イベントスタッフバイトってどんな感じ?仕事内容や向いている人とは

イベントスタッフのバイトは、コンサートや展示会などで働く仕事です。具体的にはどんな仕事をしているのか、気になる人も多いでしょう。イベントスタッフの仕事内容やメリット・デメリットのほか、向いている人の特徴についても解説します。

イベントスタッフバイトってどんな仕事?

イベントスタッフ

(出典) pixta.jp

イベントスタッフのバイトでは、主にコンサート・展示会などの設営・運営を行います。仕事内容や給料の相場、勤務時間について具体的に見ていきましょう。

イベントの設営や運営を担当

イベントスタッフバイトの仕事には、大きく分けてイベント会場の設営と運営の2つがあります。

イベントの設営は力仕事も多いため、体力に自信がある人におすすめです。イベントの運営は、来場客への対応が主な業務なので、コミュニケーション能力が求められます。

<イベントの設営>

  • 機材や備品の搬入・搬出
  • グッズ販売の準備
  • 終了後の撤収作業

<イベントの運営>

  • チケット販売・もぎり
  • 客の誘導・案内
  • グッズ販売
  • クローク業務
  • 客からの問い合わせ対応

どちらを担当するかは、現場によって異なります。設営と運営の両方を担当するケースも、珍しくありません。また、事前に知らされず、当日に現場で決められることもあります。

時給・日給や手当の相場

イベントスタッフバイトの給与体系は、時給・日給など会社によってさまざまです。支給方法は、後日銀行口座に振り込まれるほか、即日払いでもらえるケースもあります。

時給・日給の相場は、地域やイベントの内容によって異なるため一概にはいえませんが、少なくとも時給1,000円以上にはなることが多いようです。決められた時間以上勤務することになった場合は、残業手当が支給されます。

また、交通費は支給されますが、日給に含まれている場合もあるので確認が必要です。別途支給される場合は、実費ではなく一律の金額が支払われるケースもあります。

そのほか、イベントによっては弁当・ドリンクが支給されたり、ユニフォームを貸与してもらえたりすることもあるでしょう。

勤務時間やシフト

勤務時間もイベントによって異なりますが、開始前の搬入作業から始まり、終了後の片付け・搬出作業までが拘束時間となるのが一般的です。

会場のレンタル時間は決まっているため、撤収作業も含めて決められた時間までに終わらせなければなりません。そのため、ライブ・コンサートでアンコールがあったとしても、終業時間を超えることはほとんどないと考えてよいでしょう。

バイトのシフトは、1日限定の単発から1~2週間の短期間まで、イベントによって違いがあります。単発・期間限定どちらの場合も、基本的に働きたい日に希望を出せるシフト制です。

イベントスタッフバイトのメリットは?

イベント会場

(出典) pixta.jp

イベントスタッフバイトは人気が高く、働いてみたいという人も多くいます。具体的に、どのようなメリットがあるのでしょうか?主なメリットを3つ紹介します。

イベントに参加した気分になれる

仕事として勤務するという前提ではあるものの、イベントに参加できた気分になれるのが魅力です。特に、好きなアーティストのライブ・コンサートのように、興味のあるジャンルの場合は楽しみながら仕事ができます。

担当する持ち場によっては、一般の参加者より出演者に近い場所でイベントを体感できる可能性もあるでしょう。

また、イベントを裏方から支えているというやりがいも感じられます。無事終了したときには、スタッフ同士の間に一体感が生まれるでしょう。

単発の仕事で稼げる

多くの場合、1日や期間限定など単発の仕事になるので、隙間時間を使って稼げるというメリットもあります。

週に1度・月に1度のペースで働けることも多いので、他のバイトとの掛け持ちも可能です。例えば、今月もう少し稼ぎたいというときでも、予定さえ合えば空いている時間に働けます。

「気になるイベントがあったときだけシフトを入れる」という働き方もできるでしょう。他のバイトに比べて時給が高めになる傾向があるので、短時間で効率的に稼げるのも魅力といえます。

髪色などが自由な求人も多い

イベントスタッフバイトは、髪色・ネイルなどが自由な求人が豊富にあります。飲食店などの場合、髪色・ネイルに制限があり、仕事のためにおしゃれを我慢している人も多いかもしれません。

自由に髪色・ネイルを楽しみながら仕事をしたい人にとっては、うってつけのバイトといえるでしょう。

ただし、イベントの内容によっては「服装はオフィスカジュアル」「明るすぎる髪色はNG」など、身だしなみに厳しい場合もあるので事前に確認が必要です。

イベントスタッフバイトのデメリットは?

