臨床検査技師の面接対策を紹介!面接に臨む服装や注意点も確認

臨床検査技師の面接では、候補者の人柄や価値観、仕事に対する姿勢などをチェックされます。聞かれそうな質問を事前に把握し、回答を準備しておきましょう。身だしなみの注意点や、受け答えのコツについても解説します。

臨床検査技師の面接に向けた準備

臨床検査技師

(出典) pixta.jp

臨床検査技師とは、病院や検査センターで臨床検査に従事する職業です。採用試験では、小論文や筆記試験、書類審査などが行われ、最終的な候補者が絞り込まれます。

書類審査後の面接は、採用の可否を決める最も重要なプロセスの1つです。万全の準備で臨みましょう。

応募先までのルートをチェック

書類審査に通過した候補者には、採用担当者より面接の日時や場所が伝えられます。面接会場までスムーズに行けるように、自宅からのルートや所要時間、交通手段を確認しておきましょう。地図アプリを使えば、最短ルートと適切な交通手段が分かります。

面接会場には、おおよそ10分前に到着するのが理想です。天候や交通機関の乱れによって、到着時間が遅れる可能性があるため、時間に余裕を持って出発するのが望ましいでしょう。万が一の事態を考えて、迂回ルートも決めておくのが賢明です。

面接当日までに時間があれば、会場付近まで足を運んでみることをおすすめします。

企業研究・自分なりの回答を考える

臨床検査技師の採用面接では、志望動機や退職理由のほかにも、さまざまな質問がなされます。聞かれそうな質問をピックアップし、自分なりの回答を用意しておきましょう。

医師や看護師などの職業に比べ、臨床検査技師はそれほど知名度が高い仕事ではありません。「なぜ臨床検査技師を目指したのか」「チーム医療でどのような役割を果たしたいのか」といった点を質問される可能性は高いといえます。

応募時点で企業研究を行っている人が大半ですが、Webサイトやインタビュー記事、公式SNSなどを改めてチェックし、応募先への理解を深めることが重要です。

面接でよく聞かれる質問は?

面接の様子

(出典) pixta.jp

臨床検査技師の面接では、適性や資質、仕事へのモチベーションなどがチェックされます。聞かれそうな質問をあらかじめピックアップし、答える練習をしておきましょう。

退職・転職の理由

社会人経験がある人の場合、退職・転職の理由は必ずといってよいほど聞かれます。異業種からキャリアチェンジした人であれば、「転職を決めたきっかけは何か」「どんなキャリアプランを描いているのか」が問われるでしょう。

臨床検査技師の経験者の場合、「前の職場を離れなければならない理由」に注目が集まります。人間関係や給与の低さが本音であっても、以下のように前向きな理由を伝えるのがポイントです。

内視鏡検査の専門的な知識・スキルを磨き、早期がんの発見に貢献したいと考えています。現在の職場は内視鏡検査に携わる機会が少なく、キャリアプランを実現するために転職を決意しました。

長所・自己PR

面接官が長所や自己PRを求める理由は、候補者を採用するメリットを知るためです。ただの自慢話にならないように、自分の経験・スキルを臨床検査技師の仕事とひも付けながら話しましょう。

候補者のコミュニケーション力を測る目的もあるため、結論から簡潔に話すように心掛けます。時間の指定がない場合は、1分以内に収めるのが適切です。

例文を確認しましょう。

私の強みは、探究心が強いことです。気になったことは徹底的に調べると同時に、さまざまな人の意見を聞き、物事をあらゆる角度から捉える努力をしています。自分の探究心と粘り強さを、病気の早期発見に生かしたいと思います。

志望動機

面接官が志望動機を聞く理由は、志望度の高さや自社とのマッチ度合いを見極めるためです。内容に説得力を持たせるために、以下の2点を盛り込みましょう。

  • なぜ臨床検査技師を目指したのか
  • 数ある転職先の中でも、なぜ応募先を選んだのか

例えば以下のように答えると、採用担当者の心に響きます。

臨床検査技師を目指したきっかけは、祖母のがんです。内視鏡検査によって初期の胃がんが見つかり、幸いにも完全治癒しました。1人でも多くのがん患者の命を救いたいと考え、がん検診に注力している御院への転職を決めました。

御院では、チームワークを大切にされています。患者様に良質な医療を提供できるように、迅速な伝達とこまやかなコミュニケーションを心掛けたいと思います。

最近気になったニュースも

社会への関心やその人の価値観、人柄などを知る目的で、「最近気になったニュースは何ですか?」という質問をされる場合があります。ニュース選びのポイントは以下の通りです。

  • 1年以内のニュースを取り上げる
  • 信頼できる情報源である点を確かめる
  • 応募する職種・業種に関連性があるものを選ぶ
  • 暗すぎる話題は避ける

面接官は、ニュースの内容について聞きたいわけではありません。候補者の価値観や人柄を知るのが真の目的であるため、自分の意見をしっかり伝える必要があります。

逆質問では何を聞くべき?

面接を受ける女性

(出典) pixta.jp

面接官が質問して志望者が回答する形式で進みますが、面接の終盤では「何か質問はありませんか?」と聞かれるケースがあります。逆質問は、熱意や意欲を伝えるチャンスです。あらかじめ質問を用意しておきましょう。

面接官に響く逆質問のポイント

応募先で働く熱意がある人であれば、面接官に聞きたい内容は自然に浮かんでくるはずです。的確な質問ができれば、仕事への意欲や前向きさをアピールでき、相手に好印象を残せます。

質問内容に制限はありませんが、業務内容や必要なスキル、将来のビジョンに関するものが望ましいでしょう。例えば以下のように、質問は5つ以上考えておくと安心です。

御院の臨床検査技師には、どのような経歴の方がいらっしゃいますか?

