人の役に立つ仕事54選!タイプ別に特徴を紹介

「人の役に立つ仕事に就きたい」という気持ちから、転職を考え始めている人もいるのではないでしょうか。「人の役に立つ仕事」にはさまざまな種類があり、そのイメージも人によって異なります。

実際に「人の役に立つ仕事」といわれる職種とその特徴をタイプ別にチェックしながら、自分の理想とする転職先探しへとステップを進めましょう。未経験から「人の役に立つ仕事」に転職する際のポイントと、その仕事で得られるメリットについても解説します。

この記事のポイント

・6つのタイプの「人の役に立つ仕事」
自分がどのタイプの「人の役に立つ仕事」をイメージしているのかをはっきりさせましょう。
・未経験からの転職を成功させるポイント
未経験OKの転職先を探すのか、資格やスキルを身に付けてから転職するのかを考えましょう。
・「人の役に立つ仕事」のメリット
仕事にやりがいを感じられるようになるだけでなく、収入面やキャリアアップのメリットもあります。

人の役に立つ仕事とは?

女性保育士と女児

(出典) pixta.jp

給与や待遇だけではなく、やりがいに重きを置いて仕事を探している人もいるでしょう。「人の役に立つ仕事」にはさまざまな種類があります。そのため、どこにやりがいを見いだすかが分かっていなければ、満足のいく転職は実現しません。

「人の役に立つ仕事」とはいったいどのようなものなのか、未経験からのキャリアチェンジも可能なのかを、まずは整理してみましょう。

人の役に立たない仕事なんてない

仕事はどれも人や社会のためになっています。仕事に対価としての支払いが伴うのは、そこに需要があり、それを時間やエネルギーを使って供給しているからです。

「ありがとう」や「助かった」という言葉を聞くことがないとしても、法律の定めに従って仕事をし収入を得ているのであれば、それは人の役に立っているということになります。

人の目につかない「縁の下の力持ち」的な仕事は多く、そういった仕事こそ社会生活には欠かせない重要な部分を担っているといえるでしょう。

転職を考える場合には、「全ての仕事は誰かの役に立っている」という大前提を忘れないようにしたいものです。

人の役に立つ仕事を見つけるには

「人の役に立つ仕事」といわれる職種はバラエティーに富んでいるため、仕事内容や業務環境も実にさまざまです。

「人の役に立つ仕事をしたい」という漠然とした願いだけで仕事選びをすると、働き始めてから「思っていたのと違う」ということになってしまうかもしれません。

まずは自己分析をして、自分がイメージする「人の役に立つ仕事」とはどのようなものなのかをはっきりさせることが重要です。自分の気持ちが明確になってくれば、どの職種・転職先を選べばよいのかを見極められます。

未経験からの転職も可能

「人の役に立つ仕事」といわれるものの中には、経験や資格・免許が必要なものと未経験からチャレンジできるものとがあります。

需要が高く、多くの人材を必要とする職種では、未経験者の採用を積極的に進めているケースも少なくありません。未経験から始め、実務経験を積みながら資格・免許を取得できるものもあります。

未経験から「人の役に立つ仕事」への転職を実現させる方法は次の3つです。

  1. 未経験OKの転職先を探す
  2. 資格・免許を取得してから転職先を探す
  3. 資格・免許の取得に有利な未経験求人を探す

人の役に立つ仕事で「困っている人の力になりたい」

男性医師と患者

(出典) pixta.jp

ここからは、「人の役に立つ仕事」をタイプ別に紹介していきます。まずは「困っている人の力になりたい」という人におすすめの仕事です。

病気の人や年配者に直接関わりながらサポートをする医療・介護系の仕事は、その中心といえます。「ありがとう」「助かった」という言葉を直接耳にできるシーンも多いでしょう。

