コンビニバイトで覚えること一覧!事前に知っておくべき業務を確認

コンビニバイトは覚えることが多い仕事です。事前にどのような業務があるか確認しておくと、始めてから慌てることがありません。これからコンビニバイトにチャレンジする人がスムーズに仕事を覚えられるよう、業務を分類して紹介します。

コンビニバイトは覚えることが多い

コンビニで働く女性

(出典) pixta.jp

コンビニバイトは覚えることが多く、始めた直後は「本当にできるようになるのだろうか?」と不安に感じることもあるかもしれません。なぜコンビニバイトの業務は種類が多いのでしょうか?多岐にわたる業務がある理由と、バイトがたくさんの業務を覚えられる体制について見ていきましょう。

暮らしに関わる多様なサービスを扱っている

「おなかがすいた」というときはもちろん、「電気代を払わないと」「ノートをコピーさせて」といったシーンなどでも、コンビニへ行けば解決できます。中には「コンビニがあれば生活できる」という人もいるでしょう。

コンビニでは消費者のニーズに合わせて多様な商品やサービスを提供しています。いつ行っても同じサービスを受けられるコンビニは便利な存在です。

そこで働くコンビニバイトはさまざまなサービスを提供する必要があるため、覚える業務がたくさんあります。

多種多様な業務ができるようマニュアル完備

多種多様な商品やサービスをコンビニバイト全員が提供できるよう、コンビニでは業務がマニュアル化されています。初めての業務を担当するときには、マニュアルに沿って取り組むことで早く覚えやすいでしょう。

マニュアルを見ただけでは分からない部分については、先輩へ質問するのも有効です。質問した部分はメモを残しておくと、忘れたときに見返せます。

レジ回りの業務

コンビニのレジ

(出典) pixta.jp

まず紹介するのはレジ回りで行う業務です。コンビニはレジ回りだけでも複数の仕事があるため、整理して覚えていく必要があります。ここでは4種類の業務をチェックしましょう。

会計に関わる業務

お客さまがレジに持ってきた商品の会計を行う業務です。バーコードを読み取り、決済方法に合わせた処理を行います。

現金に加えてクレジットカードやスマホ決済など、支払い方法が多いため対応を覚えなければいけません。会計の合間に、お弁当の温めや袋詰めなども行います。

たばこ・切手・印紙などレジ内にあるものを販売するときには、お客さまの注文に合わせて取り出した上で会計を行いましょう。売り上げとレジ内の現金が一致しているか確認するレジ締めも決まった時間に行います。

公共料金などの収納代行

コンビニのレジでは、電気代・ガス代・水道代といった公共料金や税金などの収納代行も行っています。料金を預かることに加え、払込票への受領印の押印や、控えの切り離し、書類の保管なども必要です。

基本の流れは通常の会計と同じであるため、払込票の扱いを覚えればスムーズに対応できるでしょう。スマホアプリで払込票を表示する収納代行サービスを実施しているコンビニでは、アプリを使った支払いの流れも把握する必要があります。

荷物の引き受けや引き渡し

宅配便やメール便の引き受けや引き渡しを行っているコンビニでは、荷物の扱いも覚えなければいけません。荷物を引き受けるときにはサイズの確認・伝票の作成・配達料金の会計を行います。引き受けた荷物は業者が集荷に来たときに引き渡す流れです。

コンビニを受け取り場所に指定したお客さまが来店したときには、伝票番号や氏名など必要な情報でお客さまの荷物であることを確認し、引き渡します。

ホットスナックの調理

ホットスナックを扱う調理器具はレジ内に設置されていることが多いため、店内の状況を確認しつつ会計の合間に調理します。フライドポテトやチキンを揚げたり、肉まんやあんまんを温めたり、おでんを補充したりする業務です。

時間通りに機械を操作するだけで調理が完了するため、手順や時間を覚えればおいしく仕上がるでしょう。また、決まったタイミングで調理器具の清掃も行う必要があります。

店内の業務

コンビニの品出し

(出典) pixta.jp

コンビニバイトの仕事は店内にも複数あります。レジ回りの業務を担当する人と分担して、決められたタイミングで完了しているようにしなければいけません。中には突発的に発生する業務もあります。どのような業務があるのか見ていきましょう。

品出し

商品が納品されたら、棚に陳列する品出しを行います。ただ並べるだけでなく、奥にある商品は手前、新しい商品は奥といったように、消費期限・賞味期限切れでロスが発生しないようにするのも品出しの一環です。

お弁当やおにぎりなどをはじめ、消費期限・賞味期限が迫った食品はルールにのっとって廃棄する必要もあります。

また季節の商品や今売りたい商品をアピールする目的で、店舗によってはPOPを作成して売り場に掲示することもあるでしょう。

コピー機やチケット発券機などの操作

コンビニの店内にはコピー機やチケット発券機などが設置されています。コピー機の用紙の補充をはじめ、トナーが切れたときには交換したり、エラーが出たときには対応したりしなければいけません。

使い方が分からないお客さまには操作をサポートすることもあります。ただし機器の操作は基本的な研修では教わらないこともあるようです。マニュアルで基本的な使い方を確認し、分からないことがあったときの連絡先を押さえておくと落ち着いて対応しやすくなります。

店内やトイレの清掃

清掃もコンビニバイトの業務の1つです。店内を清潔に保つために、床をモップがけしてきれいな状態をキープします。

トイレ掃除もコンビニバイトの仕事です。きれいな状態になるよう丁寧に掃除をすることも重要ですが、手際良くスピーディーに実施することも求められます。洗剤や掃除用具をそろえてから取りかかると時間短縮が可能です。

その他に、ごみ箱に入っているごみの回収や、駐車場・喫煙場所などの掃除も行います。

バックヤードの業務

コンビニのドリンク売り場

(出典) pixta.jp

コンビニバイトの業務はバックヤードにもあります。その他の業務の合間に行うことが多いため、レジにも意識を向けつつ、短時間で集中して終わらせられるように取り組むのがポイントです。

商品の発注

発注用の端末を使い、さまざまな情報を参考にしながら注文する商品を決めます。例えば天気が良く例年より暖かい日が多そうであれば、冷たいドリンクやアイスなどの発注量を増やすと品切れによる売り逃しを回避できるでしょう。

他にも過去の販売データ・店舗の立地・季節の行事・コンビニで展開しているキャンペーンなども考慮して、売れそうなアイテムを注文します。

ドリンクの補充

レジ奥や店内の一番奥などにあるガラス扉の冷蔵庫や冷凍庫をウォークインといいます。ウォークインの品出しは店内ではなくバックヤードから行うため、バックヤードの業務です。

ドリンクを用意したら種類ごとに補充していきます。長時間ウォークインにいると体が冷えるだけでなく、レジが混み合ったときに対応が難しくなるため、手早く終わらせるのがポイントです。

コンビニバイトは業務を覚えるまでが大変

コンビニで働く女性

(出典) pixta.jp

コンビニバイトの業務はさまざまです。レジで行う会計だけでも、扱う商品やサービスが多く決済方法も複数あるため、覚えることが多く複雑です。加えて店内での品出しや掃除、バックヤードでの発注などもあります。

業務をひと通り覚えるまでは「難しい」と感じることもあるでしょう。早いタイミングで業務を覚えるには、マニュアルの確認が有効です。マニュアルのみで分からないことは、先輩に質問しながら覚えていくとよいでしょう。

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