短期バイトの種類をチェック!主婦にもおすすめの短期バイト7選!

学生やフリーターのイメージが強い短期バイトですが、主婦が隙間の時間で稼げる仕事もたくさんあります。もちろん、主婦向けの短期バイトにも多くの職種があるので、自分の経験や生活スタイルに合ったものを選ぶようにしましょう。

主婦ができる短期バイトのいろいろ

テレワークする手元

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短期バイトをする主婦は増えている

短期バイトをする主婦が増えています。出費が多い・多そうな月だけ働ける短期バイトを選ぶ人もいるようですが、専業主婦が「社会復帰の予行演習」として短期バイトをするケースが増えているようです。

ずっと家庭のことを守り、外で働くことにブランクのある人がバイトを始めるには、「最初の一歩を踏み出す勇気」が必要でしょう。そのようなとき、短期バイトであれば、長期前提のバイトよりもハードルが低くなります。

主婦の経験やスキルは短期バイトに最適

主婦として働いていない期間が長いと「私なんか、採用されにくいのでは?」と考えてしまうかもしれません。しかし、経験やスキル、資格が必要ない短期バイトは常に募集されているため、ブランクを理由に採用されないということはほとんどありません。

主婦が短期バイトを選ぶときに確認したいポイントや仕事の例を押さえて、求人を探してみましょう。

短期バイトを選ぶポイント

電卓をたたきメモをとる

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バイト先の場所

短期バイトであっても、家事に子育てにと忙しい主婦にとって勤務地は大切なポイントです。近所で働く場合は通勤に時間がかからないので、大きなメリットといえるでしょう。

子供がいない間や、夕ご飯の準備をするまで隙間時間で働きたいという主婦にとっては、通勤時間が短い方が時間を無駄なく使えます。また、子供の幼稚園から近いところであれば、バイト帰りにお迎えに行くこともできるでしょう。

バイトの期間も、勤務地を選ぶうえで重要な要素です。「数日間だけのバイト」など、単発募集であれば勤務地が少し遠くてもスケジュールが調整できます。反対に、短期といっても1〜3カ月程度を想定している場合、自宅から近い場所の方が無理なく通えます。

自身と家族の都合を考え、無理なく通える場所に絞ってバイトを探すのがよいでしょう。

残業の有無やシフト

主婦にとって、仕事と家事の両立は重要なテーマです。短期バイトといっても、「子供が帰ってくる時間に帰宅が間に合わない」「休日に休めない」といった仕事は、日々の生活に影響を与えてしまいます。

自分の家庭や生活を優先することを前提に短期バイトを選ぶ場合は、残業の有無や勤務時間など、無理のない働き方ができる勤務先を探しましょう。

募集要項や仕事内容で、勤務時間やシフトの組み方はある程度想像できます。週何日、何時間働きたいのかを決めたうえで、複数のバイトを比較してみましょう。求人サイトを使えば、条件の絞り込みもできて便利です。

得られる収入

バイトをするうえで、気にしておきたいのが時給・日給です。せっかく短期バイトを始めるなら、どのくらいお金がもらえるのか比較しておきましょう。

時給が100円変わるだけで、働く時間や日数によって大きな変動があります。例えば、20日間6時間ずつ働いたとき、100円変わると増減は1万2,000円です。

採用されるかどうかも重要ですが、同じような仕事なら時給が高い方がモチベーションアップにつながります。

短期バイトではそのとき必要な人員を募集しているため、通常のバイトよりも時給が高くなるケースもあります。どの程度の収入がほしいのかと、時給・日給と働ける時間を計算して、納得のいくバイトを探しましょう。

採用してもらうためのコツは?