1.医師

医師は内科医・外科医・産婦人科医など、専門科ごとに関わる患者のタイプや取り扱う病気が異なります。病気の治療や回復に直接携わるため、感謝されることの多い職種です。

医師になるためには、医学系の大学を出た後、医師国家試験に合格しなければなりません。その後、研修医として実務経験を積みながら実力を付けていくことになります。

2.看護師

看護師は医師を補助する立場で、治療のサポートや療養上の世話をする仕事です。看護系の学校を卒業した後、看護師国家試験に合格することで看護師になれます。看護師と一緒に働く准看護師は、都道府県が実施する准看護師試験に合格することが必要です。

専門知識を生かしながら病気や障害のある人をサポートできるため、命や生活を支えているという実感を得やすい仕事といえるでしょう。

3.理学療法士

理学療法士は、病気・けがからのリハビリ、または障害のある人に対する身体機能の回復、健康維持、スポーツのパフォーマンス向上などを目的に、運動指導や物理療法を行う専門職です。

理学療法士になるためには、理学療法士養成校を卒業した後、理学療法士国家試験に合格しなければなりません。

身体機能の回復・向上を目指して頑張る人をそばで支えるため、喜びや苦労を分かち合うシーンも多くあります。

4.作業療法士

作業療法士は、体や精神に障害がある人が日常生活や社会生活に復帰できるようサポートする専門職です。

作業療法士になるには、作業療法士養成校を卒業した後、作業療法士国家資格を取得しなければなりません。患者だけでなく、その家族ともコミュニケーションを取りながら自立をサポートしていきます。

担当した人が生活を楽しめるようになったり、仕事に復帰できたりすると、大きな達成感を味わえるでしょう。

5.診療情報管理士

医療機関においてカルテや看護記録、検査記録などを点検・管理するのが診療情報管理士です。管理する情報を収集・分析したり、必要な場合に情報を提供したりすることもあります。

診療情報管理士としての仕事は、無資格で行うことも可能です。とはいえ、「診療情報管理士」の認定資格があると転職に有利になります。

目立たない仕事ではあるものの、病気の実態を把握したり医療政策に役立てられたりと、医療発展のためには欠かせない仕事といえるでしょう。

6.助産師

妊娠から産後まで母子と関わりながら、出産の介助、悩みごとや困りごとへの対応、新生児ケアや育児指導を行うのが助産師の仕事です。

助産師になるためには、看護系の学校を卒業後、看護師国家試験に合格し、さらに助産師国家試験に合格する必要があります。

命の誕生の現場に立ち会うことになるため、責任の重い仕事です。その分、達成感や喜びも大きな仕事といえるでしょう。

7.薬剤師

薬剤師は、病院や薬局などで薬の管理・調合・服薬指導などを行う薬学の専門家です。薬の製造工程の管理をしたり、新しい薬の開発に携わったりする薬剤師もいます。

薬剤師になるには、薬学系の大学を卒業した後、薬剤師国家試験に合格しなければなりません。

薬は治療だけでなく、多くの人の命を支える上でも欠かせないものです。そのため、専門知識で薬に関わる薬剤師の役割には大きなものがあります。

8.介護士・介護福祉士

社会福祉施設などで利用者の世話をしたり、話し相手になったりするのが介護士の仕事です。需要が高く、常に新たな人材が必要とされています。

介護士になるのに資格・学歴は必要ありません。とはいえ、無資格・未経験ではできる仕事に限りがあります。

「介護職員初任者研修」を修了すると身体介助ができるようになるため、大きな戦力になるでしょう。国家資格である「介護福祉士」を取得すれば、より責任の大きな仕事を任せてもらえるようになります。

働きながら経験を積み、研修や試験をクリアすることでキャリアアップが望めるでしょう。

9.ホームヘルパー

高齢者や障害のある人の自宅を訪問し、身体介助や家事の手伝いをするのがホームヘルパーの仕事です。高齢化社会といわれる日本では需要が増大しており、生活を支える重要な職種として感謝されます。

この仕事に就くには、「介護職員初任者研修」の修了が必須です。ホームヘルパーで実務経験を積めば、「実務者研修」「介護福祉士国家試験」を経て介護福祉士を目指すこともできます。

