世の中にはさまざまなバイトがあり、中にはあまり見かけない珍しいものもあります。珍しいバイトをしたいと思っている人は、どのように求人を探せばよいのでしょうか?珍しいバイトの具体例とともに、求人の探し方を紹介します。
珍しいバイトの見つけ方
求人情報は、さまざまなメディアに掲載されています。珍しいバイトを探したい人は、特定のメディアにこだわらずに探すとよいでしょう。代表的な探し方を3つ紹介します。
求人情報専門の検索エンジンを利用する
珍しいバイトを探したいと思ったときは、求人情報を専門に扱っている検索エンジンをチェックするのがおすすめです。全国各地の求人が職種を問わず集まっているため、あまり出てこない希少な求人に出会える可能性が高まります。
どのような仕事があるのかチェックしたいときは、「珍しい仕事」のように漠然としたワードで検索してみましょう。やりたい仕事が決まっているときは、「リゾートバイト」「イベントスタッフ」のように具体的なワードで検索します。
検索したワードと関係性が低い求人もヒットしますが、細かくチェックしていけばあまり見かけない仕事の求人を探し出せるでしょう。
SNSで探す
企業によっては、SNSを活用した採用活動を展開している場合があります。求人情報を扱う検索エンジンやメディアには掲載しておらず、SNSのみで募集しているケースもあるため狙い目です。
珍しいバイトを探すのに使えるSNSの例には、以下のようなものがあります。
- X(旧Twitter)
上記をはじめとしたSNSのアカウントを取得し、定期的にチェックするとよいでしょう。求人情報専門の検索エンジンを使用するときと同様に、検索機能を利用してSNS内の情報を探すのも有用です。
ただし、SNS上の求人には、「闇バイト」とも呼ばれる犯罪行為に加担させる不正なものもある点に注意しましょう。
友人・知人に聞いてみる
求人情報を公開せず、既存スタッフの知人・友人を紹介してもらう形で、人材を募集するケースもあります。
募集人数が少ない職種・企業では、この方法が用いられるケースも多いため、友人・知人が珍しいバイトをしているなら一度聞いてみるとよいでしょう。場合によっては、めったに求人が出ないバイトを経験できる可能性があります。
ただし、情報が入ってくるのを待っているだけでは、いつまでたっても見つからない場合もあります。そのため、求人情報やSNSのチェックも同時に進めましょう。
珍しいバイトの具体例
一言で珍しいバイトといっても、具体的な職種は多種多様です。あまり求人を見かけない主な職種を、4つピックアップしました。
イベント・コンサートスタッフ
展示会やスポーツの試合、コンサートなどのイベント会場で働くスタッフを、総称してイベントスタッフと呼びます。
特定のイベント・コンサートが開催されるときに、単発で募集されるケースもあり、短期のバイトを考えている人にもおすすめです。イベント・コンサートスタッフが担当する具体的な仕事内容には、以下のようなものがあります。
- 会場の設営
- 機材の搬入
- 来場者の誘導
- イベント終了後の撤収
各地でさまざまなイベントが開催されているため、募集も定期的に出る傾向があります。求人情報を扱う検索エンジンや、SNSの検索機能を利用して探してみるとよいでしょう。
農作物の種まき・収穫
農業が盛んなエリアでは、種まき・収穫などのバイトが募集される場合があります。種まき・収穫の時期である農繁期には、限られた期間内に多くの仕事をこなさなければならないためです。
種まき・収穫は、農作物の種類によって季節が決まっています。季節性があるため、バイトを探しているエリアで盛んに栽培されている農作物の種類を考え、適した時期に求人を探しましょう。
地域の農協で求人情報を扱っているケースもあるため、併せてチェックすることをおすすめします。
治験モニター
新薬の開発において、効果・安全性を検証する目的で実施する試験が治験です。多くの人を対象に実験・検証する必要があるため、治験モニターが募集されます。
治験モニターは、厳密にいうと有償ボランティアに分類されるものの、一般的には単発のバイトとして認識されています。治験の内容によって期間・内容・報酬が異なるため、募集内容をきちんと確認してから応募しましょう。