履歴書とペン

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エントリーフォームや履歴書を充実させる

求人サイトから応募するときには、「応募フォーム」や「エントリーフォーム」で個人情報を入力します。短期バイトであっても、自分がどのような人なのかという情報は必須です。

名前、住所だけでなく、志望動機や自己PRなど多くの項目が設定されているサイトも多いでしょう。フォームに入力した内容は、書類審査の代わりになることがあります。

内容を充実させると、やる気やスキルが伝わりやすくなるはずです。必須項目だけでなく、入力できる部分は積極的に記載しましょう。履歴書の提出が必要なときも、空欄がないように内容を充実させるのがポイントです。

書類選考である程度の情報が分かっていると、面接で一から説明しなければならない煩雑さも減るでしょう。

募集条件をしっかりチェック

短期バイトの中には、「経験者」や「スキルがある人」を募集しているものもあります。シフトに関しても「週5日出勤できる人」「1日7時間以上働ける人」など、優遇される条件が記載されていることも多いでしょう。

募集条件と合っていないバイトに申し込んでも、採用確率は低くなります。応募者がたくさんいた場合、条件に合う人から採用されていくためです。

まずは、募集要項をしっかり読み、自分のスキルや希望シフトが合っているか確認しましょう。多少合わない場合でも応募はできますが、採用される確率を上げたいなら能力と希望に見合う職場を探す方が有利です。

興味や経験があるジャンルを選ぶ

学生時代に経験したバイトや、結婚するまで社員として働いていた仕事があるなら、同じジャンルの短期バイトに応募すると採用確率は高くなります。ある程度究めた趣味や興味の対象があるなら、それを生かせる仕事を探すのもひとつの手です。

短期バイトでは、期間が短いことから先輩に業務を教わる時間を長く取れません。しかし、すでに同じ仕事を経験している人であれば、スムーズに仕事が進むでしょう。興味のあるジャンルで一定の知識・技術がある場合も同様です。

オフィスワークの経験があるなら、事務系の短期バイトを選ぶなど経験を生かすのがおすすめです。派遣会社の短期募集では、高収入の案件も見つかるでしょう。

職種別・主婦に人気の短期バイト

コールセンターで働く女性

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主婦向け短期バイト1 工場や倉庫内の軽作業

工場や倉庫内で軽作業を行う短期バイトは常に募集されています。

具体的な仕事内容は、商品を詰め合わせてラッピングする「梱包・包装」、商品を出荷先ごとに分ける「仕分け」、倉庫などの棚から注文を受けた商品を探し出す「ピッキング」、出荷する商品の不良品混入を調べる「検品」などがあります。

いずれも直接お客様と接する仕事ではないため、気を使うことなく働けることが特徴です。

いずれの軽作業にも難度の高い作業はほぼありません。まったくの未経験でも採用されやすく、すぐに戦力になれることもあり、主婦に人気の短期バイトです。また、昼間の工場や倉庫は、主婦がバイトやパートとして働いていることが多く、同じ境遇のバイト仲間ができることも、この職種の魅力のひとつです。

【軽作業の短期バイトをした人の感想】

「働く日程やシフトは事前の自己申告制なので、自分の都合に合わせて働けました。仕事内容は先輩スタッフが丁寧に教えてくれるので、難しいことは何もありませんでしたよ」

主婦向け短期バイト2 デモンストレーター

「デモンストレーター」は、スーパーやドラッグストア、ホームセンター、量販店などに派遣されて「新商品の宣伝」をし、「試飲や試食」をお客様にすすめる仕事です。

デモンストレーターの仕事の特徴は、「同じ場所で長く続けない」ということです。企業が商品をキャンペーンする期間は数日から1週間程度です。短い期間に必要な金額を稼ぎたい人にはちょうどよい長さといえます。普段から利用しているスーパーやドラッグストアが仕事場所ですから、お客様目線で働けることもポイントでしょう。

なお、デモンストレーターはスーパーなどに直接雇われるのではなく、「派遣会社」から派遣されることが一般的になっています。派遣会社に事前登録しておくと「条件の合う仕事が発生したときだけ連絡がくる」仕組みのため、自分の都合で働けることも見逃せないポイントです。

【デモンストレーターの短期バイトをした人の感想】

「お客様と話をしながら仕事ができますので、話し好きの私は仕事中も楽しかったですね。新商品を扱うことが多いので、いち早く最新の情報を手に入れられるところもよかったです!」

主婦向け短期バイト3 オフィスワーク

お客様からの注文や問い合わせの電話を受けたり、こちらから電話をかけてサービスや商品の案内をしたりする「コールセンター」の仕事でも短期バイトが活躍しています。また、顧客情報の入力などを行う「データ入力」の仕事も、派遣やバイトなど外部スタッフに任せる企業が増えてきました。