10.生活相談員

ソーシャルワーカーとして特に高齢者の福祉に関わるのが生活相談員です。老人福祉施設の利用者が快適に日々の暮らしを営めるよう、相談・サポート・連絡調整などを行います。

生活相談員になる道筋としては、国家資格である「社会福祉士」か「精神保健福祉士」を取得するのが一般的です。「介護福祉士」や「介護支援専門員」から生活相談員になれる自治体もあります。

人の役に立つ仕事で「自分のスキルを役立てたい」

食材を切る調理師

(出典) pixta.jp

ここで紹介する仕事では、医療・介護業界のように直接人から「ありがとう」と言われることは少ないかもしれません。しかし、自分のスキルが役に立っていることを実感できるシーンは多いでしょう。

11.ITエンジニア

プログラミングやネットワークセキュリティーなどのITスキルを持っているのであれば、IT業界はもとより、さまざまな業界で活躍できます。

医療業界であれば、医療サービスの向上にIT技術は欠かせません。金融業界であれば、社会インフラの一部を支える大きな役割を果たすことになるでしょう。

12.ネイリスト

ネイルは単なる身だしなみではなく、幸福感をアップさせるものと感じる人も多くなりました。職種としては未経験でも、「セルフネイルにはまっている」「友人にネイルをしてあげたら好評だった」という人であれば、ネイリストへの転職もありです。

ネイリストに特別な資格・学歴は必要ありません。そのため、未経験OKの求人も多く見られます。とはいえ、実力がなければ続かないでしょう。

美容系の専門学校へ行ったり、通信教育を受けたりし、ネイルの民間資格を取得することで実力を高められます。

13.動画クリエイター

動画制作の経験やスキルがあるのであれば、動画クリエイターへの転職という道があります。動画制作会社で撮影や編集、ディレクターとして働く場合、資格・学歴は必要とされていません。とはいえ、経験者であれば即戦力になるため、転職には有利です。

動画は見る人に訴える大きな力があるため、社会やビジネスに多く利用されています。人を笑顔にすることもできるでしょう。

14.調理師

食は人間生活の基本です。おいしい食事は人を幸せにし、特別なシーンを演出することさえします。料理が得意という人は、食を通して多くの人を幸せにできるかもしれません。

調理師には、学校や施設で調理する給食調理員、飲食店の料理人、調理補助などさまざまな種類があります。働きながら「調理師」「専門調理師」「調理技能士」などの資格を取得していけば、キャリアアップもできます。

15.菓子職人

お菓子は人の気持ちを温かくする食べ物の1つです。日本の伝統的なお菓子を専門に作る職人は和菓子職人、洋菓子やデザートを作る職人はパティシエと呼ばれることもあります。

菓子職人になるのに、資格・学歴は特に必要ありません。お菓子作りが好きでプライベートでも頻繁に作っているという人であれば、転職できる可能性があります。

働きながら資格を取得したり、技術の幅を広げたりできるため、独立を視野に転職する人も少なくありません。

16.通訳

外国語や手話など日本語以外の言語を話せるのであれば、通訳への転職も可能です。通訳には、ビジネスや講演会、裁判といった公のシーンでの通訳、外国人向けの観光ガイド、病院での医療通訳など、さまざまな種類があります。

通訳は種類によって求められる言語レベルに違いがあるため、自分のレベルに合った仕事を選べるのもポイントです。

17.ドライバー

車の運転が好き、得意という人であれば、ドライバーという選択肢もあります。人とのコミュニケーションが苦にならないのであれば、タクシー運転手や送迎バスの運転手などがおすすめです。

特殊免許を持っているのであれば、トラック運転手やトレーラー運転手もよいでしょう。介護関連の資格を持っている人は、介護タクシーの運転手にもなれます。

18.フォトグラファー

「写真を撮るのが好き」「趣味がカメラ」という人であれば、フォトグラファーとしてそのスキルを生かせます。フォトグラファーになるのに、資格・学歴は必要ありません。

広告・宣伝用の写真、ウエディングフォトやセレモニーの前撮り写真など、転職先によって撮影する写真の内容はさまざまです。写真の出来がクライアントの喜びに直接つながる、満足度の高い仕事といえるでしょう。