募集は一般のバイトと同様に、求人情報を扱うメディアに掲載されるだけでなく、製薬会社のサイトで募集される場合もあります。年齢・健康状態に制限が設けられている場合もあるため、条件を満たした案件を選びましょう。
試験監督
資格試験や模試をはじめとした何らかの試験が実施されるとき、試験を運営・監督するスタッフが募集されることがあります。試験の実施頻度によって、単発のバイトも長期のバイトもあるため、求人情報をよく確認しましょう。
試験監督の主な仕事内容は、以下の通りです。
- 試験会場の設営
- 会場での受け付け
- 受験者の誘導
- 受験票の確認・本人確認
- 問題用紙の配布
- 試験中の監視
- 解答用紙の回収
試験の運営に関する業務全般を担当する仕事といえます。試験制度を運営している団体が直接求人を出しているケースもあるため、求人サイトとセットでチェックしてみましょう。
珍しいバイトに挑戦するメリット
一般的なバイトではなく、あえて珍しいバイトに挑戦するメリットには、どのようなものがあるのでしょうか?主なメリットを2つ紹介します。自分にとって魅力的だと感じるのであれば、積極的に挑戦しましょう。
一生の思い出になる
他人があまりやらないような珍しいバイトをした経験は、一生の思い出になります。特に、リゾートバイトやイベント・コンサートスタッフなどの非日常を楽しめるバイトは、印象に残りやすいでしょう。
単純に働くだけでなく、一生の思い出になるような経験をしたいと考えているなら、珍しいバイトに挑戦するのがおすすめです。生活にメリハリをつけることにもつながります。
また、珍しいバイトを通じて得た経験が、他の仕事をするときに役立ったり、一生の仕事につながったりすることもあるでしょう。
やりがいがある仕事に携われる
珍しいバイトの中には、楽しんで働けるもの・大きなやりがいを感じられるものもあります。自分が興味・関心を持っている分野で働ければ、モチベーションもより高まるでしょう。
楽しみながら収入を得たいと考えているなら、さまざまな求人をチェックし、自分が本当に働きたいと思うバイトを探すのがおすすめです。
まずは自分がやりたいバイトを一通り書き出し、求人サイトやSNS、人脈などさまざまなツールを駆使して求人を探しましょう。
珍しいバイトを見つけるときの注意点
多くのメリットがある珍しいバイトですが、求人を探すときにはいくつか注意しておきたいことがあります。後悔する結果にならないようにするためにも、以下で紹介する2つのポイントを事前にチェックしておきましょう。
求人を見つけたらすぐに応募する
募集人数が少ないものや人気が高いバイトは、競争率が高いのが一般的です。そのため、求人を発見しても応募するか迷っていると、すぐに採用枠が埋まってしまうことも少なくありません。自分がやりたいバイトの求人を発見したら、迷わずにすぐ応募しましょう。
また、求人自体がなかなか出ない場合もあります。求人を探すときは、定期的に求人サイト・SNSをチェックしたり、周りの人に求人がないか聞いたりするとよいでしょう。根気強く探すのも、自分に合った珍しいバイトを探すコツの1つです。
違法な求人に注意する
珍しいバイトを探していると、怪しい求人を目にするときがあります。仕事内容が不明瞭な案件や、報酬が異常に高い案件には注意が必要です。
違法な求人はSNS上で出ていることも多く、特殊詐欺に加担させられたり、違法薬物を運搬させられたりすることもあります。
契約するときは、仕事内容を具体的にチェックし、違法性がないか確認することが大切です。必要に応じて、警察に相談するとよいでしょう。
珍しいバイトに挑戦して楽しく働こう
珍しいバイトは、楽しく働けるだけでなく、一生の思い出になる貴重な経験にもなります。世の中にはさまざまな求人情報が出ているため、定期的にチェックして自分に合った仕事がないか探してみましょう。
さまざまな求人を取り扱っている「スタンバイ」でも、リゾートバイトやイベント・コンサートスタッフといった珍しいバイトの求人を掲載しています。
エリア別検索やフリーワード検索も利用できるため、ぜひ自分に合った求人が出ていないか探してみましょう。