椅子を並べる

(出典) pixta.jp

イベントスタッフバイトのデメリットについても、確認しておきましょう。主なデメリットを、3つ挙げて解説します。

勤務時間が早朝・深夜になることもある

イベントの内容によっては、勤務時間が早朝・深夜になることもあります。搬入・設置などを担当する場合、イベント開始の数時間前に集合となることも珍しくありません。

例えば、イベント自体は9時からのスタートでも、6時ごろから機材などの搬入を始めるケースも多くあります。

また、片付けの作業はイベントが終わってから行うため、コンサートなどのように終了時間が遅い場合は、撤収作業が深夜になることもあるでしょう。

イベントの終了時間がオーバーすることはなくても、そもそもの拘束時間が長い現場もあります。

体力的にキツい仕事もある

イベントスタッフバイトの中には、体力的にキツいと感じる仕事もあります。特に屋外イベントの場合、季節・天候によっては体力を消耗してしまうことも少なくありません。

決められた服装をしなければならず、体温調節が難しいこともあるようです。屋内でも、立ちっぱなしでなかなか座れないことが多く、基本的に体力を使う仕事だと考えておいた方がよいでしょう。

設営を担当する場合、重い機材・荷物を運ぶことになり、かなりの力仕事となるのがほとんどです。途中でバテてしまわないよう、休憩時間にはしっかり体を休めるなどの自己管理が大切になります。

収入が安定しにくい

イベントがあるときだけの仕事なので、収入が安定しにくいというデメリットもあります。時給は比較的高めな傾向にあるものの、単発・短期間の仕事になるため、まとまった収入を得るのは難しいでしょう。

開催されるイベントの数が少ない時期には、収入が激減してしまうことも考えられます。イベントスタッフの仕事をしたい人は、収入が不安定にならないよう、他のバイトと掛け持ちしながら働くのがおすすめです。

イベントスタッフバイトに向いている人

整理券を配る

(出典) pixta.jp

イベントスタッフバイトは、どのような人に向いているのでしょうか?主な特徴を2つ紹介します。

人と接するのが好きな人

イベントスタッフバイトは、基本的にたくさんの人と関わる仕事なので、人と接するのが苦にならない人に向いています。スタッフ同士で協力して働かなければならないのはもちろん、来場者への対応も必要です。

特にイベント運営の場合、チケット販売・もぎり・来場客の誘導や案内・グッズ販売・問い合わせ対応など、ほぼ全ての仕事が人と関わらなければ成立しません。

イベント設営の場合でも、1人で黙々と作業するのではなく、スタッフ同士がコミュニケーションを取りながら連携して動きます。人と接するのが苦手な人には、難しい仕事かもしれません。

柔軟な対応力がある人

イベントごとに仕事内容が異なることもあるので、柔軟に対応できる人にも向いています。同じようなイベントでも、仕事のフローが違うことは珍しくありません。現場ごとのやり方を覚えられる柔軟性が必要です。

また、来場客からの問い合わせに答えなければならないことも多いため、その場の状況に応じた臨機応変な対応力も求められます。予想外のことが起こったときにも、冷静に判断して対応できる人に向いているでしょう。

イベントスタッフバイトは単発で稼げる仕事

イベントスタッフ

(出典) pixta.jp

イベントスタッフのバイトは、1日~数日間など単発での仕事が多く、比較的時給も高めなため、短期間で稼ぎたい人におすすめです。スタッフとして興味のあるイベントに参加できる可能性もあるなど、他のバイトでは味わえない魅力もあります。

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