19.ゲームクリエイター

ゲーム制作は「企画」「グラフィック」「プログラミング」「サウンド」といった担当に分けられ、それぞれに専門スキルを持った担当者がチームとして作業を行います。自分のスキルが1つの作品の完成に貢献していることを実感できる、やりがいのある仕事です。

資格・学歴は必要ありませんが、担当分野に必要な専門スキルは必須です。また、好奇心や新しいものに敏感に反応する感性なども求められます。

20.イラストレーター

絵が得意という人であれば、イラストレーターという道もあります。イラストレーターになるのに資格・学歴は必要ありませんが、美術的センスや表現スキル、個性が求められる職種です。

情報を発信する際、文字だけではどうしても興味関心を引き付けられません。魅力的なイラストが人を引き付け、情報や広告の内容、印象にプラスの影響を与えます。

21.グラフィックデザイナー

美術的なセンスがある、美術系の学校で学んだという人であれば、グラフィックデザイナーもおすすめです。資格の有無や学歴は関係ないものの、色彩感覚・表現技術・レイアウトの知識などは欠かせません。

印刷物・広告や商品パッケージ・看板・社名や商品ロゴなど日常生活で目にするさまざまなデザインに関われるため、社会の一端を陰ながら支えていることを感じられるでしょう。

人の役に立つ仕事で「問題解決のサポートをしたい」

男性弁護士

(出典) pixta.jp

医療・仕事・学校・育児など、日常生活のちょっとした困りごとを解決してもらいたいと考える人は少なくありません。問題の解決に関われると、「人の役に立っている」と実感できるでしょう。

22.便利屋

便利屋は、さまざまな用事を代行するサービス業です。依頼される用事は、ちょっとした家の修理・引っ越しの手伝い・掃除・電話番・コンサートチケットの購入など、さまざまな種類のものがあります。

高齢者や女性の一人暮らし、忙しい共働き世帯などの増加に伴い、需要が高まっている職種の1つです。依頼の内容によっては、免許や資格が必要になる場合があります。

23.キャリアアドバイザー

転職先を探している人に寄り添い、転職成功までをサポートするのがキャリアアドバイザーです。転職希望者の要望や強みなどを理解した上で、マッチする転職先を紹介し、書類作成や面接対策、内定後の条件交渉など細やかなサポートを行います。

キャリアアドバイザーに資格は必要ありませんが、「キャリアコンサルタント」という国家資格を取得していると転職に有利です。

24.カウンセラー

臨床心理の専門知識を生かして、悩みや困りごとに寄り添い、助言・支援などを行うのがカウンセラーです。医療・福祉・企業・学校・地域コミュニティーなどさまざまな分野でカウンセラーの需要は高まっています。

カウンセラーになるには、「公認心理師」または「臨床心理士」の資格が必要です。担当する分野に関する知識をアップデートしていきながら、心理面でのケアに当たります。

25.カスタマーサポート

カスタマーサポートは、お客さまからの質問やトラブル、クレームに対応する仕事です。電話やメールで対応することもあれば、お客さまの元に出向いて問題を解決することもあります。

カスタマーサポート業務に資格は必要ありません。取り扱う商品やサービスについての理解と分かりやすい話し方、難しいシーンでの冷静さなどが求められます。IT商品を扱う企業に転職する場合には、IT関連知識も必要でしょう。

26.ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーは、資産設計のプランニングと実行のサポートをする仕事です。年金や相続、投資運用など、お金にまつわるさまざまな困りごとを解決するために何をすればよいか、実際的なプランを立ててサポートします。

ファイナンシャルプランナーになるのに資格は必要ありません。とはいえ、年金制度や金融関連の法律、保険や住宅ローン、投資商品などに関する幅広い知識が不可欠です。

27.弁護士

法律の専門家として、裁判や訴訟において依頼者の利益を守るために活動したり弁護したりするのが弁護士の仕事です。人権擁護活動や企業の海外進出のサポートなどを行う弁護士もいます。弁護士になるためには、司法試験の合格が必須です。