オフィスでの仕事は体力を使うことが少ないうえ、かつて「オフィスワーク」をしていた経験があれば非常に取り組みやすい仕事です。

また、短期バイトはフルタイムで働く必要はありません。条件は企業によって異なりますが、概ね「実働3時間以上」であれば「自分の都合のよい時間帯」で働くことが可能です。

【オフィスワークの短期バイトをした主婦の感想】

「子供が産まれるまえはOLとして働いていたため、まったく違和感なくオフィスでのバイトを始めることができました!」

主婦向け短期バイト4 イベントの運営や受付

説明会やセミナー、コンサートなどのイベントで「運営の手伝い」や「受付業務」をする短期バイトも数多く募集されています。イベント会場の設営などの力仕事は男性スタッフが行うことが多く、女性は受付などの接客応対業務がメインです。

なお、たいていのイベントは不定期開催のため、毎日仕事があるわけではありません。それでも、イベント運営会社や派遣会社に登録しておくことで、自分の都合がいい日のイベント、興味のあるイベントを選んで働くことができます。

具体的な仕事内容は、エントランスでのお客様の受付対応、会場内の案内、チケットのもぎり、チラシの配布などです。いずれもお客様と直接相対する仕事ですから、落ち着いた雰囲気や立ち居振る舞いが重視されます。また、イベントの内容にもよりますが、スーツなどきちんとしたファッションで働くことを求められる場合がほとんどです。

【イベントの短期バイトをした人の感想】

「登録制で自分が好きな日だけ働けるのがメリットです。自分でも興味があるイベントもあり、勉強にもなることがありますよ」

主婦向け短期バイト5 引越しスタッフ

「引越しスタッフ」といっても、重い荷物を運ぶわけではありません。引越しの現場で女性スタッフが行うことは「清掃」「片付け」「荷物の梱包」など、女性ならではの細やかさが生かせる仕事になります。

最近は、住んでいた部屋の清掃や荷物の梱包をまとめて依頼する人も増えているため、女性のバイト需要は高まっています。

特に、引越しが増える時期(転勤シーズンとなる3~4月と9~10月)は募集も増える傾向です。この時期に短期バイトをしたい主婦には狙い目の仕事といえます。

【引越しスタッフの短期バイトをした主婦の感想】

「いつも主婦としてやっている清掃や片付けなどでお金が稼げるので、私にはピッタリな仕事でした!」

主婦向け短期バイト6 ホールスタッフ

飲食店でお客様を案内し、オーダーを聞いて料理を運ぶ仕事が「ホールスタッフ」です。どちらかというと長期間働くことを前提とした仕事ですが、花見のシーズンに混雑するレストラン、夏休みに観光客が多く訪れるカフェなど、「繁忙期に限定」して短期バイトを募集する店舗もあります。

短期バイトを募集している曜日や時間帯は、「ランチタイム」「休日のみ」「遅い時間帯」のように店によって異なりますので、自分の都合に合ったところを探しましょう。

【ホールスタッフの短期バイトをした人の感想】

「バイトをする日は子供を実家に預けランチタイムだけ働いたので、無理なく主婦業と兼ねることができました」

主婦向け短期バイト7 販売スタッフ

量販店やホームセンターで家電製品などをPRし、購入に導く「販売スタッフ」にも短期バイトが存在します。「テレビに詳しい」「洗濯機の違いが分かる」など、得意なジャンルがある人には特におすすめです。

なお、量販店やホームセンターが混み合うのは土日と祝日に限られます。その混雑時に助っ人として働ける短期バイトを募集しているのです。

また、土日と祝日だけ働く場合は、子供の面倒を見てもらえるように、家族と調整しておくことが重要です。

【販売スタッフの短期バイトをした人の感想】

「量販店でキッチン家電の販売をしていたので新商品に強くなりました。社販で商品も安く買えたのでお得でしたよ」

まとめ

小さい子供がいて働ける時間が限定されていたり、働くことへのブランクが長かったりする主婦でも、「無理なく働ける」短期バイトはたくさんあります。いずれフルタイムで働くための予行演習と考えて、短期バイトをすることもよい経験になるのではないでしょうか。