活躍されている方に共通する点があれば教えてください。

臨床検査技師として活躍する上で、最も重要なスキルは何ですか?

入職後はどのような業務からスタートしますか?

忙しい時期や時間帯はありますか?

できれば避けたい対応・質問の例

面接では時間の許す限り、どんな質疑応答にも答えてくれるのが一般的です。入社後に理想と現実のギャップで悩まないためにも、聞きたい項目をピックアップしておきましょう。

質問の内容だけで採否が決まるわけではないものの、以下に挙げるような質問は避けるのが無難です。

  • 昇給やボーナス、休暇に関すること
  • Webサイトに記載がある内容
  • 面接官が既に話した内容

1次面接はお互いのマッチ度合いを確かめる機会のため、給与の交渉は行わないのが基本です。1次面接を通過した人や内定者には、条件を擦り合わせる場が別途設けられます。

面接に臨む際の身だしなみ

ネクタイを整える男性

(出典) pixta.jp

医療チームの一員である臨床検査技師には、清潔さが求められます。面接時の身だしなみは、受け答えの内容と同じぐらい重要視されるため、家を出る前に最終チェックを行いましょう。

男性の場合

男性は、黒・紺・ダークグレーなどのビジネススーツを着用します。ベルト・革靴・かばん・ネクタイは、落ち着いた色を選びましょう。ワイシャツは、白無地か淡い色が基本です。

面接での受け答えがどんなに立派でも、服装や髪形に不潔さが表れていれば、面接で落とされる可能性があります。男性は以下の点に注意しましょう。

  • 整髪剤で髪がべたついている
  • ひげのそり残しがある
  • スーツやワイシャツに汚れやしわがある
  • 靴が磨かれていない

入室後にコートを脱ぐのはマナー違反です。冬は面接会場の外でコートを脱ぎ、片方の腕にかけて歩きましょう。着席後は床に置いたかばんの上に乗せておきます。

女性の場合

女性は、黒・紺・ダークグレー・ベージュなどのスーツに、白無地か淡い色のブラウスを合わせます。靴は黒のローヒール(5cm以内)が基本で、ピンヒール・サンダル・ミュールはNGです。

普段メイクをしない人でも、面接にはナチュラルメイクで臨みましょう。医療従事者という職業柄、香水や柔軟剤の強い香りを漂わせていると、印象ダウンにつながります。華やかなアクセサリーやマニキュア、ブランド小物も控えなければなりません。

髪の色は自然な黒髪が無難ですが、ヘアカラーをするなら明るすぎない7レベルまでに抑えましょう。

事前準備と面接時の注意点

手帳のアップ

(出典) pixta.jp

面接で採用を勝ち取るには、事前準備を抜かりなく行うことが重要です。当日は、「自分が面接官だったらどう思うか」を考えながら、笑顔で受け答えをしましょう。好印象を与えるポイントと注意点を解説します。

回答内容を丸暗記しない

回答内容を事前に準備するのはよいですが、丸暗記は避けましょう。キーワードをピックアップし、話す順番を決めておけば、大抵の人はスムーズに受け答えができるはずです。

暗記をすると、内容を忘れた場合にパニックになる可能性が高い上、話し方が機械的になってしまいます。熱量が伝わらないばかりか、コミュニケーション能力が低いと判断されかねません。

面接では、言葉のスムーズなキャッチボールを意識しましょう。面接官の質問の意図をくみ取り、自分らしい表現で伝えるのがポイントです。

明るくポジティブに

臨床検査技師というと、黙々と仕事に打ち込むイメージがありますが、ほかの医療従事者や患者と接する場面が多く、コミュニケーション力の高さが要求されます。

面接での受け答えが機械的だったり、表情が暗かったりすると、面接官は「この人をメンバーに加えても大丈夫だろうか」という不安を抱く可能性があります。

緊張するのは仕方ないものの、明るくポジティブな姿勢を忘れないようにしましょう。意識したいポイントは以下の通りです。

  • 相手が聞き取りやすい話し方(声の大きさ・ペース)を意識する
  • 質問を最後まで聞いてから話す
  • 話すときは相手の目を見る
  • 背筋を伸ばす
  • 口角を上げ、無愛想な表情にならないようにする

最後まで気を抜かない

面接が終了した途端、緊張の糸がほどけてしまう人がいます。退出するや否やスマートフォンをいじりはじめたり、ネクタイを緩めたりするのは控えましょう。

面接会場の外で関係者に遭遇する可能性もあり、「面接時と態度がまったく違っていた」「マナーがなっていなかった」とうわさになるケースもあります。

常に緊張している必要はありませんが、誰かに見られて困る言動は慎みましょう。特に注意したい行動は以下の通りです。

  • 歩きながらスマートフォンをいじる
  • 電話をしながら会場の入り口付近をうろつく
  • 近くのカフェで仲間に面接の内容を報告する

質問内容を把握して自分ならではの回答を

面接を受ける就活生

(出典) pixta.jp

面接では誰もが緊張するものですが、事前にしっかり準備をしておけば、自信を持って面接に臨めます。面接で聞かれやすい質問を把握し、自分なりの回答を考えておきましょう。暗記に頼らず、要点のみを押さえておくのがポイントです。

臨床検査技師という職業柄、身だしなみは厳しくチェックされるため、服装や髪形の清潔感にも気を配る必要があります。

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