弁護士の指示を受けて法律業務を行うパラリーガルの場合には、資格は必要ありません。調査や書類作成、各種申請手続きなどを行い、弁護士をサポートします。

28.受付スタッフ

銀行、航空会社の空港カウンター、商品販売店や郵便局などの受付を担当する受付スタッフは、お客さまを安心させ、スムーズに手続きや商品・サービス購入ができるようサポートします。

特に資格や免許は必要ありません。取り扱う商品やサービスをしっかりと理解し、分かりやすい言葉で丁寧に伝える能力が必要です。受付の種類によっては英語を使うこともあります。

29.コンサルタント

コンサルタントとはクライアントの現状を分析し、問題点や解決方法を見極め、問題解決や目的達成の実現をサポートする仕事です。

コンサルタントになるのに特別な資格は必要ありません。ただし、専門分野を扱うことになるため、金融・財務・法律・国際情勢・技術・人事など、業務に関連した深い知識と理解が必要です。

人の役に立つ仕事で「教育や指導に関わりたい」

授業を行う男性教師

(出典) pixta.jp

教育・指導系の仕事に就くと、人の成長や人生そのものに関わることになるため、役に立っていると実感しやすいものです。教えることが好き、得意という人であれば、教育関連の職種で自分を役立てられるでしょう。

30.教育機関の教師

教育機関の教師は、子どもや若者を教え、導く大きな責任があります。人生を左右する決断に立ち会うことにもなるかもしれません。

幼稚園・小学校・中学校・高校の教諭になるためには、それぞれ教諭免許の取得が必要です。障害のある生徒を教える特別支援学校の場合には、教諭免許に加え、特別支援学校の教員の免許状を持っていることが原則とされています。

専門学校や大学の場合には、教育機関によって求める資格・学歴は異なっており、重視されるのは知識や技術における高い専門性です。

31.保育士

保育士は、子どもの発達や教育、福祉に関する専門知識を生かして子どもを保育する職種です。保護者への助言やサポートを行うこともあります。

保育士になるためには、「保育士資格」の取得が必須です。保育士のサポートを行う保育助手であれば、無資格でも転職できます。

どちらも幼い命を守る仕事であるため、子どもが好きなだけでなく、注意力・観察力・体力が必要です。

32.塾講師

学習塾や英語塾などの講師は、生徒が目的を達成できるよう指導するのが仕事です。「希望校に入学したい」「ビジネスで英語を使いこなせるようになりたい」など、目的によって塾の指導内容やレベルは異なります。

塾講師になるのに資格は必要ありません。とはいえ、指導内容に見合った専門知識・技術は必須です。分かりやすく教える能力も求められるでしょう。

33.家庭教師

自宅を訪問して学習指導をする家庭教師にはさまざまな種類がありますが、多いのは学校の主要科目の補習や受験勉強のサポートです。学校や塾のスピードについていけない、または個別の細やかなサポートで実力を伸ばしたいという生徒に必要とされています。

資格は特に必要ありませんが、学歴は重視される傾向です。コミュニケーション能力や論理的な指導スキルも必要になります。

34.スポーツインストラクター

運動やスポーツの指導を行うのがスポーツインストラクターです。競技志向の若者、健康増進を目指す高齢者、ダイエットや筋トレを目的とした人など、生徒の目的によってスポーツの種類も指導内容も大きく異なります。

資格は特に必要ありません。体育系大学の卒業者やスポーツ経験者が多く活躍しています。スポーツの技術だけでなく、励ましにより継続を促したり、食生活や生活習慣などライフスタイルへのアドバイスをしたりすることも、重要な仕事の一部です。

35.ベビーシッター

依頼者の自宅に出向き、保護者の代わりに子どもの世話をするのがベビーシッターです。何をどこまで世話するのかは保護者との話し合いによって決められますが、子どもの安全を守ることが最も重要な仕事になります。

