの求人情報に出会う手段として、転職のためのサービスをフルに活用するのがおすすめです。

転職サービスには転職サイトや転職エージェントなどがあります。自分のペースで転職活動したい人には、1人でじっくり探しながら気に入った求人に応募できる転職サイトが向いています。

求人検索エンジン・スタンバイの求人件数は、1,000万件以上と豊富です(2020年8月時点)。条件を絞り込んでWeb上の求人を検索できるため、忙しい人でも効率的に情報収集ができます。

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ビジネスマナーを意識する

今の職場では「まだ20代だから」と許されていることでも、一歩外に出れば社会人として通用しないことは多々あります。転職を考えているなら、最低限のビジネスマナーは身に付けておきましょう。

第二新卒以上であれば、企業側もビジネスマナーが身に付いていることを前提に募集していると考えるのが賢明です。

不安な人は転職活動を始める前に、敬語の使い方や身だしなみなどを再度確認しておくとよいでしょう。

20代女性が転職する際の注意点

カフェで考え事をする女性

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転職して長く働き続けるためには、あらかじめ注意しておくべきことがあります。20代女性の転職で避けた方がよいことを、2つ挙げて説明しましょう。

安易な転職は避ける

「なんとなく今の会社に不満がある」という理由だけで転職するのは避けましょう。その不満を解決する方法は転職以外にないのか、よく考えてみることが大切です。

職場に不満があるからといって安易に転職してしまうと、結果的に何度も転職を繰り返す癖が付いてしまうかもしれません。そうすると、企業からも長く活躍できそうにないという印象を持たれてしまうでしょう。

まず仕事を変えたい理由をはっきりさせ、本当に違う職場に移らなければ解決しないのかを考えます。転職しかないのであれば、次の職場でも同じ事態に陥らないよう、優先順位をしっかり決めてから仕事を探し始めましょう。

仕事の内容だけで決めない

仕事の内容だけで転職先を決めるのはやめましょう。「やりがいのある仕事に就きたい」という気持ちを持つのは大事ですが、働きやすい職場でなければ長く勤め続けることはできません。

入社してからミスマッチを起こさないよう、社風や職場の雰囲気が自分に合っているか・納得できる給与か・残業は多くないかなどもしっかりチェックしておくことが必要です。

将来的に結婚・出産を考えている女性なら、福利厚生やワークライフバランスを確認しておく必要があるでしょう。家事・育児との両立がしやすい企業なら、結婚・出産でキャリアをあきらめずに済む可能性が高くなります。

ライフイベントも考えて転職の決断を

資料を手に歩く女性

(出典) photo-ac.com

転職を成功させるためには、年齢に合った転職活動をすることがポイントです。20代女性の場合、これから結婚や出産などを経験する人もいるでしょう。

さまざまなライフイベントと両立させて長く働き続けるためにも、ワークライフバランスまで考慮したキャリアプランを立てて、転職活動を進めていくことが大切です。

将来どのような働き方をしたいのかしっかりイメージした上で、自分に合った転職先を見つけましょう。