資格は必要ありませんが、乳幼児や子どもの発達・子育てに関する知識は必要です。保育園や幼稚園で働いた経験があると、転職に有利になります。

36.日本語教師

外国人に日本語を教えるのが日本語教師です。特に日本に住んでいる外国人の場合、日常生活を送り仕事を見つける上で、日本語の上達は欠かせません。

外国人ならではの悩みを相談されることもあります。言語スキルだけでなく、生活指導や心理的サポートという面でも必要とされている職種です。

資格の有無や学歴は特に問われませんが、「認定日本語教育機関」の日本語教師になるためには、国家資格である「登録日本語教員」の取得が必須です。

出典:日本語教員試験に関すること:文部科学省

37.学童保育指導員

日中家に保護者がいない小学生を見守る学童保育施設で働くのが、学童保育指導員です。共働き世帯やひとり親世帯の増加に伴い、学童保育指導員の需要は高まっています。

学童保育指導員になるのに資格は必要ありません。しかし、児童およそ40人につき2人の割合で、各都道府県が実施する研修を受けた「放課後児童支援員」を配置する決まりとなっています。

人の役に立つ仕事で「人を笑顔にしたい」

女性ウエディングプランナー

(出典) pixta.jp

ストレス解消の手助けになる、安心感・満足感・ワクワク感を与えるなど、人を笑顔にする仕事もあります。直接人と関わることになるため緊張感もありますが、相手の反応がじかに見えることから、役に立っているという実感を得やすいのが魅力です。

38.販売員

販売員とひと口に言っても、ホームセンターやデパート、スポーツ用品店など、取り扱う商品はさまざまです。商品の知識を持ち、提案やアドバイスまでできる販売員がいると、購入客は安心して商品を選べます。

販売員になるのに特に資格は必要ありません。しかし、資格が業務の質を高めたり信頼性をアップさせたりすることはあります。

ホームセンターであれば「DIYアドバイザー」、衣料品店であれば「カラーコーディネーター」、家具販売であれば「インテリアコーディネーター」といった具合です。

39.ウエディングプランナー

結婚式のプランを立て、それを実現する仕事がウエディングプランナーです。お客さまの要望を細かくくみ取り、最高の思い出となるよう企画や段取りを行います。

ウエディングプランナーになるのに資格は必要ありません。お客さまの声を真摯(しんし)に受け止め、気遣いや思いやりを持ってコミュニケーションを取ることが必要です。ハレの日を演出する仕事であるため、明るさや気持ちのよい対応も求められます。

40.ホテル・旅館スタッフ

ホテルや旅館のスタッフは、非日常を演出し、お客さまに特別感を味わってもらうのが仕事です。フロント・ポーター・ドアマン・清掃担当など、どの業務においてもおもてなしの気持ちと、上品で思いやりのある対応が求められます。

ホテルや旅館で働くのに資格は必要ありません。英語をはじめとする外国語を話せると、転職に有利になることもあります。

41.テーマパークのスタッフ

テーマパークの仕事には、お客さまと直接話したり触れ合ったりする業務に加え、設備や装置などを取り扱う裏方と呼ばれる業務もあります。資格は必要ありませんが、英会話力や機械関連のスキルを持っていると転職に有利になることもあるでしょう。

テーマパークは、その独特の世界にどっぷり浸りにくるお客さまを楽しませる施設です。どの業務に携わる場合でも、「思いっきり楽しんでもらおう」という意気込みがなければ務まりません。

42.エンターテインメント関連職種

エンターテインメント関連職種は、お客さまに笑顔や感動を届ける仕事です。お笑い芸人や役者、ダンサーなど表現者としての仕事だけでなく、舞台美術や照明、メイクなど裏方の仕事もたくさんあります。

その多くは資格不要ですが、例えばメイクアップアーティストとして働く場合には、美容師の資格が必要になります。

43.デザイナー・アーティスト

芸術性のあるスキルを、お客さまを喜ばせるために使う仕事もあります。インテリアデザイナーやフラワーデザイナー、インテリアコーディネーターなどがその代表です。

磨き上げられたセンスと確かなスキルでお客さまの好みや希望を形にできると、役に立っていると感じられるでしょう。

資格は必要ありませんが、スキルがあることを実績などで示せなければ転職は難しいかもしれません。

44.フラワーショップの店員

花は、インテリアやプレゼント、セレモニーの演出などさまざまなシーンで利用されます。見る人の気持ちに安らぎや喜び、慰めを与える重要なアイテムです。

フラワーショップで働くのに資格は必要ありません。植物の特性や手入れの仕方など、専門知識を学んでいきながら、少しずつ責任のある仕事を任せてもらえるようになります。フラワーアレンジメントや生け花の知識を身に付けると、仕事の幅が広がるでしょう。

45.飲食店店員

飲食店の店員になるのに資格は必要ありません。カフェ・レストラン・日本料理店・すし屋など、飲食店はそれぞれ提供するものが異なり、雰囲気や客層にも違いがあります。

ストレス解消や自分へのご褒美として飲食店を利用する人もいるため、上品さ・元気さ・明るさ・落ち着きなど店のコンセプトに合った接客ができると、「また来たい」と思ってもらえるでしょう。

46.美容系接客員

エステティシャンや化粧品販売員などが美容系の接客員です。美容を通して、お客さまが自分に自信を持って仕事や日常に向き合うのを手助けできます。

美容系の接客員になるのに資格は必要ありませんが、美容に関する知識や提供する商品、サービスを使いこなせなければなりません。自分自身の美容ケアにも、常に気を配る必要があります。

人の役に立つ仕事で「社会に貢献したい」

自衛官

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「ありがとう」「助かった」と言われることがほとんどないとしても、社会を円滑に回す上で欠かせない仕事があります。多くの人の生活や仕事、未来に影響を与える仕事もあるでしょう。そんな社会への貢献度が高い仕事を紹介します。

47.地方公務員・国家公務員

行政分野のサービス業務を行うのが公務員です。都道府県や市区町村など地方自治体で働く場合は地方公務員、中央省庁やその出先機関で働く人は国家公務員と呼ばれます。

国の政策をサポートしたり、国民がより安心して暮らせるようサービスを提供したりするのが仕事です。人の目につかない業務が多いものの、国の未来や国民生活になくてはならない仕事といえるでしょう。

48.国際公務員

国際連合(UN)や国連児童基金(UNICEF)といった国連関連政府間機関、経済協力開発機構(OECD)、アジア開発銀行(ADB)などの国際機関で公務を行うのが国際公務員です。

国際公務員の資格というものはありません。しかし、原則として修士号以上の学位が必要とされます。英語かフランス語は必須です。専門分野において即戦力となる人材が求められています。

49.自衛官

日本の防衛を担うのが陸・海・空の自衛官です。また、災害時の救援、安全な海上交通の維持など、日本国民の人命・財産を守るためにも活躍しています。

自衛官になるためには、自衛官採用試験に合格しなければなりません。年齢や目指す業務によって受ける試験は異なります。防衛大学校や防衛医科大学校医学科・看護学科から直接自衛官を目指すことも可能です。

災害の多い日本では、救援活動の最前線で活躍する自衛官の働きが高く評価されています。

50.警察官

警察官は公共の安全と秩序を守るのが仕事です。事件・事故・犯罪・交通・テロ・要人警護など業務の幅は広く、それぞれに専門のチームで対応しています。

警察官になるためには、都道府県警察官採用試験に合格しなければなりません。試験区分によって年齢や身体的条件が決められています。

生命や財産の保護、犯罪の予防や捜査、交通安全や治安の維持など、警察官の仕事は市民が安心して生活する上で欠かせないものです。

51.消防士

火災はもとより、交通事故や災害などの緊急事態に出動し、鎮火や人命救助に当たるのが消防士です。火の取り扱いについては専門の教育を受けているため、火災の種類に合わせた適切な対応で、一秒でも早い鎮火を目指します。

交通事故では、車内に閉じ込められた人を救助するのが消防士の役割です。水難救助や山岳救助に携わることもあります。

52.NGOやNPOのスタッフ

NGOは非政府組織(Non-Governmental Organization)、NPOは非営利団体(Non-Profit Organization)を表す略称です。どちらも非営利の組織ですが、NGOは国際援助、NPOは地域密着の国内活動に重点を置いています。

NGOやNPOでは資格よりも即戦力となるスキルや能力が重視されるため、専門分野において実務経験があると転職に有利です。活動に対する理解や共感は欠かせません。そのため、ボランティア経験がある人は採用されやすい傾向にあります。

53.清掃スタッフ

清掃スタッフが必要とされるのは、公共の場所やオフィスビル、イベント会場、ホテルなどさまざまな場所で、それぞれに仕事のやり方は異なります。ごみ収集作業員や害虫駆除の従事者なども、清掃スタッフの一種といえるでしょう。

清掃スタッフになるのに資格は必要ありません。清掃が必要なところに気付き、自発的に作業できる人が求められています。目立たないかもしれませんが、気持ちのよい町づくりや職場づくり、清潔で健全な市民生活になくてはならない仕事です。

54.インフラ関連職種

インフラとは、交通・通信・エネルギーなど、社会生活に必要な基盤や設備のことです。インフラ関連の仕事は、社会を支える、まさに「縁の下の力持ち」としての役割を果たします。

代表的な仕事には、ITインフラの管理、風力発電のメンテナンス、土木設計・施工・管理技術者、大型建造物の検査技術者などがあります。それぞれに専門的な資格やスキルが必要です。

人の役に立つ仕事に転職すると

女性デザイナー

(出典) pixta.jp

人の役に立つ仕事には、直接「ありがとう」と言ってもらえるものもあれば、なかなか気付いてもらえないものもあります。中には、体力的にきつい仕事やストレスの多い仕事もあるでしょう。

とはいえ、人の役に立つ仕事ならではのメリットもあります。3つのメリットについて考えてみましょう。

メリット1.自分に自信が持てる

日本人は自己肯定感が低く、「自分は必要とされている」と感じられない若者が増えているともいわれています。

実際にはどれも誰かに必要とされている仕事ではあるのですが、仕事を「単なるルーティーン」「自分は企業の歯車の1つ」と考えてしまうと、自己肯定感はますます低くなってしまうでしょう。

直接「ありがとう」と感謝の言葉をかけてもらえる、自分のスキルで問題を解決しているのを実感できるといった「人の役に立つ仕事」に転職できれば、仕事にやりがいや意味を感じるようになります。

こういった経験を繰り返す中で「自分は必要とされている」と思うようになれば、自分にもっと自信が持てるようになるでしょう。

メリット2.収入が安定しやすい

「人の役に立つ仕事」といわれるものは、比較的需要が高いため、収入が安定する傾向にあります。年配者や病気の人、家庭問題などは増加しており、そこに直接手を差し伸べる人材は常に必要とされているからです。

自分のスキルや経験を生かせる転職先を見つけられれば、即戦力として大いに活躍でき、市場価値も上がるでしょう。

収入が安定することは仕事に対する意欲を持続させることにもつながるため、やりがいを感じながら長く続けられることになります。

メリット3.次の転職が有利になる

「人の役に立つ仕事」の中には、未経験から始め、実務経験を積むことでキャリアアップできる職種も多くあります。実際に働きながら資格や免許を取得できると、収入アップにもつながるでしょう。

仕事に慣れ、知識やスキルに自信がついてきたら、さらなるキャリアアップを目指して次の転職にチャレンジすることもできます。

この場合にはもう「未経験」ではなく、即戦力になる人材として転職活動をすることになるため、有利に転職を進められるのもうれしいところです。

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消防士

(出典) pixta.jp

人の役に立つ仕事に就きたいのであれば、「人の役に立つ仕事」に何を求めるのかをはっきりさせましょう。自分の持っているスキルや経験が生かせる仕事に転職できれば、「人の役に立っている」という実感をさらにアップさせられます。

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